お通夜・お葬式

外国の方の葬儀に
参列する際の基本マナー

参列の際の服装は、派手な色を避けて

お葬式に参列して故人を偲ぶのは、万国共通。日本での葬儀は、喪服を着用して参列しますが、その国や宗教によってしきたりが異なるため、参列する際にはしきたりに従い、失礼のないようにしましょう。

一般的な外国での葬儀への参列は、派手な色を控えて紺やグレー、または普段着で参列することが多いようです。例えばアメリカの場合はおよそ7割の方がキリスト教を信仰していますが、日本のキリスト教式のお葬式とは異なります。

遺族と葬儀屋以外は黒一色である必要はなく、故人と面会するビューイングの際は、派手な色を避ければ問題ないとされています。

中国においても、喪服という文化がありません。古来より陰陽五行説に由来して、青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の五色にそれぞれ意味を持たせています。「白」は古来より「死」を意味し、中国の葬儀では白、もしくは西洋の喪服の定番である黒色の服を着用するというのが主流となっています。

香典は必要ありません

海外において、香典を渡すという風習はありません。アメリカでは香典の代わりに、お葬式が行われる教会へ、Sympathy Card(シンパシーカード)と呼ばれるものを添えてお花を贈るのが基本です。故人や遺族の意向で、生花を受け付けないと書かれていたら、カードだけを贈りましょう。

お悔み・お返しを贈る

  • ※記載されている内容は、地域・時代・慣習・商品によって異なる場合があります。
  • ※相場の金額は、三越伊勢丹の店頭にて、数多くのご相談を受けてアドバイスしてきた金額です。ただしあくまでも目安です。
    お付き合いの度合いや、地域によっても変わってきます。判断に迷ったときは、少し多めの金額にするとよいでしょう。
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