出産内祝い

出産祝いのお返し、
内祝いには何を贈る?

  1. 内祝いは生後30日前後に。
  2. お返しはお祝いの3分の1から半分が目安。

内祝いは生後30日前後に

出産祝いに対するお礼は、内祝いとして贈ります。赤ちゃんが周囲の人々に祝福を受けたことへのお礼、そして今後も見守っていただけるよう、心を込めて贈り物をしましょう。

内祝いとは本来、お返しというよりは自分たちで祝う自祝いのことで、自ら喜びを分かちたいときに贈るものです。「誕生を内々に祝いました。赤ちゃんの名前は○○ですので、よろしくお願いいたします」というお披露目の意味を持っています。

内祝いを贈る時期としては、お七夜、命名が済み、お宮参りの前後、生後30日前後に贈るのが一般的です。表書きには、「内祝」として紅白もろわな結びののし紙に、赤ちゃんの名前を書きます。のし紙は、赤ちゃんの名前の両脇に「犬張り子」と「でんでん太鼓」の絵が印刷されたものをかけます。

「犬張り子」とは犬の形をした紙を貼った竹細工のおもちゃで、この2つには「子どもの成長を願い、邪気を祓って子どもを守る力がある」という思いが込められています。また、品物には親の名でお礼状を添えるとよいでしょう。

お返しはお祝いの
3分の1から半分が目安

出産内祝いの金額は一般に3分の1から半分が目安とされており、その相場は関係性や金額によっても変わります。

基本的には半分位が目安です。両親や親しい親戚から高額をいただいた時はご好意に甘え、3分の1位でもよいでしょう。赤ちゃんの成長の様子を報告し、感謝の気持ちを伝えると喜ばれます。

お礼状に赤ちゃんの写真を添えつつ、赤ちゃんの名前や写真をラベルに入れたワイン・日本酒、名入れカステラ、生まれた時の体重分のお米などを贈るのも楽しいものです。

会社関係で言えば、連名でお祝いをいただいた場合は、一人一人に内祝いすると丁寧です。その際、一人の負担額が少額でもかまいませんので、感謝の気持ちと共に贈りましょう。

出産内祝

  • 出産内祝いの熨斗(のし)紙、表書きの書き方、選び方
  • 〈 のし紙 〉

    • ●紅白もろわな結びののし紙
    • ●紅白もろわな結びの犬張り子ののし紙
  • 〈 表書きの種類 〉

    • ●内祝
    • ●出産内祝
  • 〈 名入れ 〉

    • ●赤ちゃんの名前
      ※読み方のふりがなを振ります。

お祝い・お返しを贈る

  • ※記載されている内容は、地域・時代・慣習・商品によって異なる場合があります。
  • ※相場の金額は、三越伊勢丹の店頭にて、数多くのご相談を受けてアドバイスしてきた金額です。ただしあくまでも目安です。
    お付き合いの度合いや、地域によっても変わってきます。判断に迷ったときは、少し多めの金額にするとよいでしょう。
    逆に、年齢などにより金額が少なくなる場合もあります。
  • ※かけ紙の表書きは代表的なものを記載しています。

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