葬儀でお世話になった
方へのお礼
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仏式
葬儀を手伝ってくださった
方へのお礼
通夜や葬儀を手伝ってくださった方には、喪主としてこころを込めてお礼をする必要があります。葬儀委員など重要な役割を担ってくださった方には、一両日中に商品券、ビール券、お食事券などのお礼の品、または金子を持参してお礼を申し上げましょう。世話人代表(葬儀委員長など)の方には、帰りにお車代を渡す配慮も必要です。
それ以外の雑務を手伝ってくださった方々には、「御礼」「志」などとして金子でお礼を差し上げることが多くなっています。金額は数千円〜1万円位が目安です。また、食事会をひらいて労をねぎらうのもよいでしょう。品物でお返しする場合は、タオルなど実用的なものがよいとされています。
世話人へのお礼/
関係者へのお礼
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〈 かけ紙 〉
- ●黒白、黄白ま結び、またはあわび結びの不祝儀袋
- ●白無地袋
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〈 表書きの種類 〉
- ●御礼
- ●志
- ●御車代
僧侶の方やお寺へのお礼
葬儀当日にわざわざ来ていただいた場合には「御車代」、お食事を差し上げない場合は「御膳料」としてお渡しします。葬儀後数日中に、お礼の挨拶に伺い、その時に「御布施」(戒名料を含む)を届けます。最近はお布施も当日にお渡しすることも多くなっています。
お布施を包むときは、「御布施」と表書きし、白無地袋に入れます。お渡しする際は直接手渡しではなく、お盆やお盆代りの菓子折りなどの上に乗せて差し上げると丁寧でよいでしょう。一般的な相場はありませんが、檀家の取り決めがある場合もありますので、直接お尋ねになるとよいでしょう。葬儀社に手配していただいた僧侶の方であれば、その葬儀社にお聞きになるとよいでしょう。
僧侶の方や寺へのお礼
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〈 かけ紙 〉
- ●白無地袋
- ●黒白または双銀、黄白ま結びかあわび結びの不祝儀袋
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〈 表書きの種類 〉
- ●御布施
- ●御法礼
- ●御礼
御車代・御膳料など
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〈 かけ紙 〉
- ●白無地袋
- ●黒白または双銀、黄白ま結びかあわび結びの不祝儀袋
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〈 表書きの種類 〉
- ●御車代
- ●御膳料
- ●御斎料(おときりょう)
※「御布施」の袋より控えめなものを選ぶ。
神式
葬儀でお世話になった方へのお礼
仏式と同様に葬儀を手伝っていただいた方にはこころを込めてお礼をしましょう。
お礼を入れる袋は白無地袋を基本に、表書きには「御礼」「お礼」などとし、金券や品物を贈るなら、黒白、黄白などの水引でもよいでしょう。
神式の葬儀のお礼
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〈 かけ紙 〉
- ●白無地袋
- ●黒白、黄白ま結びのかけ紙(品物の場合)
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〈 表書きの種類 〉
- ●御礼
- ●お礼
神官の方へのお礼と
葬儀場の席料を払うときの体裁
神官へのお礼は「御榊料」などの表書きをし、白無地袋に入れます。翌日か翌々日に持参するとよいでしょう。直会(なおらい)に参加されない場合は、お食事代を「御膳料」として当日お渡しします。斎場へは白無地袋に「御席料」と表書きをして、お渡しします。
神官の方へのお礼(1)
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〈 かけ紙 〉
- ●白無地袋
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〈 表書きの種類 〉
- ●御榊料
- ●御玉串料
- ●御神饌料
- ●御礼
- ●御祈祷料
- ●御祭祀料
神官の方へのお礼(2)
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〈 かけ紙 〉
- ●白無地袋
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〈 表書きの種類 〉
- (1)御膳料
- (2)御車代
斎場へのお礼
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〈 かけ紙 〉
- ●白無地袋
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〈 表書きの種類 〉
- ●御席料
- ●御礼
キリスト教式
教会での葬儀関係者へのお礼
教会へのお礼は、式場料の代わりに相応の献金をするのが一般的です。神父ないし牧師の方へのお礼、オルガン奏者や、聖歌隊へのお礼など関係者それぞれに感謝の気持ちを表すこともあります。表書きは、カトリックとプロテスタントで異なる場合もあります。
また、キリスト教では仏式のような香典返しのしきたりはありません。しかし、カトリックの場合、30日目の追悼ミサ、プロテスタントの場合は1カ月後の召天記念日の頃に、故人を偲ぶような品物をご挨拶状を添えて贈るのが通例です。
教会へのお礼
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〈 かけ紙 〉
- ●白無地袋
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〈 表書きの種類 〉
- ●献金
- ●御禮
- ●御花料
神父・牧師・オルガン奏者・聖歌隊へのお礼
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〈 かけ紙 〉
- ●白無地袋
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〈 表書きの種類 〉
- ●献金
- ●御礼
- ●御禮
- ●お礼
キリスト教のご返礼
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〈 かけ紙 〉
- ●黒白、黄白ま結びのかけ紙
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〈 表書きの種類 〉
- ●感謝
- ●志
- ●偲草
- ●御礼
- ●御禮
お礼・お返しを贈る
- ※記載されている内容は、地域・時代・慣習・商品によって異なる場合があります。
- ※相場の金額は、三越伊勢丹の店頭にて、数多くのご相談を受けてアドバイスしてきた金額です。ただしあくまでも目安です。
お付き合いの度合いや、地域によっても変わってきます。判断に迷ったときは、少し多めの金額にするとよいでしょう。
逆に、年齢などにより金額が少なくなる場合もあります。 - ※かけ紙の表書きは代表的なものを記載しています。