お香典を賜った方へ、感謝の気持ちを込めてお贈りする香典返し。なかでもお菓子は、日持ちがして分けやすく、幅広い年代の方に喜ばれる定番の品です。この記事では、弔事にふさわしい和菓子・洋菓子の選び方やおすすめの品、かけ紙などのマナーまで丁寧にご紹介します。
香典返しのお菓子の選び方
香典返しは、不幸をあとに残さないという考えから、食料品や洗剤・石けんなどの「消えもの」を贈るのが通例です。
そのなかでもお菓子は、幅広い年代の方に喜んでいただける「消えもの」の代表格として、古くから弔事の返礼に広く選ばれてきました。
ここでは、感謝の気持ちを伝える香典返しにふさわしい、お菓子の選び方のポイントを詳しくご紹介します。
家庭や職場で分けやすい、日持ちがして個包装のものがおすすめ
香典返しのお菓子は、受け取った方が召しあがりやすいものを選ぶことが大切です。
ご家庭でも職場でも分けやすいよう、ひとつずつ個包装されたものや、小分けの袋入りになったものを選ぶとよいでしょう。
また、いつ召しあがるかは相手のご都合によるため、日持ちのするものを選ぶと相手に気を遣わせません。
焼菓子や羊羹、米菓など、常温で保存でき賞味期限に余裕のある品であれば、忙しい方にも負担なく受け取っていただけます。
落ち着いた上品な品を選び、和菓子・洋菓子は贈り先で使い分ける
弔事の返礼には、華やかすぎない、落ち着いた色合いや包装の品を選ぶことを心がけましょう。派手な装飾を避け、静かに感謝が伝わる上品な佇まいのお菓子を選ぶのがおすすめです。
和菓子と洋菓子は、贈る相手に合わせて使い分けると心遣いが伝わりやすくなります。
年配の方や目上の方には羊羹やあられといった和菓子を、洋菓子を好まれる方や小さなお子さまのいるご家庭には焼菓子やクッキーを選ぶなど、相手の顔を思い浮かべて選ぶとよいでしょう。
香典返しにおすすめのお菓子5選|三越伊勢丹の和菓子・洋菓子
ここからは、三越伊勢丹オンラインギフトストアで選べる、香典返しにおすすめのお菓子をご紹介します。個包装で日持ちがよく、どなたにも召しあがっていただきやすい和菓子・洋菓子を集めました。
第1位:<とらや>小形羊羹16本入|改まった弔事の返礼にふさわしい、老舗の本格羊羹
第2位:<ノワ・ドゥ・ブール>フィナンシェ・マドレーヌ詰合せ|バターが香る、しっとり上品な焼菓子の詰合せ
第3位:<赤坂柿山>あ・ら・かしこ|ひと口ずつ個包装された、上質な米菓の詰合せ
第4位:<ゴディバ>ダーク&ホワイトラングドシャクッキー アソートメント|軽やかな口あたりの上品なラングドシャ
第5位:<小布施堂>栗鹿ノ子ミニ6個入|信州小布施の栗を味わう、個包装で上品な栗菓子
価格帯別に選ぶ香典返しにおすすめのお菓子
香典返しの金額は、いただいたお香典の3分の1〜半額程度を目安とする「半返し」が基本です。お返しの予算に合わせて選びやすいよう、価格帯別におすすめのお菓子をご紹介します。
3,000円未満のお菓子
5,000円程度のお香典をいただいた方へのお返しの相場は、1,700円〜2,500円程度です。個包装で分けやすい焼菓子や米菓など、気兼ねなく受け取っていただける3,000円未満のお菓子を集めました。
3,000円〜4,000円台のお菓子
半返しの目安が3,000円〜4,000円台にあたる場合は、少し華やかさのあるお菓子を選ぶとよいでしょう。三越伊勢丹オンラインギフトストアでは、感謝の気持ちを丁寧に伝えられる和菓子・洋菓子を取り揃えています。
5,000円〜9,000円台のお菓子
10,000円〜30,000円のお香典をいただいた方へのお返しにふさわしい、5,000円〜9,000円台のお菓子をご紹介します。老舗の銘菓や上質な詰合せギフトで、礼を尽くしたお返しがかないます。
種類別に選ぶ香典返しにおすすめのお菓子
香典返しのお菓子は、贈る相手の年齢層や好みに合わせて選ぶのも大切です。上品な和菓子、親しみやすい洋菓子、お菓子と飲料を組み合わせたギフトの3つのタイプから、香典返しにふさわしい品物をご紹介します。
香典返しにおすすめの上品な和菓子
羊羹やあられなどの和菓子は、年配の方や目上の方への香典返しによく選ばれている贈り物です。静かに感謝を伝える弔事の場にふさわしい、品格を備えた和菓子ギフトをご用意しています。
幅広い年代の方に喜ばれる洋菓子
フィナンシェやクッキーなどの焼菓子は、幅広い年代に親しまれ、洋菓子を好む方やご家族へのお返しにも喜んでいただけます。個包装で分けやすく、日持ちがする点も香典返しに向いています。
お菓子と飲料のギフト
お菓子に日本茶やコーヒー、紅茶を組み合わせたギフトは、深い感謝とともに、ひと息つくやすらぎの時間をお届けできる贈り物です。お菓子だけでは物足りないと感じる場合や、より丁寧にお返ししたい場合におすすめです。
香典返しの基本マナー|時期・金額相場・かけ紙・挨拶状
香典返しをお贈りするにあたって、あらかじめ確認しておきたい基本的なマナーをご紹介します。感謝の意を礼儀正しくお伝えできるよう、「贈るタイミング」「費用の目安」「かけ紙」「挨拶状」の4つのポイントを押さえておきましょう。
香典返しを贈る時期|忌明け返しと当日返し
香典返しをお贈りする時期は、主に「忌明け返し」と「当日返し(即日返し)」の2つの形式に分かれます。
- 忌明け返し:四十九日などの忌明け法要を終えた後に品物をお届けする一般的な方法です。
- 当日返し(即日返し):お通夜や葬儀の当日にその場で感謝の気持ちを込めて直接お渡しする方法です。
当日返しの場合は、いただいた香典の金額によらず、一律の返礼品を用意することになります。そのため、高額の香典をいただいた方には、四十九日の忌明けを迎えた後に、改めて挨拶状を添えて品物をお贈りする対応が多く見られます。
※神式では、忌明けに相当する「五十日祭」の後に、挨拶状を添えて返礼の品物を贈るのが一般的です。
※キリスト教式(カトリック・プロテスタント)では本来香典返しのしきたりはありませんが、カトリックは30日目の追悼ミサ、プロテスタントは1ヶ月後の召天記念日の頃に、挨拶状を添えて品物を贈ることが通例となっています。
金額の目安|「半返し」を基本に
いただいたお香典の3分の1〜半額程度をお返しするのが香典返しの目安とされ、これを「半返し」と呼びます。
なお、親族から高額のお香典をいただいた場合は相互扶助の意味合いが強いため、一般的な目安金額にこだわる必要はないとされています。
また、現役のご主人を亡くされた場合など、ご遺族の状況や今後の生活によっては、心ばかりの品をお返しするだけでも差し支えありません。
「のし紙」ではなく「かけ紙」を使うのが弔事のマナー
お通夜や葬儀、法要など弔事の贈り物や返礼品には、「のし紙」ではなく「かけ紙」を使うのがマナーです。
そもそも「のし紙」とは、水引と右上の飾りである「のし」の両方が印刷されたものを指し、「かけ紙」はのしがなく水引だけが印刷されたものを指します。
「のし」は元々、あわびを引き伸ばして乾燥させた「のしあわび」に由来しており、一般的な贈答と慶事にのみ使われます。弔事では「生臭物を忌み嫌う」という考え方があるため、海産物(生臭物)に由来する「のし」がついたものは使いません。
香典返しなどの弔事には、必ず「のし」のない「かけ紙」を使用しましょう。

香典返しのかけ紙の水引・表書き
香典返しのかけ紙には、「黒白のま結び(結び切り)」の水引を用い、表書きは「志」とするのが基本です。
ま結び(結び切り)には、「悲しみが二度と繰り返されないように」という願いが込められています。
なお、水引の色や表書きは地域や宗教によって異なります。関西地方などでは、四十九日が満ちたという意味で「満中陰志」、繰り上げて忌明けとする場合には「忌明志」とし、黄白のま結び(結び切り)の水引を用いることが多くみられます。
また、神式では表書きを「偲草」や「志」、キリスト教式では「志」「感謝」などとします。神式・キリスト教式の場合、かけ紙は蓮の模様のないものを使用する点にも注意しましょう。

- かけ紙:黒白のま結び(結び切り)
- 表書き:「志」
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- かけ紙:黄白のま結び(結び切り)
- 表書き:「満中陰志」「忌明志」
※関西地方などの場合
香典返しには「挨拶状」を添えて感謝を伝える
香典返しには、お香典へのお礼と忌明けのご報告を兼ねた挨拶状を添えるのが丁寧な作法です。挨拶状には、お香典をいただいたことへの感謝と、四十九日の法要を滞りなく終えたことへのご報告を記します。
挨拶状を付ける場合は、かけ紙と箱の間に挨拶状を入れてお贈りしましょう。三越伊勢丹オンラインギフトストアでは、香典返しに添える挨拶状(メッセージカード)のご用意も無料で承っています。
故人を偲んでくださった方へ、感謝を込めたお菓子を
大切な方を見送る慌ただしい日々のなかで、そっと寄り添い、心を寄せてくださった方々。香典返しは、その温かな心遣いへの深い感謝と、無事に忌明けを迎えたご報告をお伝えする大切な贈り物です。
日持ちがして配りやすいお菓子は、年齢を問わず召しあがっていただける香典返しの定番です。
三越伊勢丹オンラインギフトストアでは、マナーに沿ったかけ紙の手配や、香典返しに添えるご挨拶状のご用意も承っております。
故人を偲んでくださった方々へ、言葉に尽くせない感謝の気持ちを上質なお菓子に込めてお贈りください。
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