香典をいただいた方へ、静かに感謝をお伝えする香典返し。なかでもタオルは、どなたの毎日にも寄り添う実用的な品として、弔事の返礼に広く選ばれています。この記事では、香典返しにふさわしいタオルの選び方や三越伊勢丹おすすめの品、かけ紙などの香典返しマナーまで丁寧にご紹介します。
香典返しにタオルが選ばれる理由は?贈る意味を解説
香典返しの品物は、食べ物や飲み物などといった「消えもの」や、「日常使いできる実用品」を選ぶのが基本です。お茶やお菓子と並び、タオルも香典返しの定番として長年親しまれてきました。
食品とは異なり、味の好みやアレルギー、食事制限などの心配がなく、世代や世帯人数、宗派を問わずに喜んでいただけます。何枚あっても困らない実用性の高さも、相手に気を遣わせない贈り物として選ばれている理由のひとつです。
お香典をいただいた方は、大変な時期に故人を偲び、温かい心を寄せてくださった方々です。そうしたお気遣いに対し、日々使うタオルを贈ることは、日常のふとした瞬間に感謝の想いをそっと伝えることへとつながります。
控えめでありながら暮らしに役立つタオルは、言葉にしきれない感謝を託すのに適した返礼品です。
香典返しのタオルの選び方
ひと口にタオルギフトと言っても、色柄や品質、価格帯によって弔事の返し物としてのふさわしさは異なります。香典返しでタオルを贈る際に確認しておきたい3つのポイントをまとめました。
落ち着いた色・織り柄のものを選ぶ
香典返しに適しているのは、主張しすぎない静かで落ち着いた佇まいの品です。
白やアイボリー、淡いグレー、深みのあるブルーなど、シックで控えめな色合いのタオルを選ぶと、弔事の返礼品としてなじみます。
また、織り柄に関しても、華美な意匠や紅白などの配色は避け、無地や古典文様といった上品で穏やかな印象の柄を選ぶのが望ましいでしょう。
シーンを選ばないシンプルなデザインであれば、お贈りする方の年齢やライフスタイルにかかわらず、日々の暮らしの中で気軽にお使いいただけます。
確かな品質・ブランドのものを選ぶ
タオルは毎日使う品だからこそ、品質への配慮が欠かせません。
香典返しの定番となっているタオルギフトには、確かな品質を誇る今治タオルブランド認定の日本製商品が多数展開されています。
認定番号付きのアイテムは産地や製法が明確なため、フォーマルなお返しにも安心して選べます。肌触りや使い心地を考慮しながら適した品を選ぶとよいでしょう。
香典返しの相場に合う価格帯のものを選ぶ
一般的に、香典返しの相場は、いただいた金額の3分の1~半額程度(半返し)です。
タオルギフトは、手頃な品から格式高い品まで価格帯が幅広いため、いただいたお香典の額に応じた金額を目安に選ぶのが基本です。
【金額に応じたお返しの目安】
- 5,000円のお香典:3,000円未満の品
- 10,000円のお香典:3,000円〜4,000円台の品
- 20,000円前後のお香典:5,000円〜9,000円台の品
- 30,000円以上のお香典:10,000円以上の品
同等の価格帯であっても、タオルの枚数や組み合わせによって相手に与える印象は変わります。お贈りする方との間柄に配慮し、感謝と丁寧な気持ちがしっかり伝わるギフトを吟味して選びましょう。
香典返しにおすすめのタオル5選|三越伊勢丹の上質なタオルギフト
ここからは、香典返しに選ばれている三越伊勢丹のタオルギフトを5点ご紹介します。いずれも今治タオルブランド認定を受けた日本製で、弔事の返礼になじむ落ち着いた佇まいの品を集めました。
第1位:<今治輪奈織紋様>タオルセット|輪奈織の紋様が静かな心遣いを伝える
第2位:<今治謹製>白織タオル タオルセット|白一色で仕立てた、改まった返礼にふさわしい佇まい
第3位:<白妙の結>タオルセット|さらりとした綿の肌ざわりで、幅広い年代の方に
第4位:<楠橋紋織謹製 天の川>タオルセット|紋織の奥ゆかしい表情が、改まった相手への返礼に
第5位:<渡辺パイル>スワン タオルセット(ブルー)|丁重な返礼に品格を添える老舗のタオル
価格帯別に選ぶ香典返しにおすすめのタオル
香典返しの相場は、いただいた金額の3分の1~半額程度(半返し)です。ここでは、相場の目安ごとに、香典返しにおすすめのタオルギフトをご紹介します。
3,000円未満のタオル|当日返しや少額の香典への返礼に
5,000円程度の香典に対する返礼や、通夜・葬儀の当日にお渡しする当日返しには、3,000円未満のタオルが選びやすい価格帯です。フェイスタオルやウォッシュタオルの組み合わせなら、お持ち帰りいただく際にもかさばりません。
3,000円台〜4,000円台のタオル|友人・知人などへの香典返しに
10,000円ほどの香典をいただいた友人や知人、職場関係の方への忌明け返しには、3,000円台~4,000円台のタオルがおすすめです。日常で使いやすい枚数のセットを選ぶと重宝していただけます。
5,000円台〜9,000円台のタオル|改まった相手への返礼に
20,000円前後の香典をいただいた親族や親しい間柄の方へは、5,000円台~9,000円台の価格帯が目安になります。今治タオルブランド認定品のように、産地や仕立てが明らかな品であれば、礼を尽くした返礼がかないます。
10,000円以上のタオル・寝具|高額の香典をいただいた方へ
30,000円以上の高額の香典をいただいた親族や目上の方へは、10,000円以上のタオルセットや寝具が候補になります。バスタオルを複数枚含むセットやタオルケットなど、暮らしの中で長く使っていただける品を選ぶとよいでしょう。
種類別に選ぶ香典返しにおすすめのタオル
タオルギフトは、組み合わせる種類によって使い勝手が変わります。贈る相手の暮らしを思い描きながら選びましょう。
フェイスタオル・ウォッシュタオルのセット|日常使いしやすい上質なタオルギフト
フェイスタオルやウォッシュタオルは、洗面所やキッチン、外出先など出番が多く、枚数が増えても困りにくいタオルです。軽くてかさばらないため、当日返しの品としてもおすすめです。
バスタオルを含むタオルセット|バスタイムにも重宝していただける贈り物
バスタオルを合わせたセットは、一日の終わりのバスタイムに心地よくお使いいただける、ボリューム感のある品です。ご家族の人数が多いご家庭ほど頻繁に使われるため、複数枚の組み合わせは重宝されます。
香典返しの基本マナー|時期・金額相場・かけ紙・挨拶状
香典返しをお贈りするにあたって、あらかじめ確認しておきたい基本的なマナーをご紹介します。感謝の意を礼儀正しくお伝えできるよう、「贈るタイミング」「費用の目安」「かけ紙」「挨拶状」の4つのポイントを押さえておきましょう。
香典返しを贈る時期|忌明け返しと当日返し
香典返しをお贈りする時期は、主に「忌明け返し」と「当日返し(即日返し)」の2つの形式に分かれます。
- 忌明け返し
四十九日などの忌明け法要を終えた後に品物をお届けする一般的な方法です。 - 当日返し(即日返し)
お通夜や葬儀の当日にその場で感謝の気持ちを込めて直接お渡しする方法です。お持ち帰りいただく品物になるため、かさばらず、小さくて軽い物を選ぶと良いでしょう。
当日返しの場合は、いただいた香典の金額によらず、一律の返礼品を用意することになります。そのため、高額の香典をいただいた方には、四十九日の忌明けを迎えた後に、改めて挨拶状を添えて品物をお贈りする対応が多く見られます。
※神式では、忌明けに相当する「五十日祭」の後に、挨拶状を添えて返礼の品物を贈るのが一般的です。
※キリスト教式(カトリック・プロテスタント)では本来香典返しのしきたりはありませんが、カトリックは30日目の追悼ミサ、プロテスタントは1ヶ月後の召天記念日の頃に、挨拶状を添えて品物を贈ることが通例となっています。
金額の目安|「半返し」を基本に
いただいたお香典の3分の1〜半額程度をお返しするのが香典返しの目安とされ、これを「半返し」と呼びます。
なお、親族から高額のお香典をいただいた場合は相互扶助の意味合いが強いため、一般的な目安金額にこだわる必要はないとされています。
また、現役のご主人を亡くされた場合など、ご遺族の状況や今後の生活によっては、心ばかりの品をお返しするだけでも差し支えありません。
「のし紙」ではなく「かけ紙」を使うのが弔事のマナー
お通夜や葬儀、法要など弔事の贈り物や返礼品には、「のし紙」ではなく「かけ紙」を使うのがマナーです。
そもそも「のし紙」とは、水引と右上の飾りである「のし」の両方が印刷されたものを指し、「かけ紙」はのしがなく水引だけが印刷されたものを指します。
「のし」は元々、あわびを引き伸ばして乾燥させた「のしあわび」に由来しており、一般的な贈答と慶事にのみ使われます。弔事では「生臭物を忌み嫌う」という考え方があるため、海産物(生臭物)に由来する「のし」がついたものは使いません。
香典返しなどの弔事には、必ず「のし」のない「かけ紙」を使用しましょう。

香典返しのかけ紙の水引・表書き
香典返しのかけ紙には、「黒白のま結び(結び切り)」の水引を用い、表書きは「志」とするのが基本です。
ま結び(結び切り)には、「悲しみが二度と繰り返されないように」という願いが込められています。
なお、水引の色や表書きは地域や宗教によって異なります。関西地方などでは、四十九日が満ちたという意味で「満中陰志」、繰り上げて忌明けとする場合には「忌明志」とし、黄白のま結び(結び切り)の水引を用いることが多くみられます。
また、神式では表書きを「偲草」や「志」、キリスト教式では「志」「感謝」などとします。神式・キリスト教式の場合、かけ紙は蓮の模様のないものを使用する点にも注意しましょう。

- かけ紙:黒白のま結び(結び切り)
- 表書き:「志」
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- かけ紙:黄白のま結び(結び切り)
- 表書き:「満中陰志」「忌明志」
※関西地方などの場合
香典返しには「挨拶状」を添えて感謝を伝える
香典返しには、お香典へのお礼と忌明けのご報告を兼ねた挨拶状を添えるのが丁寧な作法です。挨拶状には、お香典をいただいたことへの感謝と、四十九日の法要を滞りなく終えたことへのご報告を記します。
挨拶状を付ける場合は、かけ紙と箱の間に挨拶状を入れてお贈りしましょう。三越伊勢丹オンラインギフトストアでは、香典返しに添える挨拶状(メッセージカード)のご用意も無料で承っています。
毎日の暮らしにそっと寄り添うタオルに、深い感謝を託して
慌ただしく過ぎた葬儀からの日々を、支えてくださった方々。香典返しは、そのお心遣いへの深い感謝と、忌明けを迎えたご報告を静かにお伝えする贈り物です。
毎日手に取るタオルは、受け取った方の暮らしのそばに長く寄り添います。
三越伊勢丹オンラインギフトストアでは、かけ紙の手配とあわせて、弔事の返礼になじむタオルギフトをご用意しています。故人を偲んでくださった方々への「ありがとう」を、上質なタオルに託してみてください。
香典返しにおすすめのカタログギフト一覧






