キッチンダイニング

深川製磁 130周年記念『悠久の時が創る工芸』

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2025/02/04

深川製磁が130年目に挑戦した選りすぐりの工芸作品たち。「明治の貿易品」にインスパイアされた意匠の作品から、創業以来伝承し続けてきた職人たちの「技と心」を感じていただけます。

 

さらに、谷窯(登り窯)の新作もご紹介。薪を焚きその灰を自然の釉薬として溶け込ませながら磁器を焼くことで、一つとして同じものはない魅力的な器が並びます。創業から変わらない「深川様式の魅力」を存分にお楽しみください。

 

 

【深川製磁】

明治27年創業の有田焼の窯元です。明治33年に開催されたパリ万国博覧会では金賞を受賞しました。

すべての作品づくりは、明治から脈々と伝統を継承し続けている工房で行われています。

創業以来変わることのない精巧な手作業の工程と職人たちの技巧は、今なお世界中の陶磁器愛好家垂涎の作品を生み出し続けています。

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商品名:古代青磁釉椿文様 手造大鉢

価格:880,000円

サイズ:約直径28㎝×高さ11.5cm

 

形姿は永らく皇室御用品のロクロ成形を担当した伝統工芸士の村島昭文によるもの、ふくよかで凛とした形の深鉢となっています。染付を担当する伝統工芸士の馬場松華は、強い濃淡で椿を描くことによってこの青磁釉の美しさを際立たせております泉山陶土を配合した独自の青磁釉を自社で開発し、渋いオリーブグリーンの色を持ち、かつ透明感を持つこれまでに無い美しい青磁となりました。

 

青磁は、中国で生まれ遥かアフリカ大陸まで旅をする程、世界中に愛好されてきた陶磁器です。130周年の記念に挑戦した逸品です。椿は春を迎える季節に開花するので、春を告げる花とも呼ばれ、凛とした美しい佇まいが特徴です。 

 

 

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商品名:古代青磁錦手盆栽図 太鼓型水指

価格:660,000円

サイズ:約径9×22×高さ17.5㎝

 

盆栽をモチーフに古代青磁釉を施した水注です。日本における盆栽の歴史は古く「日本の精神文化」を形にしたものといわれていいます。何度も錦絵具を重ねて深みを出し、裏側に描く青銅器鉢の色具合が見事な作品です。絵付け担当は伝統工芸士小杉優春氏。 

 

 

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商品名:ボンボンポット 釉下彩りんどう/紅外濃み桜に苺文様

価格:各132,000円

サイズ:約8×11.5×高さ9㎝

 

小さくて可愛いかたちをしているボンボンポットは創業以来、継承してきた深川製磁の代表的な技法を施しております。19世紀に欧州のコレクターに珍重されたデザインでもあり、テクニカルな技を駆使し、人の手のぬくもりや味が美感として感じられるところに面白味がある作品です。130周年を記念して制作した作品です。

 

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商品名:ペルシャ唐草 碗皿

価格:330,000円

サイズ:約口径17×高さ8.5㎝

 

唐草はペルシャではアラベスク文様と呼ばれ、古今東西の人々に愛されている古典的文様です。本作のペルシャ唐草は、19世紀に生まれた「釉下彩」を施し、1350度で本焼成した後に、さらに赤絵を施した世界でも珍しい染錦技法で彩色したモダンな作品となっております。130周年を記念して制作した作品です。

 

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商品名:ボンボニエール 淡彩赤絵柿に雀/淡彩赤絵こがらにハマナス

価格:各165,000円

サイズ:約直径9×高さ6㎝

 

皇室では、ご慶事や特別な記念日のお引出物として「銀、漆、陶磁」の素材の中から ボンボニエールと呼ばれている小さな蓋物を贈りものにされました。130周年の節目に作られた蓋物は、明治の貿易品の図案を基に明治大正時代のロマン漂う極上の蓋物に仕上げました。釉上に描いた柔らかな色絵は、明治大正の朦朧体(もうろうたい)をイメージして描いており100年ぶりに再現しました。

 

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商品名:アルテ・ウァン 侘び梅/波がしら紋様/雲取り紋様

価格:各14,300円

サイズ:約口径11.5cm×高さ8.5cm (容量250ml)

 

2024年の創業130周年を記念して「アルテ・ウァン」シリーズに新作が誕生しました。マットな質感部分にはひとつひとつ、職人により筆入れあとが表情として残っております。料理映えするかたちなので、小どんぶりからぜんざいやサラダやスープなど様々なメニューでお使いいただけます。深川製磁が追求してきた「日本のかたち」は、使い易さへのこだわりから生まれてくる生活美でもあります。手に持って馴染みが良いうつわ、お料理に合わせ様々なシチュエーションで活躍する使い勝手の良いかたちモダンと工芸が見事に調和した器です。

 

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深川製磁では、ガスや電気を使わない江戸時代からの磁器づくりを次世代へと受け継ぐため、昔ながらの「登り窯」を使った焼成に毎年挑戦しています。16世紀末に日本に伝わった「登り窯」。薪を焚き、その灰を自然の釉薬として溶け込ませながら焼く窯です。

 

薪を使った原始的な登り窯で1350℃まで温度を上げるのは、ガスを使った現代的な窯と比較しても至難の技。

焼成にかかる時間は、その日の気温や湿度によっても異なり、およそ30〜50時間ほど。その間、職人たちが交代で火の番をします。焼き上げたあとは約20日間をかけて自然冷却し、ようやく作品がお目見えとなります。

 

↓深川製磁のオンラインサイトはこちらから↓ 

タイトル:深川製磁 130周年記念『悠久の時が創る工芸』

会期:2/19(水)-2/25(火)

場所:本館5階キッチンダイニング/アーティストピース

 

 

※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。

※価格はすべて、税込です。

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本館5階 | リビング

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