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Arch DAICHI MIURA ART EXHIBITION

2026年2月27日(金)~3月8日(日)[最終日午後6時終了]
伊勢丹新宿店 本館6階 催物場

【DAICHI MIURA 気まぐれライブペインティング】
2月28日(土)・3月7日(土) ※各日、実施時間は未定です。
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Arch/アーチ
昔から、旅先や⽇常で、何気なく切り取っているのがアーチだった。
古いアパルトマンの⼩さな窓や
美しい光が降り注ぐ⼤聖堂のステンドグラス、
厳かな佇まいの⽯橋やレンガの城⾨、
華やかなレストランの天井etc.
メソポタミアや古代エジプト、古代ギリシアと太古の昔から
建築物に多く使われてきたアーチは、その基礎構造としての強さゆえ
時代を超えて受け継がれ、⻑い歴史を刻んできた。
⼀⽅で、ゲートや窓のような開⼝部としてのアーチは、
のぞいたりくぐったり、
世界と世界のあいだに置かれた境界線であり、
こちら側とあちら側をつなぐ橋でもある。
⼈はその形を遠くから眺めるとき、まだ⾒ぬ世界を想像する。
そしてそのゲートをくぐるとき、物理的な移動だけでなく
精神の深層へと⼀歩踏み⼊れているのかもしれない。
アーチは、過去から未来への継承の象徴であり、
個⼈の記憶と普遍的な調和をつなぐ道標でもある。
アーチを通して、僕らは⽬に⾒えない対話を重ね
その先に広がる調和の世界に近づいているのかもしれない。
何より、曲線と直線、○と□が調和したアーチという形は
デザインとしてあまりに美しく、尊くて、
思わず切り取って記憶の中にその形を留めておきたくなる。
僕のアーチによって、新たな出会いや気づき、
つながりが⽣まれたら、この上なくうれしく思います。
DAICHI MIURA

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DAICHI MIURA

三浦 大地 1983年 東京生まれ

ファッションデザイナーとしてキャリアをスタートさせアーティストや俳優の衣装を手がける。
その後、広告やCMなどのディレクション、住居などのデザイン、ブランドプロデュース、イラストレーションなど創作の幅を拡げる。
旅がベースのライフスタイルから世界のさまざまな文化や自然との対峙を経て、環境問題への取り組みや地域活性など社会活動にも力を入れる。
2021年に自身のファッションデザイン画から生まれたアイコン「Josie」とクリスタルを用いた全く異なる表現のアート制作を開始。
2022年には初の大規模個展「MODERATION DAICHI MIURA ART EXHIBITION」を伊勢丹新宿店をはじめ各地で開催し、ハイジュエリーメゾン CHAUMETやDisneyとのコラボアート作品など100点以上を展示して話題を呼んだ。
2023年には日本最大級のアートフェア「ART FAIR TOKYO 2023」やスイスの世界的アートフェア「VOLTA BASEL 2023」に出展し、国内外問わず活躍の場を拡げている。

Daichi Miura was born in 1983 in Tokyo.
He began his career as a fashion designer, creating costumes for artists and actors.
He subsequently expanded his creative scope to include directing advertisements and commercials, designing residences, brand production, and illustration.
Through a travel-based lifestyle and encounters with diverse cultures and natural environments worldwide, he became actively involved in social initiatives, including environmental efforts and regional revitalization. In 2021, he began creating entirely new art expressions using his iconic character “Josie,” born from his fashion design sketches, combined with crystals. In 2022, he held his first large-scale solo exhibition, “MODERATION DAICHI MIURA ART EXHIBITION,” at Isetan Shinjuku Store and other locations. The exhibition featured over 100 works, including collaborative art pieces with the high jewelry maison CHAUMET and Disney, generating significant buzz.
In 2023, he expanded his reach both domestically and internationally by exhibiting at Japan's largest art fair, “ART FAIR TOKYO 2023,” and the globally renowned Swiss art fair, “VOLTA BASEL 2023.”

EXHIBITION

2022

TOKYO : ISETAN SHINJUKU "MODERATION"
2023
OSAKA : HANKYU UMEDA "MODERATION"
TOKYO : ART FAIR TOKYO 2023
BASEL SWITZERLAND : VOLTA BASEL 2023
2024
TOKYO : ISETAN SHINJUKU "DIALETHEISM"
KYOTO : KOMYOIN TEMPLE "NON DUALITY"
2025
KYOTO : KYOTO TSUTAYA BOOKS "Dolls"

COLLABORATION
CHAUMET, DISNEY, COACH, ARMANI EXCHANGE, H&M, ANNA SUI,
JILL STUART, HUGO BOSS, AQUASCUTUM, FURLA, AMAN TOKYO,
SEIKO, KOSE, SHISEIDO, L'OCCITANE, WACOAL, SUNTORY, WWF,
VOGUE JAPAN, ELLE JAPAN, SWEET, TOKYU HANDS, LOFT, PLAZA,
PIERRE HERMÉ PARIS, WICKED, FOUR SEASONS HOTEL OSAKA,
HONG KONG DISNEYLAND, EXPO 2025 OSAKA KANSAI JAPAN

Interview

―伊勢丹新宿店でのアート展は、2022年7⽉「MODERATION」、2024年3⽉「DIALETHEISM」に続き、3度⽬となります。今回のテーマ「Arch」について教えてください。

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1回目のアート展のテーマは「MODERATION」でした。中庸という意味で、どちらかに偏らず、調和が取れている状態を表します。2回目のテーマの「DIALETHEISM」とは、真⽭盾主義。真なる⽭盾が存在するという哲学上の⽴場です。
善と悪、正解と不正解、正義と不義・・・。今の世の中は、みんなはっきりした答えを望んでいて、よいとか悪いとか、「こうあるべき」に振り回されすぎて疲れ果てているような気がしています。
僕はずっと、「こうあるべき」が苦⼿で、それもあっていいし、これもあっていいし、両方あってもいいでしょ?いや、そもそもどっちでもよくない?
という思いを抱えながら生きてきました。だから、そんな僕のスタンスを表す⾔葉「MODERATION(中庸)」を最初のテーマにしたんです。
次のテーマの「DIALETHEISM(真⽭盾主義)」は、そこから1歩進んで、この⽭盾に満ちた世の中こそ、真実なんだという意味を込めました。明確な答えがあれば、人は安⼼する生き物です。「こうあるべき」が拠り所になって、前へすすめることもある。それはよくわかるけれど、どこか辻褄があわない。
でも、辻褄が合わないことで、合っている。⽭盾というジレンマこそ、真実だ。
その答えは僕の中ですとんと腹落ちし、テーマに掲げました。
ただ、僕の中でしっかり腹落ちしていても、⾔葉として、やっぱりどこかわかりにくい、難しいという声もいただきました。
そこで、3回目は原点回帰として、「僕の中に⾃然にあるもの」を探しました。
もっともっとシンプルで、僕を表す⾔葉ってなんだろう?と。
2回目の個展が終わってから、さまざまな場所を旅しました。旅は、僕が鎧をまとわずに、⼼地よく裸になれる時間。静かに⾃分と対話できる、やわらかで貴重な時間です。
各地を旅しながら、ごく⾃然に「Arch(アーチ)」に辿り着きました。見ても触れても訪れても、描いてみて・・・、美しくて強くて⼼地よい形であり、概念である「Arch」。これだ!と思いました。
やっと出会えた、と。

―「Arch」。確かに、窓や扉、橋や⾨など⽇常でもよく⾒かける形です。

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ですよね。振り返れば、旅先で無意識に切り取った景⾊の中に、たくさんのアーチがありました。特にヨーロッパの街を歩いていると、いたるところでアーチを見かけます。大聖堂のステンドグラスやお城の門や天井、大きな橋やアパルトマンの窓や扉。半円と直線を組合せたアーチの形状は構造上強く、石⽂化のヨーロッパ建築には古くから⽋かせないものでした。アーチは長い歴史を受け継ぎ、刻む役割もあると思っています。
対して、⾃然災害が多い日本は⽊の⽂化です。日本の建物は、寺院や家など、⽊の特性を生かしたしなやかな直線の⽂化といってもいい。けれどそこに、丸窓があったりして、見事に調和しています。
考えれば考えるほど、「Arch」というテーマは興味深く、次々とアイディアが浮かんできました。

―今回、アーチ形のキャンバスが初登場すると伺いました。

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キャンバスって、四⾓いのが当たり前だと思っていましたが、キャンバスをアーチ形にした瞬間、僕の中でカチャリ、と⾳がした気がしました。すべてのパーツがきれいにハマった感じというのかな。
アーチ形のキャンバスに描くことで、Josieはいつもとは違う表情を見せてくれたし、クリスタル作品にはより奥⾏きが生まれました。
また、今回初めて登場する、アーチを何枚もレイヤードした作品『Arch』は、特に僕のお気に入りです。アーチ形のキャンバスにグラデーションを描いた作品で、⾊の濃淡やレイヤーの幅など、かなりの時間をかけて計算し、何度もやり直しを繰り返しながら、試⾏錯誤の末辿り着いた表現です。シンプルながら、線の重ね方や⾓度によっては視点が変わり、別の奥⾏きも生まれます。見る人によって感じ方が変わる⾯⽩さもあります。⾃分が何を見ているのか、どこへ⾏こうとしているのか。アーチを通じて、不思議な感覚が体験できると思っています。

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―驚いたのですが、この新しい作品『Arch』は、⼿描きなのですよね。
かなりグラフィカルなのでパソコンで描かれているのかと思っていました。

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すべて⼿描きです。もちろん下書きはしていますが、ひと筆ひと筆、絵の具で⾊を重ねています。
よーく見ると、まっすぐで機械的な線ではありません。
⼿描きならではのぬくもりが感じられると思います。
描いていて⾯⽩かったのは、美しく、きれいに、正しく描こうとすればするほどうまくいかないんです。こだわるほどに、そこから離れていく。こうでなきゃならない、に囚われた瞬間、美しさやぬくもりが失われる。ちょっと写経と似ているかもしれません。エゴや⾃我を捨て、ただ呼吸をするように、一⼼不乱に筆を動かす。単純なことほど難しいと、実感しました。

―「アーチ」の魅⼒を教えてください。

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まず、○と□とを組合せた、調和のとれた形状は、この上なく美しい。
これ以上ないというバランスで成り⽴っていて、僕のイメージとしては、○(和)+□(社会性枠組み)=アーチ(中庸)だと思っています。
丸だけでもなく、四⾓だけでもない、両方あっていいよね。すべてを許容する拒否のない世界――、つまり、僕の中に⾃然とあった考えを図形化したら、アーチだった。そんな印象です。
さらに、古来より建築の基礎構造として使われてきた強さにも惹かれます。
そこには、長く続いていく、残していくという、過去と今、未来との連続がある。平⾯のキャンバスに描いても、建築物のような奥⾏きがあって、それもとても⾯⽩い。
何より、アーチは僕たちの⾝近にあるものです。にもかかわらず、想像⼒を掻き⽴ててくれます。
窓、ゲート、門、扉・・・。それらをくぐる、通り抜ける、のぞく、進む、こちらへ来る、⾏き来する、⽴ち⽌まる。その美しい形で瞬間を切り取る⼒もあるし、世界と世界の間におかれた境界線のようなものともいえるし、こちらとあちらをつなぐ橋でもある。
「こうあるべき」はどこにもなくて、人も意識も⾃由に⾏き来する。アーチは、ある種の通過点のような場所であり、概念でもあると思います。
アーチを通して、意識や人生が何層にもレイヤーのように重なって、奥⾏きを増していく・・・。無限の可能性を感じています

―最後に、来てくださった⽅へ、メッセージをお願いします。

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会場で、どんなアーチに惹かれましたか?
そこに、何を思い、何を感じましたか?
何に出会いましたか?
アートに、「こうあるべき」はないと思っています。常識や固定概念を取り払い、⾃由に没入してほしいと思っています。いや、⾃分⾃⾝に没入してほしい、といったほうがいいのかな。⾃分で見て感じたことを大切にしてほしいい。「私はこう思った」でいいんです。アートも世界も、もっと曖昧でいい。
作品を通して、過去と未来、⾃分と⾃分、⾃分と誰かと出会ったり、対話したり、一歩踏み込んだり、⾛ったり、⽴ち⽌まったり。何かしらの気づきや発見、出会いがあるとうれしいです。僕とあなたをつなぐアーチをぜひくぐってください。
DAICHI MIURA

【DAICHI MIURA 気まぐれライブペインティング】

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2月28日(土)・3月7日(土) ※各日、実施時間は未定です。
「気が向いた時に描いています。」

エムアイカード特典

Arch DAICHI MIURA ART EXHIBITION_三浦大地オリジナル缶バッヂの画像
【エムアイカードお買いあげ特典】
エムアイカードで作品をお買いあげのお客さまへ、三浦 大地オリジナル缶バッジまたはオリジナルミラーを差しあげます。備え付けのカプセルトイにて1回お試しください。
※なくなり次第終了とさせていただきます。
※絵柄はお選びいただけません。

Arch DAICHI MIURA ART EXHIBITION_トートバッグの画像
【エムアイカード新規ご入会特典】
エムアイカードに新規ご入会で、作品をお買いあげいただいた先着30名さまへ三浦 大地Arch公式トートバッグを差しあげます。

掲載の情報につきましては、諸般の事情により予告なく変更・中止させていただく場合がございます。
必ず事前に伊勢丹新宿店のホームページ、または当ページをご確認いただき、ご来店ください。