10年後もその先も「ずっと好き!」と言えるモノ。「○○さんといえば○○○だよね」といわれるモノ。つまりそれこそ、その人にとっての「定番(アンセム)」。“こだわっていそうな”ところに気がつくと、その人の「軸」に触れた気がしてうれしくなったりするもの。
ここでは2週にわたって、各界で活躍する7名の「自分にとっての冬の定番(アンセム)」をご紹介。ファッションからコスメ、キッチンウェア、フードまで、人それぞれの“こだわり”や“愛着”が見えておもしろい!
さぁ、あなたの「冬の定番(アンセム)」は何でしょう? もしまだ「定番」がないのなら、イセタンで見つけてみませんか?
no.1_小野澤亜南(アシスタントエディター)
〈バイレード〉のボディクリーム
わたしの冬のお楽しみは、入浴後にゆっくりストレッチをして、全身にボディクリームを塗ること。空気がひんやりしてくるとボディケアにも熱が入ります。とくに、ベッドに入ったあとも香りが長続きする〈バイレード〉のボディクリームがお気に入り。ローズと甘酸っぱいラズベリーにエレガントなムスクが重なる、冬のおうち時間を楽しむアイテムです。
〈ヴェーダヴィ〉のジンジャーペースト
冬といえば生姜!野菜スープにも、ココアにも入れるくらい生姜好きのわたし。今年の冬はとても寒そう。気持ちも体も内から温めていくことで、この季節を楽しく過ごしたい。
このジンジャーペーストは、しっかり煮詰めたペーストだからとても濃厚。わたしのおすすめはカフェインレスのルイボスティーにちょい足し。夜のおうち時間にぴったりなスペシャルドリンクのできあがり!
小野澤亜南(おのざわ・あなん)
女性ファッション誌でアシスタントを経験後、2016年に(株)三越伊勢丹に入社。伊勢丹新宿店 本館3階 リ・スタイルで店頭販売、本館2階 グローバルクローゼットのアシスタントバイヤーを経て2019年より現職。さまざまなメディアを通じて編集やディレクションを行う。
no.2_大谷優依(インテリアスタイリスト)
〈ザ テイストメイカーズ アンド コー〉のルームシューズ
冷え性なので足もとの必須アイテムはウール100%のモコモコシューズ(Made in ポーランド)です。これを履くと冬が来たな~と思います。たまに脱ぎっぱなしになって部屋に転がっている時もありますが、その姿もモコモコしていてかわいい。手放せません。
〈ラプアンカンクリ〉の湯たんぽ
おふとんの友「湯たんぽ」もわたしの必須アイテムです。ポカポカやさしい暖かさが眠りへ導いてくれます。仕事中に腰やお尻が冷えたり、手が冷えたりするときにも便利。カラーバリエーションもたくさんあるので、この時期のプレゼントにもぴったりですよね。
大谷優依(おおたに・ゆい)
エディトリアルデザイナーを経て、2012年インテリアスタイリストとして独立。
主に、ライフスタイル雑誌をはじめとした女性誌を中心に、雑貨、インテリアの紹介、空間イメージのスタイリングを担当。
その他、企業ブランドのカタログ、広告、空間演出などを手がける。
@otaniyui
no.3_村田倫子(モデル)
〈HANABAR/ハナバー〉のイエローカレー
人肌恋しい季節。ほっと優しく寄り添う〈HANABAR/ハナバー〉のイエローカレーが、私を癒す。 ココナッツが香るカレーに、咲き乱れる色とりどりの花々。見て、食べて、何層にも楽しみがあるとっておきに、すっかりご満悦です。
村田倫子(むらた・りんこ)
モデルとして雑誌、ファッションショー、TV、ラジオ、広告への出演や、商品プロデュースなど幅広く活動。カレー好き・お酒好きモデルとしても知られており、WEB連載企画「カレーときどき村田倫子」(Hanako.tokyo)と「呑み屋パトロール」(食べログマガジン)では自らコラムの執筆も行う。
@rinco1023
no.4_武智志穂(モデル、女優)
ネイビーのカシミヤニット
どんなコーディネートにもしっくりとくる、わたしの定番ニット。シンプルなアイテムだからこそ、着心地とシルエットにこだわって選びました。身につけていても、作り手のこだわりが伝わってきます。永く大切に着たいと思っています。
武智志穂(たけち・しほ)
ファッション誌、TV、㎝、ラジオなどモデル発のタレントとして10年以上のキャリアを持つ。
現在は、ファッションだけでなく、美容・グルメ・インテリア・アウトドア・音楽・旅行などのライフスタイルをSNSで発信し、同世代の女性から高い支持を集めている。2020年7月に双子の男児を出産。
@shiho_takechi
no.5_相澤樹(スタイリスト)
〈モンクレール×シモーネ ロシャ〉のダウンコート
ビジューが縫い付けられているのでアクセ要らず。全体的にガーリーなデザインで、とにかく「主役」になるアイテムです。暖かさとファッション性の両立というダブル機能にノックダウンされて、即購入しました!
※こちらのアイテムは現在お取り扱いがございません。
相澤樹(あいざわ・みき)
2005 年よりフリーのスタイリストとして活動開始。 エディトリアルをはじめ、アーティスト、広告、CM などジャンルを問わず活躍中。 衣装デザイン、空間プロデュースなど多方面で活動している。著書に『Re BON bon!』(祥伝社)、『kawaii図鑑』(文化出版局)その他。2017年ラッキースター所属。
@mikitiaizawa
no.6_森岡弘(ファッションディレクター&スタイリスト)
〈ジョン スメドレー〉のアンサンブル
僕にとっては冬の定番というよりも年中アイテムといえるのが、この〈ジョン スメドレー〉。春夏は半袖のクルーネックやポロ、秋冬はこんなタートル&カーディガンのセットがお約束。スーツ、ジャケットからコートやブルゾンまで、まさにどんな着こなしにも通用する最強アイテムセット。セパレート使いは言うに及ばず、アンサンブル使いだとさらにこなれた気分が簡単に演出できます。装いだけでなく、じつは女性ウケもGOODです。
森岡弘(もりおか・ひろし)
雑誌や企業に対してのビジュアル・スタイル提案、芸能人やスポーツ選手、文化人へのパーソナルなスタイリング、コンサルティング活動を行う。またトークイベントや講演会、セミナーにも多数出演。
YouTubeチャンネル「森岡弘の着分は上々」
DMMオンラインサロン「森岡弘のスタイル塾」
@moriokahiroshi
no.7_岡本ゆかこ(フードスタイリスト)
カシミヤストールとカシミヤブラシ
暑がりなので厚着はしないのですが、念のためストールを持ち歩いています。カシミヤの魅力は、やはり軽くて暖かいこと。帰宅したら、ブラシをかけてホコリ落としと毛の流れを整えて毛玉を防止。ブラシかけは正直面倒なのですが、結構いいお値段のカシミヤストールを大切に使うためです。この冬のルーティンは1日の終りの合図。ホッとする時間だったりもします。
〈ストウブ〉の16㎝鍋
冬の朝に温まるお粥を作るのにちょうど良い大きさです。お鍋をそのまま食卓に出せるのも、〈ストウブ〉のいいところ。スープのお供に、野菜のオイル蒸しを作るのも定番です。葉野菜ならお鍋いっぱいに入れ、オリーブオイルを振って塩ぱらり。生姜やニンニクスライスを入れるときも。温かい野菜が一品あると、朝から満足です。
岡本ゆかこ(おかもと・ゆかこ)
アフタヌーンティー・ティールームを退社後、海外の食文化を学びにサンフランシスコへ。キッチンツール会社にて店舗ディレクション・スタイリング・企画を担当。フードコーディネーターアシスタントを経て独立。
@okamoto.yukako