新春に食べたい美しい和菓子「花びら餅」2024。伊勢丹新宿店に大充実です!
白いお餅からニョキっとごぼうが飛び出した独特のフォルムが目を引く「花びら餅」。お正月の席や初釜(=年が明けて最初に開催するお茶席のこと)など、新春を祝う年始にいただく伝統的な和菓子です。
長寿延命を願ってかたいものを食べるという宮中の正月行事「歯固めの義」に端を発しているなどの説があり、明治時代以降はお茶席の初釜に欠かせないお菓子となりました。長らく京都を中心に食べられてきましたが、今では全国各地に広く知られています(詳しい解説記事はこらち)。
今回は、2023年12月から2024年1月にかけて伊勢丹新宿店で購入できる花びら餅を一挙11品ご紹介します。お餅・甘く煮付けたごぼう・味噌あんの基本形に則りながらも、ブランドそれぞれの個性が活きたアイテムが勢ぞろい。
縁起の良いお菓子なので、お茶席はもちろんのこと、お正月のお祝いのお菓子として、またお年賀にも喜ばれること間違いなしです!
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【2024伊勢丹新宿店の花びら餅①】<たねや>地元産もち米を使った、コシのある羽二重餅が魅力
<たねや>菱はなびら(3個入) 1,188円(税込) ※販売期間:2023年12月29日(金)〜2024年1月初旬
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
明治創業の近江の和菓子ブランド<たねや>。地元近江で収穫された滋賀羽二重糯を使い、粒が大きく、ねばりや伸びが力強いのが特徴で、コシがありつつもやわらな食感が楽しめます。中には古代米の赤米を使った菱餅やみそ餡、押し鮎に見立てたごぼうが。素材が織りなす豊かな風味と食感を丁寧にまとめた一品です。
【2024伊勢丹新宿店の花びら餅②】<叶 匠寿庵 あもや>シンプルな白い餅に人参の赤が映える
<叶 匠寿庵 あもや>花びら餅(5個入) 2,160円(税込) ※販売期間:2023年12月28日(木)〜2024年1月7日(日)
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
<叶 匠寿庵>の新ブランド<叶 匠寿庵 あもや>の花びら餅は、ごぼうとともに人参を挟んだ変わり種。やわらかい羽二重餅から覗く紅白の彩りが、新春のお祝いの席を盛り上げてくれそうです。白味噌あんとの相性も良く、一体感のある味わいに仕上がっています。
【2024伊勢丹新宿店の花びら餅③】<老松>塩味と甘味のバランスが絶妙な伝統の味
<老松>花びら餅(1個) 702円(税込) ※販売期間:2023年12月26日(火)~2024年1月下旬
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
厚めの餅生地でぽってりとした愛らしいフォルムに仕上げた<老松>の花びら餅。塩味のバランスにこだわった白味噌のあんと、少しずつ糖度をあげながら炊くことで香りや食感を残した国産ごぼうの風味が特徴的です。歯切れのよい羽二重製の餅生地とのバランスは絶妙で、洗練された味わいが楽しめます。
【2024伊勢丹新宿店の花びら餅④】<とらや>餅生地に重ねた小豆色の菱餅がアクセント
<とらや>花びら餅(1個) 648円(税込) ※販売期間:2023年12月29日(金)~2024年1月15日(月)
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
自社でついた透き通るような餅生地がなんとも上品な<とらや>の花びら餅は、餅生地の内側に小豆の渋を使った菱餅を重ねているのが特徴です。希少な白小豆のみを使った白餡に西京味噌を合わせた味噌餡と、やわらかな蜜煮のごぼうが好相性。それぞれの素材の魅力をじっくりと味わって。
【2024伊勢丹新宿店の花びら餅⑤】<小布施堂Shinjuku>求肥の生地で栗あんを閉じ込めた個性派
<小布施堂Shinjuku>栗あんはなびら餅(1個) 540円(税込) ※販売期間:2023年12月26日(火)〜2024年1月7日(日)
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
<小布施堂Shinjuku>の花びら餅は自慢の栗あんを使った栗菓子専門店ならではの一品。甘く煮あげた細身のごぼうが、栗の風味豊かな自社製栗あんとよく合います。求肥を使ったふわふわの生地も相まって、とろけるような口あたりに思わずうっとりしてしまいそうです。
【2024伊勢丹新宿店の花びら餅⑥】<鶴屋吉信>ほんのり透けた紅色が可愛い羊羹入り
<鶴屋吉信>御所鏡(3個入/5個入) 3個入/1,944円(税込) 5個入/3,240円(税込) ※販売期間:3個入/2023年12月31日(日)〜2024年1月9日(火)、5個入/2023年12月29日(金)〜2024年1月5日(金)
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
<鶴屋吉信>の「御所鏡」は、もっちりやわらかい求肥の餅生地で白味噌あんと紅色の羊羹、蜜漬けのごぼうを包んだ食べ応えのある一品です。蜜漬けのごぼうは芯にまでじんわりと甘さが浸透して、やさしい甘さのあんや羊羹、餅生地と見事に調和。上品な味わいはおもてなしにも最適です。
【2024伊勢丹新宿店の花びら餅⑦】<鈴懸>地元食材を大切にした小ぶりな花びら餅
<鈴懸>葩餅(1個)400円(税込) ※販売期間:2023年12月25日(月)~2024年1月中旬
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
福岡・博多発の和菓子ブランド<鈴懸>の「葩餅(はなびらもち)」は、地元・福岡で造られた米味噌を甘めの味噌あんに仕立て、じっくり甘煮したごぼうと合わせた花びら餅。佐賀県産のもち米を使ったやわらかな求肥が全体をやさしくまとめます。小さめに作られているので、思わず2つ3つと手が伸びてしまいそう。
【2024伊勢丹新宿店の花びら餅⑧】<仙太郎>花びらに見立てた初春を祝う餅菓子
<仙太郎>花びら餅(1個) 465円(税込) ※販売期間:2023年12月20日(水)~2024年1月下旬
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
白味噌仕立ての京風雑煮を思わせる<仙太郎>の花びら餅。京都東山・五条の「山利」の糀味噌と白小豆を合わせた白味噌あんに、ごぼうと人参の羊羹を合わせ、求肥の餅でたたんでいます。滋味豊かな味わいと色鮮やかな断面が、初春の席にぴったりです。
【2024伊勢丹新宿店の花びら餅⑨】<笹屋伊織>ピンク色の白味噌あんが華やか!
<笹屋伊織>花びら餅(1個) 594円(税込) ※販売期間:2023年12月31日(日)~2024年1月3日(水)
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
滋賀県産の羽二重もち米に京都産の白味噌を使用したあんと京都産のごぼうを合わせた<笹屋伊織>。あんと同じかたさに仕上げたという餅は歯切れがよく、全体が見事に調和しています。やわらかく炊き上げた細めのごぼうも上品で、主張しすぎていないのに風味をしっかりと感じられる絶妙なバランス。歴史ある京都の和菓子店ならではの味わい深い一品です。
【2024伊勢丹新宿店の花びら餅⑩】<銀座あけぼの>メレンゲでふわふわに仕上げた真っ白なお餅が魅力
<銀座あけぼの>花びら餅(1個) 432円(税込) ※販売期間:2023年12月30日(土)~2024年1月5日(金)
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
<銀座あけぼの>の花びら餅は、羽二重餅の生地に白あんとメレンゲを加えてふわふわの軽い食感に仕上げているのが特徴です。京都「石野味噌」の白味噌を使ったまろやかな味噌あん、ほっくりと炊き上げた甘さ控えめの蜜煮ごぼうとの三位一体のハーモニーをお楽しみあれ。
【2024伊勢丹新宿店の花びら餅⑪】<両口屋是清>紅色の羊羹で梅の花びらを表現
<両口屋是清>花びら餅(5個入) 2,744円(税込) ※販売期間:2023年12月30日(土)、12月31日(日)
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階
羽二重餅と白小豆味噌あんのあいだに紅色の羊羹を挟み、薄い桃色が透けて見える様子を梅の花びらに見立てた<両口屋是清>の花びら餅。ごぼうはえぐみが出ないよう丁寧に下処理を行ってからふっくらと炊き上げており、さっぱりしたあんの甘さによく合います。やわらかな餅が全体をまとめる品のある味わいです。2日間だけの限定販売のため、お見逃しなく。
「和菓子にごぼう!?」と驚く方も多いかもしれませんが、一度食べたらきっとその美味しさの虜になるはず。伊勢丹新宿店にはオーソドックスな花びら餅から変わり種まで幅広いラインナップが揃っているので、食べ比べてみるのも一興。新しい春の訪れを、花びら餅でお祝いしましょう!