【日本橋三越】老舗から新風。春のネオ・クラシック和菓子
日本橋三越本店の食品フロアに、今だけ・ここだけの美味が集う、お客さまのお声をカタチにした「春のオンリー・エムアイ」。全国銘菓のセレクトショップ菓遊庵では、日本三大菓子処(京都・金沢・松江)で老舗の伝統を受け継ぎながら、和菓子に新風を吹き込むクリエーションに挑み続けている3名の女性にフォーカス。新たな食の伝統、春のネオ・クラシック和菓子を作ってもらいました。もっと身近に、さらに味わい深く、春のひとときを和菓子と楽しみませんか。
<亀屋良長>スライスようかん 春の新作
三越伊勢丹限定
京都<亀屋良長>スライスようかん 「春のベリー」 594円 (1袋/2枚入)
※食パンは付きません。
□日本橋三越本店 本館地下1階 菓遊庵
[販売期間]2022年3月9日(水)~2022年3月22日(火)
享和3年(1803年)に京都で創業した<亀屋良長>。その8代目女将・吉村 由依子さんは同志社女子大学で栄養学を、ル・コルドンブルーパリ校で料理を学びました。伝統を受け継ぎながら、和菓子に新風を吹き込む現代的なアレンジや新商品の開発に積極的に取り組んでいます。2018年に誕生した「スライスようかん」シリーズはその代表作。パンにのせてトーストするという新しい羊羹の楽しみ方を発信し今や定番のひとつに。新フレーバーの春のベリー味が登場します。丹波大納言小豆の粒あんの甘みとラズベリーの酸味が引き立て合い、あつあつにとろけた時の食感も格別。沖縄の塩を効かせたバター羊羹も味のアクセントです。シート状のスライスようかんでつくるトーストはバターナイフいらず、洗い物がでないという実用的な一面も。手間なく楽しくおいしいスライスようかんトースト、ぜひ一度お試しください。
<森八>花咲く春を2つの視点で
三越伊勢丹限定
石川<森八>上生菓子 (さくら・花時)
各432円 (各1個)
□日本橋三越本店 本館地下1階 菓遊庵
[販売期間]2022年3月9日(水)~2022年3月22日(火)
1625年に加賀藩御用菓子司として誕生した<森八>。19代目の若女将・中宮 千里さんは、2019年に日本で唯一の「選・菓子職 (優秀和菓子職・伝統和菓子)」のダブル認定を果たした実力派の職人です。和菓子職人の道に入る前にはデザイナーとして経験を積み、その美的センスが菓子作りにも反映されています。今回は、“伝統と革新”をテーマに2種類の上生菓子を製作。「さくら」は愛らしい桜の花そのものを立体的な造形美で表現。「花時」はさまざまな花が咲きそろう春の情景を型押しで抽象的に表現しました。中の餡も黄身餡や草小倉餡などひと工夫し、味わいと色彩の両方で春を感じさせてくれます。
<風流堂>茶処松江から発信する、第三の桜餅
三越伊勢丹限定
島根<風流堂>桜餅「桜ほのか」
400円 (1個)
□日本橋三越本店 本館地下1階 菓遊庵
[販売期間]2022年3月9日(水)~2022年3月22日(火)
松平 不昧公のもと、茶の湯と和菓子文化が発展した島根県松江で、日本三大名菓のひとつ「山川」や松江の代表銘菓「朝汐」の本舗として知られる<風流堂>。2020年に5代目当主となった内藤 葉子さんは、和菓子の魅力を幅広い世代に感じてもらうためさまざまなアイディアを形にしています。今回チャレンジしたのは、関東の長命寺、関西の道明寺に続く“第三の桜餅”。生地は島根県産の仁多米の米粉に刻んだ桜の花を合わせ焼きあげたもの。餡は北海道産小豆のこし餡に、松江の銘酒「李白」で風味付けをしています。食べごたえのあるもちもちの皮でしっとりと日本酒が香る餡を包み、島根県産の桜の塩漬けを飾った姿は、なんとも優美。丁寧にいれた緑茶や抹茶とともに楽しみたくなる一品です。
※こちらの商品はお酒を使用しております。お子さまや妊娠・授乳中の方、アルコールに過敏な方、乗り物を運転する前はご注意ください。