和歌山フェア開催!今年は3月に春の味をご紹介します!

2025.3.14 UP

毎年、伊勢丹新宿店で11月に開催されてきた和歌山フェア。今年は会期を変えて3月開催です。四季を通じて豊かな食材のある和歌山県の春食材を中心にご紹介します。

 

和歌山フェア

会期:2025年3月19日(水)〜3月25日(火)

場所:伊勢丹新宿店本館地下1階 フレッシュマーケット

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柑橘マニアに試していただきたい、ベストシーズンの「木成り八朔」/日高地方

プチプチとした大きな粒感に、独特のほろ苦さのある八朔は、根強いファンがいる柑橘のひとつ。八朔ならではの個性に魅せられる人たちがいます。中でも「木成り八朔」は、1月下旬から2月中旬までに収穫して、1ヶ月ほど貯蔵することで酸が落ち着き、まろやかな味わいになり、追熟したものより、甘みが強く濃厚な味わいがあります。1個の果重が約300~400gで熟すと重みが増すので落下のリスクが高くなります。

なので生産者が少なく希少です。作る人も食べる人もマニアックな「木成り八朔」。未体験の方は、これを機にお試しください。南北に長い和歌山県の海岸線の中央部と、その内陸の山間部にあたる日高地方は柑橘の一大産地として有名です。

今回は、この日高地方の「木成り八朔」に加えて、県北の紀美野町(高野山の西側)で八朔をメインに栽培する<きみのフルーツ>代表、吉瀬雄也の「紅八朔」もご紹介します。海風をたっぷり浴びて収穫・選別・配送までの過程をすべて手作業で行う特別な八朔は、すでに八朔好きな方に食べていただきたい一品です。

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木成り八朔(日高地方)とJA紀州柑橘部会 副部長 川口拓洋さん

木成り八朔(1個)378円から

 

 

 

シーズンに一度は食べたい「うすいえんどう」の豆ご飯/日高地方

関西地方では春告げ野菜のひとつとして知られる「うすいえんどう」は、和歌山県日高地方で多く栽培されています。名前の由来は、大阪府羽曳野市の碓井(うすい)地区で栽培され始めたことが起源とされていますが、産地としての適性は和歌山県にあり、現在の主要産地は和歌山県です。さやから出して食べる「実えんどう」でグリーンピースの仲間なのですが、日本での品種改良により皮は薄く、より大きな粒でホクホクした食感を楽しめるのが「うすいえんどう」の魅力です。グリーンピース独特の青臭い香りが苦手という人でも、うすいえんどうは食べられるという声がよく聞かれます。

うすいえんどうで炊く豆ご飯は、春のご馳走の一つ。豆ご飯を作るのは大変という方には、焼きうすいがおすすめです。さやをつけたままフライパンでやや強めに、皮が焦げるくらいに焼いたら、軽く塩をふって茹でた枝豆のように食べるのがおすすめです。それだけでご馳走になるお豆です。

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うすいえんどうのハウスとJA紀州豆部会 部会長 清水章広さん

うすいえんどう(100gあたり)324円から

 

 

 

「きぬさやえんどう」は春の彩り 

えんどうまめのさやが若くて柔らかいうちに収穫して、まるごと食べる「さやえんどう」です。こちらも和歌山県の中央部にあたる日高地方が主要産地。和歌山県のきぬさやえんどうは、鮮やかなグリーンが美しく、春のお弁当や家のお料理の彩りに大活躍。煮物や炒め物など様々な料理に使える、春の万能野菜です。

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きぬさやえんどうのハウス

きぬさやえんどう(1袋)432円から

 

 

 

ミニトマト人気ナンバーワンの「優糖星」は、この時期が最高潮/日高地方

11月中旬から出回り6月ぐらいまで出荷されるミニトマトの「優糖星」。伊勢丹新宿店には年間を通じてたくさんの品種が並ぶミニトマトコーナーがありますが、その中でも人気ナンバーワンがこの「優糖星」です。JA紀州が商標登録しているミニトマトで、日高郡印南町の限られた農家で栽培されています。

知っていただきたいのが、味が最も乗るのが春のこの時期なのです。また、伊勢丹新宿店出荷用の出荷基準があり、色、ハリなどの見栄え、糖度など同品種の中でもトップ・オブ・トップが店頭に並びます。

それも「優糖星」ファンのお客さまがあってのこと。「優糖星」をよく知る“黒帯”のようなお客様は、“走り”の頃から購入し始め「やっと味がのってきたわね」というのがわかってしまうのです。ピークの「優糖星」は甘みがのるだけでなく、酸味やうま味とのバランスがよくなり、食感も歯切れ良く、飽きのこない味。どうぞ最高潮の「優糖星」を味わってみてください。

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春が味わいのピーク 

優糖星(1パック)864円から

 

 

 

紀州のこだわり素材で作り上げた紀州備長炭干し「備長梅左衛門」干物/和歌山市

「備長梅左衛門」の干物はふっくらした身が特徴です。ふっくらした身の干物を作る秘密はこだわった素材から生まれます。「備長炭」はウメバカシという木を釜入れから焼き上がりまで10日間以上かけて造り上げた備長炭を使います。

備長炭をサイロの上に敷き詰め、紙を敷き、その上に塩水漬けされた魚を天然パルプの特殊セロファンで巻き、1枚ずつ丁寧に並べていきます。その上に特殊な不織布をかぶせて備長炭を敷き詰めて魚をサンドすることで、余分な水分だけを吸水し、劣化を防ぎながら魚本来の旨みを凝縮させて、ふっくらした身の干物に仕上がります。

魚を漬ける塩水には南高梅を作る過程からできた梅酢を入れることでまろやかな味わいに。串本の塩でコクが生まれます。季節・気温・湿度・魚によって寝かせる時間は変わるので、職人の見極めの技が活きた干物をぜひ。

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<備長梅左衛門>紀州備長炭干し 金目鯛(1尾)1,080円、真ほっけ(1尾)1,080円

※<魚勢>にて販売

 

 

 

赤身が自慢の紀州和華牛

サシのたくさん入った黒毛和牛が本当に良いのか?これまでの和牛の価値基準を疑い、口溶けの良い脂質と赤身の融合を目指して、有志により結成したのが「紀州和華牛協議会」です。 牛の飼料にもルールを作り、県の特産品のみかんジュース・梅干や醤油粕(エコフィード)を活用しています。環境にとっても残渣を減らすSDGsな取り組みです。

口どけの良いあっさりとした脂身が赤身の美味しさを引き立てます。

和歌山フェア開催の年1回のご紹介です。

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<国産仔牛専門店 小島>紀州和華牛モモしゃぶしゃぶ用(100gあたり)1,512円

 

 

※価格はすべて税込です。

※画像は一部イメージです。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

※生鮮品は天候等の諸事情により、販売期間や価格の変更、入荷が遅れたり、入荷がない場合がございます。

 

Text : FOOD INDEX編集部

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