イタリアを代表する照明ブランド＜FLOS/フロス＞は、国際的に活躍する才能あるデザイナーたちとともに、人々に驚きを与えるような美しいデザインの照明を生み出してきました。今回は＜フロス＞を代表するデザイナー、Achille Castiglioni(アッキーレ・カスティリオーニ)とPier Giacomo Castiglioni(ピエール・ジャコモ・カスティリオーニ)にフォーカスし、彼らが手がけた名作の数々をご紹介します。

arco K(アルコ ケイ)

1962年にイタリアのデザイナーAchille(アッキーレ)とPier Giacomo Castiglioni(ピエール・ジャコモ・カスティリオーニ)の代表作、「arco(アルコ)」の誕生60周年を記念したリミテッドエディション「arco K(アルコ ケイ)」が登場しました。大理石の代わりに鉛を含まないクリスタルガラスを使用した台座は、リサイクル可能で、重く、洗練され、同時にテクニカルな素材です。長時間の複雑な機械加工によって実現した透明で美しいブロックは「arco」の価値をより一層高めています。街灯からインスパイアされたデザインは、高い機能と美しいデザインを兼ね備え、優しい光でダイニングを照らしてくれます。

GATTO(ガット)

1960年にカスティリオーニ兄弟によってデザインされました。FLOS(フロス)社設立のきっかけともなった「COCOON(コクーン)」シリーズのひとつです。
“Gatto”という名前は、猫が丸まった姿を模したことから付けられています。一見すると和紙のように見えるシェードは、“コクーン”と呼ばれる樹脂で作られています。スチール製のフレームに樹脂を絡めるように吹き付けて成型することで、この独特な風合いと和紙を通したような柔らかな光が拡がります。

Taccia(タッチア)

1962年に発表されたTaccia(タッチア)は、逆さに吊るされたランプからインスピレーションを得たデザインです。反射板を備えた大きなシェードと、ドリス式円柱を思わせる土台が、オブジェのような存在感を放ちお部屋にエレガントでモダンな印象を与えてくれます。2016年にはサイズを縮小した、スモールバージョンが登場。デスクやキャビネットなどお部屋のさまざまな場所に適しています。

Lampadina(ランパディーナ)

1972年にAchille Castiglioni(アッキーレ・カスティリオーニ)によってデザインされました。イタリアのトリノにてFLOSストアがオープンする際に限定で生産され、その後世界中に広まり、国や時代を越えて愛用されてきました。イタリア語で電球を意味するLampadina(ランパディーナ)は、ミニマルで独創的なデザインが特徴。眩しさを軽減するために、部分的にフロスト加工がされ、コードもアルミニウムのベースに格納できるため、機能的にも優れています。

商品やイベント、サービスの魅力をもっと知っていただくために、三越伊勢丹が選んだ新しい出逢いとのきっかけになる「物語」をおとどけするTHE STORIES。

『＜ザ・コンランショップ＞“I AM ARCO”ARCO Anniversary event』はTHE STORIESの
「限られた場所でしか出逢えない企画品～rarity～」です。