江戸の伝統と革新を世界へ 新・東京の宝

江戸の伝統と革新を世界へ 新・東京の宝

江戸東京の伝統の技や老舗の産品にあらためて光を当てる試み『江戸東京きらりプロジェクト』では、伝統を踏まえつつ刷新された衣・食・住の「東京の宝」に注目。2020年12月、新たに5事業者を加え、計22事業者を応援しています。三越伊勢丹ではこの取り組みに賛同し、三越伊勢丹オンラインストアにて一昨年より常設コーナーをスタート。今回は、2021年3月1日(月)発刊の『婦人画報』に掲載された品々をご紹介します。
※一部お取り扱いのない商品もございます。

いにしえの節句文化をあらためて見直す試み<松崎人形>

いにしえの節句文化をあらためて見直す試み<松崎人形>

松崎人形> Anima 犀(さい) 165,000円   商品を見る

1921(大正10)年創業の<松崎人形/マツザキニンギョウ><松崎幸一光/マツザキコウイッコウ>。三代目・松崎幸一光さんの手による江戸木目込人形「犀」は、アルブレヒト・デューラーの木版画「犀」へのオマージュとして作られた個性的な作品です。伝統的な木目込み技術を駆使しつつ、金泥や掛け軸の表装に使用する布地を使った鮮やかでモダンな配色。インテリアとしても目をひくアートなサイです。

大衆文化に根差した「注染」を活かす<丸久商店>

大衆文化に根差した「注染」を活かす<丸久商店>

丸久商店> 新江戸染手ぬぐい 6,710円(5枚セット)  商品を見る

1899(明治32)年、日本橋堀留町に創業した注染製品の問屋<丸久商店/マルキュウショウテン>。以来、「新江戸染」の屋号で注染などの技法を用い、東京注染ならではの浴衣や手ぬぐいの企画販売を手掛けています。染色作家や織職人、染工場等と協働することで、膨大な数の図案型紙から図案を復刻したり、着想を得て新たな柄を練ったり。注染ひいては染色、和装文化の新たな可能性を拡大させ、その認知度を向上させる取組みをしています。

日本の伝統的な意匠と現代感覚の融合<京源>

日本の伝統的な意匠と現代感覚の融合<京源>

京源> crystal家紋入り合財袋 黒 88,000円 商品を見る

きものに墨と筆で繊細な家紋を描き入れる職人、紋章上絵師の波戸場承龍さんが、2010年に立ち上げた<京源/キョウゲン>のコンセプトは、デザインとしての家紋です。家紋をもっと知ってもらうためにデジタル技術を導入し、手描きの世界に新たな表現を創り出しました。そもそも家紋は森羅万象をモチーフに生み出されたもので、現代に継承された意匠は5万種類以上。<京源>では、新たに個人用の紋や企業のロゴを制作したり、グラフィックデザインなど、さまざまな分野で家紋デザインを展開させています。また、家紋の描き方を発展させ、大小の円を巧みに組み合わせた描写方法で描いたアート作品は、奥行きのある幻想的な魅力を放っています。

江戸木版画の技術を守り、文化を世界に伝える<高橋工房>

江戸木版画の技術を守り、文化を世界に伝える<高橋工房>

高橋工房> 江戸木版画「正倉院宝物 螺鈿紫檀五弦琵琶(らでんしたんごげんのびわ)」 550,000円 商品を見る

江戸後期に発展した江戸木版画の多色摺りの技術。日本の印刷技術のルーツとされ、東京を中心に継承されてきました。創業165年以上の歴史を誇る<高橋工房/タカハシコウボウ>は、初代から受け継ぐ摺師と、企画から販売まで一手に担う版元、このふたつの暖簾を掲げています。版元の活動を担うのは、六代目の高橋由貴子さん。浮世絵版画の復刻、洋画や現代アートまで、高橋さんがプロデュースする作品は幅広く、新しい木版画のファンを開拓しています。「制作と販売の基盤を整えることが、職人を守り、伝統文化と技術の継承につながります。江戸木版画の魅力と可能性をもっと広げていきたいですね。江戸時代の人たちを驚かせてやろうという精神ですね(笑)」(高橋さん談)。

古くから日本人の心を魅了する伝統の「紅」<伊勢半本店>

古くから日本人の心を魅了する伝統の「紅」<伊勢半本店>

伊勢半本店> 小町紅 雪月花
(金) 24,200円 商品を見る
(黒) 24,200円 商品を見る

江戸・日本橋小舟町に紅屋として創業した<伊勢半本店/イセハンホンテン>。以来、当時と変わらぬ製法で「小町紅」を作り続けています。良質な紅の証しとされる玉虫色に輝くこの口紅は、山形県の最上紅花(もがみべにばな)の花弁に含まれるわずかな赤色色素のみを使ったコスメです。水を含ませた筆で溶くと一瞬で鮮やかな紅色へと変化し、さらに唇に塗るとその人本来の唇の色を反映させて発色します。年代を問わず自分だけの紅色を楽しむことができるので、還暦祝いの「赤いもの」としても人気です。「小町紅 雪月花」は、携帯にも便利な鏡付きのコンパクトタイプ。雪輪、月、菊の花を施したケースのデザインは、日本の美しい四季を表現していて贈り物にもおすすめです。

ライフスタイルに取り入れたい江戸の粋<龍工房>

ライフスタイルに取り入れたい江戸の粋<龍工房>

龍工房> くみひもブレスレット 「三重巻ブレスレット」 各8,800円 商品を見る

東京くみひもを手掛ける<龍工房/リュウコウボウ>。その帯締めは皇族をはじめ、歌舞伎界や茶道界などで愛用されています。約120年前から匠の卓越した技術を受け継ぐ東京くみひもは、江戸時代の“粋の文化”により洗練され「粋は進化する」を合言葉に、その実用性・ファッション性の高さを追求しています。そのひとつ、「くみひもブレスレット」は組紐の装飾美を生かし、普段から持ち歩ける伝統工芸品として昇華させたものです。

その他参加ブランド一覧(50音順)
榮太樓総本舗
木本硝子
日本橋千疋屋総本店
ポータークラシック
山本海苔店

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※価格はすべて税込です。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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