
日本人デザイナーの皆川 明さんが手掛けるブランド〈minä perhonen/ミナ ペルホネン〉からこの冬、改良を重ねた新素材で作り上げたブランケットが登場。自身が旅した北欧の地で出会った深い森や湖から着想を得た、独特な世界観を持つテキスタイルの数々が、寒さ深まる季節のおうち時間に安らぎと温かさを与えてくれます。
※三越伊勢丹オンラインで販売の商品は全て完売致しました。ご了承ください。
丁寧なものづくりから生まれる、やさしい風合い
ブランケットはオリジナル糸で丁寧に織られた生地に、ゆっくりと時間をかけて起毛を施しました。ゆったりと仕上げることで、空気をまとっているような柔らかい風合いと肌触りが生まれます。ウール100%なので保温性もバツグン。縁部分にはステッチを施し、やさしい印象に仕上げました。寒い冬の暮らしに温かく寄り添ってくれます。
ベースとなる生地部分と柄部分では、糸を使い分けています。柄部分には表面に輪状の糸(ループ)が出るように加工されたブークレ糸を使用。ぽこぽこと可愛らしく、ふっくらとした風合いを醸し出しています。
ブランドの歩みとも言える、7種類のデザイン
これまでに〈ミナ ペルホネン〉で発表してきたテキスタイルの中から7種のデザインをセレクト。サイズは膝掛けにピッタリなスモールサイズと、ベッドやソファでゆったりと使いたいラージサイズの2種類ご用意しました。どの柄も柔らかな色調と風合いがマッチしていて、暮らしの中に穏やかな彩りを添えてくれます。
tambourine 2000-01→a/w
2000年の発表以来、〈ミナ ペルホネン〉の定番柄となっている “tambourine”。フリーハンドで描かれた不揃いの粒を幾重にもステッチを重ねて立体的に表現し、サークルに並べられています。
metsä 2012→s/s
“mestä” とはフィンランド語で「森」を表す言葉。朝露に濡れた森が陽光を受けて輝いているような、さわやかな季節の中に訪れた静寂の時を表現しています。
memoria 2019→s/s
イタリア語で「記憶」を意味する“memoria”。ある日の蝶との出会いの記憶、軽やかに舞う追憶の景色を描いた図案です。蝶のモチーフはすべてスタンプを作って捺印しています。
run run run 2011-12→a/w
ひたすら駆けて行くうさぎの群れが格子模様になっている図案。よく見ると輪くぐりをしている一羽のうさぎと、その側にはブランドのイニシャル「mp」の文字が潜んでいます。
life puzzle 2020-21→a/w
フリーハンドで描かれたさまざまな動物が、パズルのピースのように連なっています。思い思いに生きているそれぞれの命が穏やかに繋がっている。そんな世界を想像して生まれました。
kaleidoscope 2011-12→a/w
万華鏡を回すたびに次々と生まれる、幾何学模様の世界を描いたテキスタイルです。植物のようにも結晶のようにも映るモチーフが、光を受けてキラキラと表情を変えていく様子を表現しました。
wataridori 2003-04→a/w
本格的な冬を前にやってくる渡り鳥の群れを描いたテキスタイル。大空を伸びやかに飛ぶ鳥たちの白い姿が眩しくきらめき、大きな空間いっぱいに広がっています。
■イベント情報
会期:2020年10月28日(水)~11月10日(火) ※こちらのイベントは終了いたしました。
場所:伊勢丹新宿店本館5階 センターパーク ザ・ステージ#5
※三越伊勢丹オンラインで販売の商品は全て完売致しました。ご了承ください。
Photograph:Hua Wang