「イセタンマート」の仕掛人、渡邉 駿に10問10答【後編】

12月に誕生した「イセタンマート」の仕掛人、渡邉駿に聞く10の質問 後編のイメージ画像

“マートの中にはアートがある”がコンセプトのオンライン限定セレクトショップ「イセタンマート」では、“アート感覚の日用品”を幅広く展開する。
このプロジェクトの仕掛人、渡邉 駿にフォーカスした10問10答の第2弾! 後編では渡邉の価値観や考え方を掘り下げながら、「イセタンマート」の商品セレクトの背景に迫ります。


渡邉駿さんの画像


渡邉 駿の自宅を訪問。暮らしとアート、「イセタンマート」のこれからについて直撃!


Q1. 「イセタンマート」のコンセプトは“アート感覚の日用品”ですが、渡邉さんにとっての「アート」とは何でしょうか?

人のアイデアそのもの、人の手が加わったもの、人が生み出して形になったものだと考えています。テクノロジーの革新も、デジタルの進化も、根幹にあるのはアナログ的な人間の発想ですよね。 一般的にアートといわれる絵画や工芸品も、食器やデジタルアートも同じで、その根源にあるのは人間の発想、思想の部分でそれこそがアートだと思います。

Q2. 「イセタンマート」で扱いたいアイテムの情報などは普段どんな風に集めていますか?

いろんなお店を見て回るのは好きですね。ベタですが“百聞は一見にしかず”だと思っていて、事前にあまりネット上にあるような他の人の感想などの情報を入れないようにしています。自分で商品やブランドの良し悪しを判断したいし、そのためにも、いろんなものを見て、感じていたいと思っています。 余談になりますが、僕自身、子供がいるのですが、出来れば当たり前のようにインターネットを見ている子供たちにも受け身にならない感性をもっていて欲しい。情報過多はますますスピードアップしていくでしょうから、ネット上に氾濫する評判や評論のみに惑わされず、自分の考えをきちんともった大人になって欲しいと思っています。

私生活の話が少し出たところで、渡邉の“アート性”を少し掘り下げ。
自身で洋服や家具のリメイク、ツール作りをするという一面も持つ渡邉。アートを感じさせる部屋づくりのポイントや、実際に愛用している「イセタンマート」のアイテムを紹介します。

  • 渡邊さんがペイントした椅子の画像

  • 渡邊さんがリメイクした洋服の画像

他にはない一点物が好きで、部屋やファッションのアクセントにしたいと自らペイントしたスツールやポケットをオリジナルで付けてリメイクしたTシャツ。


Q3. 自宅にある代表的なアート作品を教えてください。

数年前に一目惚れしたのが、baanai(バーナイ)さん(注:〈コム デ ギャルソン〉率いる世界の巨匠、川久保玲氏に見い出された異色の日本人アーティスト)の「ARIGATOU GOZAIMASU」という作品です。言葉が連続する代表的なアートワークなんですけど、いつも諭されているように感じるんです。 「ありがとうございます」と普段聞き慣れている言葉をアートに落とし込んだ世界観に魅了され、何かあってもそれを見れば平常心に戻れるというか、感謝の気持ちを忘れないようになるとか……。だから、いつでも目に入るリビングルームに飾ってあります。

Q4. ご自身にとって、暮らしにアートを取り入れることとは、どんな概念でしょうか?

アートが持つメッセージに耳を傾けることです。上述のbaanaiさんの作品の場合、聞こえてくるメッセージで心の持ち方が見直せるという……。他にも、例えばトレンドになった作家がいたとしたら、なぜ今なんだろう、流行っている背景には何があるんだろうと思いを巡らせたり。 興味がなかったのに突然気になったとしたら、何が起きたんだろうと自分の内面を見つめたり。自分自身や、ときには社会を見直したり考えたりするきっかけをつくってくれると思います。

渡邉 駿の自宅にある「イセタンマート」のアイテムたち。

  • モヘイム スウィングビンの画像 〈モヘイム〉スウィングビン 商品を見る
    「シンプルであること」を限界まで追求して作り出されたゴミ箱。

  • エンダースキーマ スリッパとプエブコ スリッパの画像 右:〈プエブコ〉スリッパ 商品を見る
    ベルベットの上品な光沢と滑らかな質感が心地良いスリッパ。

  • プエブコ トレイとエンダースキーマ ペンの画像 〈プエブコ〉星型トレイ 商品を見る
    三角トレイ 商品を見る
    スチールの板を六角に曲げて素材の質感を活かして作られた星形と三角のトレー。

  • エンダースキーマ 時計とバングアンドオルフセン スピーカーの画像 右:〈バングアンドオルフセン〉スピーカー 商品を見る
    部屋のインテリアに溶け込むシンプルで洗練されたデザインのスピーカー。

※記載のない商品の一部は今後「イセタンマート」にてお取り扱い予定です。準備中につき、更新次第追記させていただきます。(2021年1月6日現在)



Q5. 最後に、「イセタンマート」の商品をどのように取り入れてほしいですか?

例えば、ファッションでいうと、服はあくまで着る人を引き立たせるもので、主役は着る人そのものだと考えてきました。よく「好きな服が似合う服」といいますが、それは好きだからこそ着る人にしっくり馴染んで、洋服が主張しないからなんだと思います。 私も「その服、カッコいいね」ではなく、「渡邉、カッコいいね」と言われたら、その日のスタイリングは正解(笑)。部屋の中も同じで、主役はその空間にいる人、インテリアは引き立てる役割だと思います。 私個人は、部屋を邪魔しない、あまり主張しすぎないモノを自然に選んでいますけど、単にミニマルとかシンプルとかだけではない、プラスアルファのテイストがあることにこだわっていたようです。その結果、アート性に辿り着いたというか……。

元々ファッションと同じくアートが好きだということもありますけど、「イセタンマート」を任されて改めて作り手の背景や考え方など人間味の感じられるモノが好きだなと。 使うたびに何かを訴えてくる、何気ないのにキラッとした存在感がある。でも、主張しすぎない。そんなアート性を共通項にした「イセタンマート」のプロダクトがお客さまの毎日を引き立てる存在でいてくれれば、こんなに嬉しいことはありません。

渡邉さんのファッションの画像

テイストや素材など異なるモノをミックスしてスタイリングするのが最近の気分だそう。ファッションにおいてもプラスアルファの自分なりの組み合わせを大事にしている渡邉。

渡邊さんの自宅の画像
渡邉 駿の自宅(リビング)。ファッション同様、1点物、自身のリメイク品、定番ブランド品などをミックススタイルで同居させるのが渡邉流。

日用品は、暮らしのエッセンス。そこにアート性があれば、ライフデザインのエッセンスにもなる。スタートを切ったばかりの渡邉 駿の「イセタンマート」での試行錯誤は、これからも続きます。
オンライン限定のPOP UPショップも開催され、デザイナーやアーティストとのコラボレーションアイテムの発売も楽しみな今後! 皆さまの毎日の暮らしに“アート感覚の日用品”を提案する「イセタンマート」にご期待ください。



「イセタンマート」の仕掛人、渡邉 駿に10問10答【前編】
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※価格はすべて税込です。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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