物づくりに込めた想いとは?皆川明さんと協業した皆さんに訊きました

物づくりに込めた想いとは?皆川明さんと協業した皆さんに訊きました

ANTIPAST
アンティパスト

ソックスなどの小物が人気の日本のブランド

ANTIPAST アンティパスト

<ミナ ペルホネン>皆川さんからのメッセージ

<ミナ ペルホネン>が始まった頃からの物づくりの良き隣人でもあり、尊敬と親しみをもってきた<アンティパスト>。ユーモアと品格が心地よくブレンドされた物づくりへの眼差しは、日々の暮らしを豊かにしてくれます。名前の通り「コース料理の前菜」のように、新しい一日の喜びを予感させてくれる日本の大切なブランドです。

<アンティパスト>からのメッセージ

ー今回<ミナ ペルホネン>と一緒に手がけられたアイテムについて教えてください。

<ミナ ペルホネン>のテキスタイル図案と<アンティパスト> のソックス図案を掛け合わせてデザインしたソックスと、ソックスの柄とお揃いの小さなバッグをご用意しました。

ー「Dear Friend, Department ー minä perhonen in ISETAN SHINJUKU ー 」を楽しみにされている皆さまにメッセージをお願いします。

<ミナ ペルホネン>さんとは何度かコラボレーションアイテムを一緒につくってきましたが、どんなアレンジで、どんな仕上がりにできるか、毎回楽しくデザインしています。
<ミナ ペルホネン>の世界観を<アンティパスト>の目線で表現していますので、ご覧いただく方に少しでも楽しさや驚きを感じていただけたら、うれしいです。

ー<ミナ ペルホネン>や皆川さんへのメッセージをお聞かせください。

このような状況で、物をつくる楽しさと難しさを改めて感じていますが、こんな時だからこそ!これからも『つづく』、皆川さんのつくるたくさんのワクワクを楽しみにしています。

<アンティパスト>デザイナー カトウキョウコ・ジヌシジュンコ

PORTER
ポーター

日本を代表する鞄メーカー・𠮷田カバンのブランド

PORTER ポーター

<ミナ ペルホネン>皆川さんからのメッセージ

日々の暮らしだけではなく、旅する時にも心強い友のような存在として、長年物づくりを続けている𠮷田カバン。1962年から始まった<ポーター>によってさらに、その表現は広がってきました。どの世代にも愛されて信頼されてきたその物づくりへのこだわりと、<ミナ ペルホネン>の代表的な柄“tambourine”との共作をお楽しみください。

<ポーター>からのメッセージ

ー今回<ミナ ペルホネン>と一緒に手がけられたアイテムについて教えてください。

過去に製作したアイテムに加え、新型を追加したシリーズとなっています。今回の企画は、オリジナルで染色したナイロンツイル生地やナイロンテープを使用しており、過去のコラボレーションアイテムと比べてもオリジナル性の強い商品になっています。女性・男性どちらにもお使いいただけます。

ー「Dear Friend, Department ー minä perhonen in ISETAN SHINJUKU ー 」を楽しみにされている皆さまにメッセージをお願いします。

<ミナ ペルホネン>さんとのコラボレーションは、毎回多くのお客さまから大変好評をいただいています。今回のイベントでは、いままでにないアイテムや色を追加して製作しているので、多くのお客さまに喜んでいただけると思っています。普段使いのバッグとしてご使用いただければ幸いです。

ー<ミナ ペルホネン>や皆川さんへのメッセージをお聞かせください。

素材・物への探求心とその知識量にいつも驚かされています。感服しています。我々も<ミナ ペルホネン>のような、皆さまに愛されるブランドになれるように精進してまいります。

MOONSTAR
ムーンスター

日本の老舗シューズメーカー

MOONSTAR ムーンスター

<ミナ ペルホネン>皆川さんからのメッセージ

日本を代表するシューズメーカーのひとつです。子供の頃の上履きからお世話になっているかもしれません。今回は、今までつくられたアーカイブからクラッシックな型を再構築し、ノスタルジックな空気をまとったデザインに仕上げました。懐かしさは新たな未来に向かう時のお守りのような気がしています。

<ムーンスター>からのメッセージ

ー今回<ミナ ペルホネン>と一緒に手がけられたアイテムについて教えてください。

私たちは福岡県久留米市で1873年に創業しました。地下足袋の生産を契機にカジュアルシューズや上履きをつくっています。ヴァルカナイズ製法の靴は100年近くつくりつづけています。
今回、一緒につくらせていただいた靴のひとつは、その上履きをベースに<ミナ ペルホネン>の素材を活かしたアイテムです。
もうひとつが、MUDGUARDと名付けた全天候向けのシューズです。近年、天候が不安定となり、朝晴れていても夕方には雨ということも多いです。そんな天候に合わせて、晴れのときはスニーカーとして、雨のときにはレインシューズとして機能する靴で、私たちのいまを代表する靴のひとつです。
今回<ミナ ペルホネン>さんには、私たちの新旧の顔となるデザインを使って、オリジナル素材でアレンジしていただきました。

ーDear Friend, Department ー minä perhonen in ISETAN SHINJUKU ー 」を楽しみにされている皆さまにメッセージをお願いします。

私たちは「使われてこそ価値のある靴」を目指しており、普段は黒子のような存在の靴をつくることが多いです。しかし今回<ミナ ペルホネン>さんとご一緒させていただいた靴は、その日のスタイリングの主役になれる靴だと思っています。そんな華やかであり、上品な仕上がりを、ぜひ実物で感じてほしいです。

ー<ミナ ペルホネン>に対するイメージはどういったものでしょうか?

<ミナ ペルホネン>の服は、どれも<ミナ ペルホネン>だと判る服ばかりです。そこには、皆川さんが図案を起こすところから最後まで、一貫したこだわりが詰まっているからだ思います。またそれが<ミナ ペルホネン>だと世間に広がるまで、想像できないほどの試行錯誤と、ぶれない信念があったのだと思います。
私たちはゴムの配合から最後までつくれる、いまでは珍しい靴メーカーです。ヴァルカナイズ製法もゴムの品質と風合いありきです。そのため、<ミナ ペルホネン>の物づくりの姿勢には尊敬と共感を抱いていました。靴を見ただけで<ムーンスター>だと判るほどのブランドには、まだまだほど遠いですが、<ミナ ペルホネン>の物づくりの姿勢は、私たちが目指したい姿勢のひとつだと思っています。

TORAYA
とらや

室町時代後期に京都で創業した和菓子屋

TORAYA とらや

<ミナ ペルホネン>皆川さんからのメッセージ

<とらや>さんとは11年前、2010年の寅年にこの「光雲(ひかりぐも)」をつくらせていただきました。500年余りの時を紡ぐ老舗の物づくりの根底には「守ること、挑戦すること、それらを大切にすること」の姿勢が貫かれています。そのことへ敬意をもちながら新たなパッケージデザインで「光雲」をご案内いたします。

<とらや>からのメッセージ

ー今回<ミナ ペルホネン>と一緒に手がけられたアイテムについて教えてください。

特製羊羹「光雲(ひかりぐも)」は、皆川明氏のデザインにより、2010年に誕生しました。
白と黒で表現されたこの羊羹のコンセプトは、<ミナ ペルホネン>2021春夏コレクションのテーマ「after rain」に通じるところがあるとの想いから、今回、あらためて皆さまにお届けいたします。
2010年当時は<ミナ ペルホネン>によるトートバッグとセットで販売しましたが、今回は「光雲」をイメージしておつくりいただいた限定の巾着とセットで販売いたします。

ー「Dear Friend, Department ー minä perhonen in ISETAN SHINJUKU ー 」を楽しみにされている皆さまにメッセージをお願いします。

皆川明氏の世界を羊羹で表現させていただいた「光雲」。いままでは竹皮に包んで販売していましたが、半分の大きさの中形サイズにリサイズし、本イベント限定の特製掛紙にてご用意いたします。この機会に<とらや>の羊羹もお楽しみいただければ幸いです。

ー<ミナ ペルホネン>に対するイメージはどういったものでしょうか?

「流行」にとらわれないデザイン。持続性のある価値を生み出す物づくり。一度デザインしたものは蓄積させ、ずっと使い続けていくことを大切にされているイメージがあります。洋服の素材となる生地づくりからこだわり、工場との関係性を大切にされているなど、物づくりに対する誠実な姿勢をうかがい、和菓子づくりとの共通点を多く感じております。

PIERRE HERMÉ PARIS
ピエール・エルメ・パリ

21世紀のパティスリー界を先導するブランド

PIERRE HERMÉ PARIS ピエール・エルメ・パリ

<ミナ ペルホネン>皆川さんからのメッセージ

フランスを代表するパティスリーの<ピエール・エルメ・パリ>と<ミナ ペルホネン>の共作は、代表的なマカロンの生地をマーブル柄で表現しました。これからの社会でさまざまな文化や創造が融和するというコンセプトです。もうひとつは、新たに珊瑚をイメージした『パート ド フリュイ』です。これは美しい自然環境を守り愛しむことへの願いを込めてつくりました。

<ピエール・エルメ・パリ>からのメッセージ

ー今回<ミナ ペルホネン>と一緒に手がけられたアイテムについて教えてください。

今回のイベントのために、ふたつの特別なアイテムをつくりました。ひとつは芸術作品に見られるような混ざり合うマーブルの模様を纏ったマカロン、もうひとつは海の中でひときわ無限の美しさを放つサンゴのようなパート ド フリュイです。皆川さんのスケッチを形にしたユニークなマカロンとパート ド フリュイは、どちらも<ミナ ペルホネン>の素敵なデザインが施された限定パッケージにお入れしました。

ー「Dear Friend, Department ー minä perhonen in ISETAN SHINJUKU ー 」を楽しみにされている皆さまにメッセージをお願いします。

<ミナ ペルホネン>の世界と私たちのスイーツを通して、皆さまに幸せなひとときが訪れますように。

ー皆川さんとご一緒に物づくりをされて感じたことや思い出があれば教えてください。

今回、私たちは物づくりの過程でさらなるコンセプトを共有しました。パート ド フリュイでは「できるだけ素材を無駄にしない」ということ。皆川さんの卓越したハンドドローイングによって、製造における無駄を可能な限り少なくしたコラボレーションができたと思います。マカロンでは「純然たる美しさ」を。マーブルの模様をマカロンコック(皮)にあしらうことは私たちにとって新しい試みでした。<ミナ ペルホネン>と<ピエール・エルメ・パリ>、伝統と革新など、さまざまな交わりを象徴するかのような一品となりました。
皆川さんとの物づくりはいつも新しい発見に満ちています。私たちとの物づくりを皆川さんにもお楽しみいただけていたなら幸いです。

Soup Stock Tokyo
スープストックトーキョー

食べるスープの専門店

Soup Stock Tokyo スープストックトーキョー

<ミナ ペルホネン>皆川さんからのメッセージ

手軽に美味しく栄養を摂れるスープ。それぞれの食材の栄養と滋味をバランス良く調和させてきた<スープストックトーキョー>のスープを、今回のために<スープストックトーキョー>のシェフと皆川が、3種類開発しました。それぞれのスープからは美味しさだけではなく、風景を思わせる食材を選び創作しました。会場での楽しいひと時のひと休みと、美味しさの体験となれば幸いです。また今回はこのスープのためのオリジナルマグカップのデザインも制作しました。

<スープストックトーキョー>からのメッセージ

ー今回<ミナ ペルホネン>と一緒に手がけられたアイテムについて教えてください。

オリジナルのスープ3種類とスープカップを一緒につくらせていただきました。 スープは皆川さんがよく朝食で食べられているチキンスープからヒントを得た「白い森のスープ」、フィンランドの国民的なスープでもあるサーモンを使った「霧の湖のスープ」、そしてベジタリアンの方にも召しあがっていただける黄えんどう豆を使った「大地の星のスープ」の3種類です。イベント期間中、店内にてご提供するとともに、冷凍スープとして物販販売も行います。皆川さん描きおろしのデザインのスープカップとともに、食卓に彩りを添えることができればと思います。

ー「Dear Friend, Department ー minä perhonen in ISETAN SHINJUKU ー 」を楽しみにされている皆さまにメッセージをお願いします。

<ミナ ペルホネン>さんの世界観を存分に体験できる本イベントの中で、食も含めてその世界観を体感していただきたいと考えています。3種類のスープの名前(「白い森のスープ」「大地の星のスープ」「霧の湖のスープ」)は皆川さんが名付けてくださったのですが、言葉とともに味覚を感じることで、ひとつひとつのスープをお召しあがりいただきながら、違う景色や風景を想像していただけたらという想いで、ネーミングしてくださいました。ぜひ食卓での旅をお楽しみください。

ー皆川さんとご一緒に物づくりをされて感じたことや思い出があれば教えてください。

商品開発・試食会を重ねる中で、皆川さんとさまざまなお話をさせていただき、とても印象に残っている言葉があります。
「食は記憶を保存できるきっかけになる。それだけにとても大事で、人生の喜びや辛いことも含めて、記憶の中で喜怒哀楽をもてるのが食。だからこそ、生きる上で身体にとっても心にとっても基本になるものだと思うのです」
この皆川さんの食に対する向き合い方に強く共感いたしました。<スープストックトーキョー>としても「おいしい食事」を提供するだけではなく、お客さまの記憶に寄り添う「体験としての食」を提供したいと考えています。今回、皆川さんと一緒にスープづくりができたことは、とても有意義な機会でしたし、今後も食に携わる私たちだからこそできる価値づくりに精進していきたいと思います。

GINORI 1735
ジノリ1735

1735年開窯・イタリアの陶磁器ブランド

GINORI 1735 ジノリ1735

<ミナ ペルホネン>皆川さんからのメッセージ

1735年創業の<ジノリ1735>は、一貫して自国イタリア・フィレンツェでの生産にこだわり、クリエーションとサステイナビリティとクオリティの両立について取り組んでいます。この数年、デザインにも携わらせていただきながら、伝統とは、時間だけではなく、そこに根差す信念と情熱の継続なのだと感じます。職人のたゆまぬ研鑽と創造性が脈々とつづいています。今回のデザインは、軽やかな連続する線と点で、それらの時と人の繋がりを表現しています。

<ジノリ1735>からのメッセージ

ー今回<ミナ ペルホネン>と一緒に手がけられたアイテムについて教えてください。

“kuru kuru” “star tree” “contento”の3つの柄が皆川さんの手から誕生し、<ジノリ >のアイテムにちりばめられています。
“kuru kuru”は、うれしさや喜びの気持ちをドットで、その流れる時をクルクルとした線で繋いでいます。“star tree”は、夜空に瞬く星たちを、空に浮かぶ大きな木に見立てています。大小さまざまなドットが点在して、木に実る果物のようにも見えてきます。“contento”は、イタリア語で「うれしい」という意味です。

ー「Dear Friend, Department ー minä perhonen in ISETAN SHINJUKU ー 」を楽しみにされている皆さまにメッセージをお願いします。

皆川さんの心の中にある風景と世界の人々を「繋ぐ」ようなデザインがちりばめられたアイテムを、今回もお届けできることをうれしく感じています。世界的に厳しい状況下、人々が努力や工夫を凝らすなかで、毎日の食事やコーヒー&ティータイムのひとときに、何かを添えられたらという想いが結集してできた、このイベントのために描かれたデザインを形にしています。

ー皆川さんとご一緒に物づくりをされて感じたことや思い出があれば教えてください。

皆川さんと最初に「冒険」をしたのは、2011年の伊勢丹新宿店本館1階のザ・ステージで、ちょうど10年が経ちました。この10年間に、2015年の2回目のザ・ステージでのイベント、そして<ジノリ>のデザイナーとして図柄をデザインしていただいたことを通して、イタリアはフィレンツェにある本社まで何回も足を運んでいただき、私たちのスタッフと共にデザインをつくりあげていただきました。細やかな曲線やバランス、わずかな色のグラデーションの違いに神経を削り、なにより「食」をお皿の上によそったときに美しくあるようにと一切の妥協なく、さらなる努力に一歩踏み込む姿勢を、私たちのデザイナーチーム、職人たちも学ばせていただいたと思っております。ともに過ごした時間とつくりあげたデザインは唯一のものです。皆川さん、またフィレンツェに来てください。

安藤雅信
あんどう まさのぶ

岐阜県多治見の陶作家

安藤雅信 あんどう まさのぶ

<ミナ ペルホネン>皆川さんからのメッセージ

安藤雅信さんとは数年前から、安藤さんの工房で一緒に物づくりをさせてもらってきました。安藤さんが形、僕が絵付け。一枚一枚手描きされた絵は、瞬間を宿すと感じています。そしてそれが暮らしの中で長い時間を重ねてもらえることは「つくると使う」の幸せな関係だと僕は思います。

安藤雅信さんからのメッセージ

ー今回<ミナ ペルホネン>と一緒に手がけられたアイテムについて教えてください。

安藤雅信作品に、皆川明さんが一枚一枚絵付けしていく食器のシリーズです。

ー「Dear Friend, Department ー minä perhonen in ISETAN SHINJUKU ー 」を楽しみにされている皆さまにメッセージをお願いします。

皆川明さんの直筆のタッチや、安藤工房の焼成による釉調のニュアンスの違いを発見しながら、食事の時間を楽しんでください。

ー<ミナ ペルホネン>に対するイメージはどういったものでしょうか?

素材からはじまり、つくる工程のすべてを丹念に見つめ、それをいかに持続性のあるものにしていくかということを、いつも考えています。その深さに感銘を受けています。

STAUB
ストウブ

フランス伝統の鋳物ホーロー鍋ブランド

STAUB ストウブ

<ミナ ペルホネン>皆川さんからのメッセージ

一昨年の秋にフランスの<ストウブ>を訪ね、その製法や工場を見学して、その物づくりの理念を体験してきました。つねに細かな改良を施しながら長く使える道具として、こだわりを深めながらつくる姿勢に感銘を受けました。<ミナ ペルホネン>との共作は、暮らしの景色や使うよろこびとなる外蓋のデザインのレリーフです。鳥が森へ集う景色は、食卓にある団欒のひとときへの想いを重ねています。

<ストウブ>からのメッセージ

ー今回<ミナ ペルホネン>と一緒に手がけられたアイテムについて教えてください。

皆川さんが愛用されている<ストウブ>の代表的な鍋「ピコ・ココット」に、<ミナ ペルホネン>のオリジナルデザインを合わせ、「フォレストココット」が生まれました。ココットでつくった料理を大切な人と囲む食卓のひとときが楽しいものでありますように。<ストウブ>と<ミナ ペルホネン>に相通じる、そんな想いを込めて、ていねいにつくりあげました。

ー「Dear Friend, Department ー minä perhonen in ISETAN SHINJUKU ー 」を楽しみにされている皆さまにメッセージをお願いします。

日々の暮らしをより充実させるアイテムとして、「フォレストココット」から広がる豊かな食卓の景色を感じていただけると、うれしいです。 この「フォレストココット」には、コンセプトに合わせてつくった<ミナ ペルホネン>監修レシピを含むオリジナルレシピブックが付いています。「フォレストココット」でつくる、食材の旨みたっぷりのお料理をご自宅でぜひお楽しみください。

ー皆川さんとご一緒に物づくりをされて感じたことや思い出があれば教えてください。

<ストウブ>の料理を囲む楽しい食卓を想い蓋に描かれた、森の大きな樹と、そこで果実をついばむ鳥たち。デザインの線ひとつひとつが自然で、優しさある表情が感じられて印象深かったです。平面のデザインを立体的な形へと変えていく過程で、それらが変わらないように配慮しました。


yo

日本人の髪質や日本の風土を考えたヘアケア

余 yo

<ミナ ペルホネン>皆川さんからのメッセージ

ヘアケア商品の<余>は、髪や頭皮に優しい自然由来の成分によってつくられています。頭皮と毛髪へのケアと同時に、そこに在る時間と心にも寛ぎを感じさせてくれるものづくりです。一日の余白の時間が、ひとときの静かな安らぎとなりますように。

<余>からのメッセージ

ー今回<ミナ ペルホネン>と一緒に手がけられたアイテムについて教えてください。

ヘアケアシリーズ <余> の「余白1 シャンプー 素髪感」「余白2 シャンプー 潤い感」「余韻1 トリートメント 浸透感」のトライタンボトル仕様です。

ーDear Friend, Department ー minä perhonen in ISETAN SHINJUKU ー 」を楽しみにされている皆さまにメッセージをお願いします。

<余>は日本人の髪質や頭皮、日本の風土を前提に考えた、潔いヘアケアシリーズです。髪や頭皮への働きかけと、自然環境に配慮し、ナチュラル成分を最大限配合しました。皆川さんには日々ご愛用いただいています。<余>のコンセプトに共感していただき、今回のコラボレーションが実現しました。

ー皆川さんとご一緒に物づくりをされて感じたことや思い出があれば教えてください。

<余>の商品デザインはシンプルでミニマルがテーマです。皆川さんには、<余>の世界観を大切にしながら新しい捉え方を表現していただきました。それは「余を使うときに感じる、そこに漂う柔らかな心地よさ」というデザインコンセプトの一文のような印象だと感じています。

MARIKO ABE
空間デザイン・阿部真理子

特別なアイテムたちと出会う場所

MARIKO ABE >空間デザイン・阿部真理子

<ミナ ペルホネン>皆川さんからのメッセージ

2015年の「ミナカケル」という展覧会で、会場構成を担当した建築家の田根剛さんの右腕として現場を仕切ってくださったのがきっかけでした。2020年の「つづく」展でも、パリに拠点を持つ田根剛さんに依頼し、阿部さんは日本の現場を監督する立場にありました。その仕事ぶりは変わらず誠意と熱意の塊でした。
今回の「Dear Friend, Department」では満を侍して、空間構成そのものを阿部さんに依頼しました。さまざまなブランドの特徴を生かした軽やかで楽しくなる空間をつくってもらえたことをうれしく思い、そして感謝しています。

阿部真理子さんからのメッセージ

ー今回てがけられた会場のデザインについて、空間や装飾のみどころを教えてください。

今回はワンフロアの広い空間ですが、それぞれのDepartmentが違った個性の空間になっています。色や大きさの違う洞窟のようなスペースの間を歩く、屋外の散歩のような時間をつくりたいと考えていました。会場を進んでいくと、ブティックのような場所やギャラリー、市場のような場所まで、ひとつの町のように繋がっています。それぞれのエリアを散策しながら、景色の移り変わりを楽しんでいただけるとうれしいです。

ー「Dear Friend, Department ー minä perhonen in ISETAN SHINJUKU ー 」を楽しみにされている皆さまにメッセージをお願いします。

毎日の生活の中で、大好きなものを着たり、お気に入りの食器で食事をすること、とても特別なことと思います。ひとつひとつは小さな物ですが、そうした特別なアイテムたちとの出会い場として楽しみにいらしていただけると幸いです。

ー<ミナ ペルホネン>に対するイメージはどういったものでしょうか?

毎回ご一緒にお仕事をするたびに、違った発見があります。だからこそこちらも新鮮な気持ちで、一緒に新しいチャレンジをつくっていく気持ちになるのだと思います。