コラボレーションで叶えるDesign Diversity
〜類のないものづくり編〜

コラボレーションで叶えるDesign Diversity 〜類のないものづくり編〜

「Design Diversity」を合言葉に、世界の素晴らしいブランドと協業することでデザインの多様性を創造する「Dear Friend, Department」。<ミナ ペルホネン>とのものづくりの軌跡、そこから生まれたものとは…。「類のないものづくり」をテーマに、<ヴァレクストラ><グローブ・トロッター>、陶作家・安藤 雅信さんとのコラボレーションをご紹介します。

ロゴよりもクオリティが物語る|
Valextra/ヴァレクストラ

ロゴはデザインされていないのに、ひと目で「それ」とわかる存在感。1937年、イタリア・ミラノに誕生した<ヴァレクストラ>は、洗練されたデザインと独自のシェイプで数々のアイコンバッグを生み出すレザーブランドです。職人の丁寧な手仕事からつくり出されるバッグは世界中で愛され、皆川 明さんもそのファンのひとり。

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美しく箔押しされたシリアルナンバーや、エッジに施されたコスタ(黒の縁取り)が<ヴァレクストラ>の証。

「ロゴよりクオリティ、ネームバリューよりもフィロソフィーという<ミナ ペルホネン>の姿勢に、大変共感を覚えました。<ヴァレクストラ>の愛用者でもある皆川さんのイメージを具現化するため、それぞれのブランドが持つ膨大なアーカイブを紐解き、最終的に3つのコラボレーションアイテムが完成しました」と<ヴァレクストラ>。 そのうちのひとつが、通称「バニーバッグ」と呼ばれるアイコンバッグに、<ミナ ペルホネン>のテキスタイル“skyful(スカイフル)”でつくったポーチを収めたコラボレーションです。

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ユニークなハンドル形状から「バニーバッグ」の愛称で親しまれるブランドアイコン。取り外しができるポーチを<ミナ ペルホネン>のテキスタイルでつくりました。
<ヴァレクストラ><ミナ ペルホネン>
バケットバッグ マイクロ ショルダー 各286,000円 (16×18×12.5cm)
【伊勢丹新宿店先行販売】

「一見プリントのように見えるテキスタイルは、実は無数のドットを刺繍したもの。ペルガメーナホワイト(ホワイト)、ペオニア(ピンク)、カシミア(ベージュ)の3色のレザーに合わせて、それぞれテキスタイルのカラーを選定しました。我々ふたつのブランドのケミストリーを楽しんでいただければと思います」

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このほか、皆川さんが選んだ2色のカラーコンビネーションでつくった「トリックトラック」。皆川さんデザインによるバタフライモチーフを密やかにデザインした「イジィデ」の計3モデルがラインナップ。<ヴァレクストラ>と<ミナ ペルホネン>、ふたつのブランドのフィロソフィーと、ものづくりに対する情熱が込められた作品に、どうぞご期待ください。

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あらたな旅に誘うパートナー
|Globe-Trotter/グローブ・トロッター

1897年、当時の最先端素材であったヴァルカン・ファイバーを初めて採用し、最新鋭の旅行鞄を発表した<グローブ・トロッター>。以来、数多くの冒険心あふれる旅人たちに選ばれてきました。皆川 明さんも、そんな<グローブ・トロッター>を愛用する人のひとり。今回、念願のコラボレーションが叶いました。

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「弊社のスーツケースを長年ご愛用いただき、ブランドのこと、製品のことを深く理解していただいていること。そして、<ミナ ペルホネン>の手の技を大切にしたものづくりや、個性的なアイデアに大変共感を覚えました。皆川さんのデザインが、これまでの<グローブ・トロッター>を超えるあらたな世界を切り拓いてくれたと思います」と<グローブ・トロッター>社。

<グローブ・トロッター>といえば、最大の特徴はヴァルカン・ファイバー素材。特殊紙を何層にも重ね、樹脂でコーティングした素材で、英国の熟練職人が創業時とほとんど変わらない製法を守りひとつひとつ手作業でつくっています。今回はそのヴァルカン・ファイバー素材に、皆川 明さん描き下ろしのオリジナルモチーフをプリント。外装だけでなく、内装にもプリントを施し、<ミナ ペルホネン>の世界を表現しました。

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左から:<グローブ・トロッター><ミナ ペルホネン>
キャリーオン-2ホイール 396,000円
(キャラメル・チャコール・ライトグレー/ヴァルカン・ファイバー、牛革/W42×H58×D21cm)
ミディアムチェックイン-4ホイール 462,000円
(チャコール・ライトグレー・キャラメル/ヴァルカン・ファイバー、牛革/W42×H68×D26cm)
ラージチェックイン-4ホイール 517,000円
(ライトグレー・チャコール・キャラメル/ヴァルカン・ファイバー、牛革/W52×H76×D26cm)

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今回おつくりしたスーツケースは、1〜3泊程度の旅行に適したサイズから長期旅行に適したものまで全3サイズ。それぞれ3色の展開です。さらに、<ミナ ペルホネン>の代表的なモチーフ“tambourine(タンバリン)”をデザインしたラゲッジタグも製作。こちらも英国の職人が丁寧につくりあげました。

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<グローブ・トロッター><ミナ ペルホネン>
ラゲッジタグ 各22,000円 (ナチュラル・ブラック・グリーン/牛革/W7×H11.5cm)

<グローブ・トロッター>のスーツケースは、使い込むほどに味わいを増し、一緒に年を重ねられるパートナーのような存在。<ミナ ペルホネン>の美しいデザインとともに、これからの旅を楽しんでみませんか?

“揺らぎ”を味わう器|
陶作家・安藤 雅信

器と現代美術を平行して制作する、陶作家・現代美術家の安藤 雅信さん。岐阜県多治見市に生まれ、現在同地で「百草」(制作工房)と「ギャルリももぐさ」(ギャラリー)を構えて活動しています。

美大で彫刻を専攻していた安藤さんは、石膏型を掘ることが大好き。得意の技術を焼き物で生かすため、一般的なろくろ制作ではなく“たたら”という技法で器をつくります。石膏型を作り、型に粘土をあてて乾燥させた後、焼きあげる技法。手仕事で作り上げる石膏型からは、ひとつひとつ絶妙な“揺らぎ”を持った器が生まれます。

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安藤さんの器のもうひとつの特徴は、表と裏、器の全体に釉薬を塗ること。器に“裏表”を持たせたくないという思いからつづけている手法ですが、完成時に不具合を持つ確率が増えてしまったり、テーブルに置いたときガタつきが生じてしまう場合も。

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裏まで釉薬を塗るため、窯入れ時には黒い三角すいの部分(目土)を器の下に当てて焼きあげる。

たたらによって生まれる独特の“揺らぎ”や全面に釉薬を塗る手法は、安藤さんの作品の特徴でありながら、使い手の好みによりB品とみなされるケースも。そのため、工房には多くの器が販売されることなく残されていました。

「皆川さんとは2010年からギャルリももぐさの企画でご一緒しています。あるとき、工房にあるはじかれた食器たちを見て、『歪みも、総釉も、不揃いであることが安藤雅信作品の特徴なのに、それをはじいてしまうのは本末転倒ではないですか?』と言ってくださって。2021年から、やや難ありの器に皆川さんが絵付けをする『A LITTLE B/LET IT B』と、器のガタつきを吸収するためのマット『ちょっとマット/PLACE MAT』のプロジェクトがスタートしました。どちらも、皆川さんの思想とユーモアから生まれたアイデアです」と安藤さん。

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今回の「Dear Friend, Department」では、皆川さん自ら絵付けした器「A LITTLE B/LET IT B」のシリーズが、約200点並びます。独特の“揺らぎ”を持った美しい食器は、暮しのなかで特別な存在感を放ってくれるはず。会場で、あなただけのお気に入りを見つけてみませんか?

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<安藤 雅信><ミナ ペルホネン>「A LITTLE B/LET IT B」 5,500円~26,400円

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