新たなストーリーとの共感を。三越伊勢丹が考えるアップサイクル

アップサイクルとは一般的に不要になったモノに新しい付加価値を持たせ、また新たなモノに生まれ変わらせること。ですが、三越伊勢丹は「価値」だけでなく「ストーリー」まで宿すことをアップサイクルと考えます。一度は役目を終えたモノでもデザインやアイデアを吹き込むことで、また新しい物語が生まれ、それが「モノを大切に長く使う」ことにつながるはずだから。ここで、三越伊勢丹が考えるアップサイクルの一例をご紹介いたします。

装飾としての役割を一度は終えてもストーリーは続いていく

伊勢丹新宿店がこの春に取り組むのが、これまではキャンペーンやイベント終了後には廃棄されていた「ウィンドウや会場の装飾を再構築する」ことです。それは単なる再利用としてではなく、さらに進化させるという考えでアート作品としてのアップサイクルです。

装飾

伊勢丹新宿店のキャンペーンといえば、第一線で活躍するクリエーターやアーティストとのコラボレーションも多く、完成したものは作品としての価値も高く、さらに構想期間を含め店頭でのお披露目までには膨大な時間が費やされています。それらが役目を果たした後は廃棄されてしまうことに疑問の声がありました。そこでアップサイクル第一弾として、2月の伊勢丹新宿店イベントのために会場装飾として製作されたオブジェを再構築。「NEW WORLD」をテーマにアーティストたちが新たな命を吹き込んだ装飾がショーウィンドウを飾ります。

装飾

2月のイベントを手がけたのはペイントアーティストの佐々木香菜子さんとフラワーコラボレーターの志村大介さん。創りあげたオブジェをアップサイクルして、おふたりの力で新しいストーリーが吹き込まれます。アップサイクルされたオブジェをはじめ、本来は捨てられるはずだった装飾廃材や生花で創りあげたアートの数々が伊勢丹新宿店のウィンドウに並びます。伊勢丹新宿店のアップサイクルをテーマにしたウィンドウは4月7日(水)から6月1日(火)の予定。ストーリー展開も4月7日(水)〜4月27日(火)がPart1、4月28日(水)から6月1日(火)がPart2と2段階構成でご紹介します。
※休業期間中の実施はございません。

装飾

春に目にしたモノが秋に、冬に出会ったものが夏に。一度は触れあった装飾が姿や形、コンセプト、ストーリーを変えて再び目の前に表れる。ウィンドウ装飾が紡ぐ未来を描く物語を楽しんでみてください。

佐々木香菜子 / Paint Artist
ペイントアーティスト。1983年、宮城県仙台市に生まれる。1つの作風にとらわれず、多様な表現方法で制作に取り組み、作品展や海外のアートフェア、ライブペイント、企業とのコラボレーション等で作品を発表し続ける。ライフワークとして「妄想植物作品」「Portrait」シリーズなど。新作「Reborn」シリーズは、新しく生まれ変わるための細胞分裂をテーマに表現している。

DAISUKE SHIMURA / Flower Collaborator
花や植物の持つ美しさとエネルギーをシンプルに表現することが信条。ファッションを始めとするイベント装花や大手百貨店ディスプレイ、ライブパフォーマンス、アーティスト写真などのアートワークを生花や植物を使い色々な可能性に挑戦するフラワーコラボレーター。
「たくさんの人たちに花や植物のもつ美しさやエネルギーを知ってもらうことが僕のミッション」この想いを持ち続け、型に拘らず今後も様々なアーティストやクリエーターとのコラボレーションを含め活動していく。

  

愛するファッションに黒染めで新たな命を吹き込む!京都紋付×リ・スタイル

KUROZOME

<京都紋付>が立ち上げた「KUROZOMEREWEAR」プロジェクト。それは本来は伝統的な正装である黒紋付の染め技術を活用し、着ることがなくなったドレスやシャツなどの洋服を黒に染めあげ、まったく新しい表情に生まれ変わらせるファッションリメイクサービスです。単なるトレンドファッションではなく、ひとりひとりの生き方や価値観に寄り添うスタイルを提案する伊勢丹新宿店本館3階のリ・スタイルでは、<京都紋付>が取り組むアップサイクルな「ファッションの循環」を多くの人に知ってもらいたいと、黒染めサービスの発信をサポートします。「黒に染めれば、服は生まれ変われる」。このメッセージは服を大切にしたい、これからもずっと着続けたいと思うあなたのためにあります。
詳しくはこちら

 

誰かが愛した一足が、あなたが愛する<ジェイエムウエストン>になる

栗ごはんの炊き上がりの様子

4月7日(水)から伊勢丹新宿店メンズ館1階のプロモーションにて、「ジェイエムウエストン ヴィンテージショップ」が日本で初めてお披露目されます。
「ウエストン・ヴィンテージ」とは、購入者が履かなくなった<ジェイエムウエストン>の靴を回収、下取りし、ブランド創業の地であるリモージュの工場で修理・修復して新品のように蘇った靴を販売するプログラムです。メンズ館では約150足を展開予定。手入れをして、ソールを交換すれば30年も40年も履き続けられるという<ジェイエムウエストン>の靴。誰かが履いて歩んだメモリーが、次の時代へと引き継がれる。そんな新たな物語を楽しんでください。
詳しくはこちら

三越伊勢丹のthink good~アップサイクル~

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