ずっと残し続けていきたい技と誇り

人が納得するモノを生み出すには時間がかかる。人を惹きつけるモノをカタチにするには手間がかかる。それを体現しているのが、まさに日本の伝統工芸です。技術や製法は無骨であっても、ひとつひとつの作品はすべてが洗練されている。

 

Kuniichi TAKAMI/髙見國一

刀剣の刃文は心を癒し、災難から守る役割があるとされ、近年、新たな魅力が見出されています。毎年のように新しい才能が門を叩きながら、生き残れるのはわずかという厳しい刀剣の世界において、髙見國一氏は現在47歳という若さながら「無鑑査認定」を受ける刀工。手にするだけで心が無になり、研ぎ澄まされていくという刀剣をアートギャラリーに初展示いたします。

刀剣

撮影 宮田昌彦

刀剣

銘「髙見國一作之」5,280,000円(刃渡り78cm、反り3.35cm)
photo by Kei NAKAMURA

つくり手からのメッセージ

つくり手からのメッセージ

 

日本刀特集 刀匠:河内國平・髙見國一

□9月22日(水)~9月28日(火)最終日午後6時終了
□伊勢丹新宿店 本館6階 アートギャラリー

 
 

Shibata Yoshinobu Shoten/柴田慶信商店

天然杉の曲げわっぱで知られる秋田県の<柴田慶信商店>が、良質な木材を余すことなく使いたいと2018年に誕生させたのが折敷です。こちらは、杉の樹皮に近い「白太」と呼ばれる部分を使用しています。「白太」は柔らかく、無塗装仕上げの曲げわっぱには、不向きでしたが、集成材にすることで強度を高めました。漆仕上げにすることで天然素材の美しい風合いが浮かびあがり、食卓を彩ってくれます。

柴田慶信商店

柴田慶信商店

柴田慶信商店

<柴田慶信商店>折敷 各13,200円(天然杉白太部分(集成材)、漆/幅45.7×奥行29.2×高さ1.9 cm)
□日本橋三越本店 本館5階 和食器

 

つくり手からのメッセージ

つくり手からのメッセージ

 

CHIKUSEN/竺仙

1842年(創業天保13年)から続く染呉服の老舗<竺仙>。長い歴史に裏打ちされた柄のセンスは定評があり、特に本物志向のゆかたファンから「憧れのブランド」といわれるほどで、江戸の粋を楽しむ人々に支持されています。今回は秋のおしゃれにも取り入れやすい江戸小紋を多彩にご紹介。特別企画として「大小あられ」の柄のカラーオーダーも承り、お客さまのお好きな色でお染めいたします。

竺仙

<竺仙>お誂え・お仕立付 江戸小紋「大小あられ」カラーオーダー198,000円(絹100%)
※お誂え期間とは別に、別染めに約6週間ほどお時間をいただきます。

つくり手からのメッセージ

つくり手からのメッセージ

秋の竺仙展~江戸の粋をまとう~

□9月29日(水)~10月5日(火)
□日本橋三越本店 本館4階 呉服プロモーションスペース

 

DENSHIRO/角館伝四郎

<角館伝四郎>は1851年の創業以来、七代にわたって高品質な樺細工を作り続けている<藤木伝四郎商店>のオリジナルブランド。なかでも茶筒はロングセラーアイテムで、次代の樺細工作家の作品も積極的に取り扱っています。樺細工は山桜の樹皮を原料にしますが、樹皮をはがしてもまた再生するので環境にもやさしい工芸品。近年、桜皮は山師の減少などにより採取量が減少傾向にあります。

メゾンドゥメンヌ

メゾンドゥメンヌ

<角館伝四郎>
左:伝統工芸士 荒川慶太郎作 携帯茶筒 無地皮巾着付19,800円(茶筒:桜皮・天然木/約直径5.6×高さ7.4cm/茶葉容量約30g、巾着:外側ポリエステル・内側綿)
右:総皮茶筒(中長)散花11,000円(桜皮・天然木/約直径7.2×高さ11.1cm/茶葉容量約80g)

刀剣

刀剣

 

<角館伝四郎>三人展

□10月6日(水)~10月12日(火)
□伊勢丹新宿店 本館5階 キッチンダイニング
出展作家:荒川慶太郎氏・米沢研吾氏・佐藤大氏

 

CHIKUKOUSAI/竹巧彩

竹細工の産地である大分県臼杵市に工房を構える<竹巧彩>。二代目の毛利健一氏と三代目の毛利雄造氏が手で組み上げるバッグは、三代先まで使えるといわれるほど丈夫でありながら、繊細な作りが特徴です。竹細工では難しいとされる曲線的なバッグが揃うのも<竹巧彩>の技術の高さの証し。レザーなど異素材を掛け合わせるなど、クリエーションの多彩さも魅力です。

竹巧彩

<竹巧彩>ござ目やたら編バッグ82,500円(本体:籐・竹、持ち手:羊革、布:綿/約23×36~30×9cm)

つくり手からのメッセージ

つくり手からのメッセージ

 

秋の<竹巧彩>フェア

□9月29日(水)~10月12日(火)
□伊勢丹新宿店 本館7階 呉服プロモーション

 

Takayuki Hachiya/蜂谷隆之

輪島で修業をしたのちに独立し、現在は静岡県河津町を拠点とする漆作家の蜂谷隆之氏。使い込んでいくことで艶が増し育てていく楽しみもある漆塗りの技術をいかしながら、現代の生活に寄り添うシンプルでモダンな朱と黒の筒鉢はスープやヨーグルト、お鍋の取り鉢など日常に使いやすい漆の器。縁には布を巻き、その上から漆を重ね、強度にもこだわっています。

蜂谷隆之

蜂谷隆之作 筒鉢 各9,900円(欅、本漆/直径12.5×高さ7.5cm

つくり手からのメッセージ

つくり手からのメッセージ

 

蜂谷隆之 秋の食材を愉しむ漆のうつわ 

□10月13日(水)~10月19日(火) 
□日本橋三越本店 本館5階 ギャラリー ライフ マイニング

 

WAJIMA KIRIMOTO/輪島キリモト

暮らしになじむ漆の器を200年以上も作り続けている石川県の<輪島キリモト>が手がけた、漆を塗ることで強度を高めた紙製の箸箱。箸をご進物にする際のギフトボックスにもふさわしい高級感が漂います。おもてなしのシーンで食卓に置いても見映えがよく、携帯用の箸箱としても活用できます。

輪島キリモト

<輪島キリモト>漆塗り紙箱・箸箱(和紙・漆塗装)
4膳用9,900円(約24.7×16.8×高さ1.7cm)
2膳用7,700円(約24.7×14.9×高さ1.7cm)
1膳用5,500円(約24.7×12.9×高さ1.7cm)
□日本橋三越本店 本館5階 和食器

 

MARUNI/マルニ木工

100年経っても「世界の定番」として認められる木工家具を作り続けることをビジョンに掲げている広島県の<マルニ木工>。その魅力は「職人の手仕事と機械加工のバランス」にあります。昔からのねじ、釘などを使わずに組み上げる家具作りの技術を継承する一方で、工業製品としての効率化も追求。HIROSHIMAをはじめとするMARUNI COLLECTIONは現在では30の国と地域で展開されています。

maruni

<マルニ木工>HIROSHIMAアームチェア(板座)102,300円(天然木(ビーチ)/ 幅56×奥行53×高さ76.5cm・座面までの高さ42.5cm)
□伊勢丹新宿店 本館5階 リビングルーム/マルニ木工
※受注生産となりますのでお渡しは1~2カ月後となります。

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Hirata Kumihimo/平田組紐

年々減っている組紐職人を100人以上もまとめ、後継者育成にも積極的な<平田組紐>の二代目、平田竹峯氏。江戸組紐の第一人者として豊島区伝統工芸士と活躍している平田氏が手で組む組紐は、機械では決して実現できない締まりの良さ、柔らかさがなによりの魅力。ご子息の武士氏の作品もご紹介いたします。さらには手組組紐の余りを再活用した、新作ストラップにもご注目を。

組紐

<平田組紐>
上:平田武士作 帯締め(貝紫染糸使用)88,000円(絹・その他繊維)
中:平田竹峯作 帯締め(本金糸使用)165,000円(絹・その他繊維)
下:琥珀付手組組紐ストラップ8,800円(本体:絹・その他繊維、琥珀)

 

<平田組紐>フェア

□10月13日(水)~10月19日(火)
□伊勢丹新宿店 本館7階 呉服プロモーション
製作実演
□各日午前11時~午後5時
□10月13日(水)平田竹峯氏
□10月16日(土)・17日(日)平田武士氏

 
 

KITO/キト

石川県輪島市で漆器用素地の木地屋として創業した<四十沢木材工芸>が、「木と過ごす日常」をコンセプトに誕生させたプロダクトブランド<KITO>。お皿やお盆に使えるような大きさになるまで100年ほどかかるといわれる樹木。<KITO>は木地屋の技術をいかんなく発揮し、無駄のないよう削りだし、手作業による繊細な磨きで上質な手触りを生み出しています。輪花盆はガラス塗装を施すことで、耐久性に優れ、汚れが付きにくい仕様。無塗装に近い状態なので天然の木目の美しさもしっかりと感じられます。

みちのく蔓工芸所

<KITO>輪花盆(欅、ガラス塗装)
左:14,300円(大/約直径30.3×高さ1.9cm)
右:7,700円(約直径24.2×高さ1.9cm)
□日本橋三越本店 本館5階 ギャラリー ライフ マイニング

 

 

MICHINOKU TSURU KOGEISHO/みちのく蔓工芸所

使い込むほどに味わいを増す、山ぶどう蔓バッグ。山形県米沢市の<みちのく蔓工芸所>は自生する国産山ぶどうの蔓にこだわることで、丈夫ながらしなやかで、表情も奥深い名品バッグを生み出している工房です。太い蔓と細い蔓を組み合わせたり、変わり型と呼ばれる編みであったり、デザインバリエーションも驚くほど豊富です。

KITO

<みちのく蔓工芸所>山ぶどう蔓バッグ132,000円(天然木(山ぶどう)/約30×11×14cm、持ち手高さ:約11cm)
※写真の商品は現品限りです。

 

<みちのく蔓工芸所>山ぶどう蔓バッグ~日本のモノづくり特集~

□10月6日(水)~10月12日(火)
□日本橋三越本店 本館4階 呉服プロモーションスペース
製作実演
□各日午前11時~午後5時

 

SHOWANISHIKAWA/昭和西川

繭生産は全国の約4割、生糸生産は約6割という全国一の養蚕県、群馬県。そして京都府丹後は日本一の絹織物産地として国内シェアの約7割を誇り、1,300年以上の歴史を積み重ねてきました。こちらの真わたふとんは、群馬のオリジナル蚕品種「ぐんま200」の生繭を使用し、丹後の職人が丁寧に手びきをしたもの。シルクの特性により、肌あたりがよく、保温性もあります。群馬県では近年、減少してしまっている養蚕業を守りたいという想いから「ぐんま養蚕学校」を開設し、次世代の後継者を育てています。

昭和西川

<昭和西川>生繭丹後手引き真わたふとん各385,000円(側地:絹100%、詰物:絹100%(真わた)・1.0㎏/ 150x210cm)
□日本橋三越本店 本館5階 寝具

 
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