TOKYO FASHION AWARD受賞8ブランドが一堂に。
お客さまとブランドを直接つなげる場所

TOKYO FASHION AWARD受賞8ブランドが一堂に。お客さまとブランドを直接つなげる場所

THE MOMENTS

伊勢丹新宿店 本館・メンズ館 各階
8月30日(金)は全館休業とさせていただきます。
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世界に羽ばたくポテンシャルを持った東京のファッションブランドを表彰し、国内外での活動を支援するTOKYO FASHION AWARD。三越伊勢丹は2014年の発足当初から審査員としてこのプロジェクトに参加しています。今回、2023年度受賞ブランドの新作コレクションを揃えてポップアップイベントを開催。本企画に込めた思いや、ファッションシーンの“いま”について、2024年度の審査員をつとめるバイヤー二人にききました。

information
TOKYO FASHION AWARD×ISETAN 2024 Autumn&Winter

□2024年8月28日(水)〜9月3日(火)
□伊勢丹新宿店 メンズ館1階 ザ・ステージ/本館3階 リ・スタイル

メンズ館でのイベント詳細はこちら

 

【橋本航平×椋田暁 バイヤーインタビュー】

profile

  • リ・スタイル バイヤー:橋本航平

    リ・スタイル バイヤー:橋本航平

    2014年三越伊勢丹入社。本館3階 インターナショナル・デザイナーズでの販売を経てアシスタントバイヤー。その後、同売場のバイヤーを経験した後に、2023年4月から現職。

  • メンズクリエーターズ バイヤー:椋田暁

    メンズクリエーターズ バイヤー:椋田暁

    2018年三越伊勢丹入社。伊勢丹新宿店メンズ館 メンズクリエーターズにて販売・バイヤー業務に従事し、2024年より現担当の伊勢丹新宿店メンズ館メンズクリエーターズのバイヤーに。

バイイングとは異なる視点。アワード審査員としてファッションを捉える、刺激的な時間

-TOKYO FASHION AWARD(以下TFA)ではこれまでも三越伊勢丹のバイヤーが審査員をつとめてきましたが、お二人は今回が初参加だそうですね。

椋田:はい。TFAは2024年度の「TFA 2025」で10回目を迎えますが、初年度からメンズ、レディース二人のバイヤーが審査員をつとめています。2024年度は僕たち二人が担当させていただくことになり、つい先日、一次審査を行ってきたばかりです。(取材は7月)

-バイイングと審査ではやはり大きく違うものですか?

橋本:そうですね。ショップの買い付けはお客さまに合うものを、という基準で選びますが、アワードではマーケットを限定せず、シンプルに今後世界に羽ばたいてもらいたいブランドを選出します。もちろん小売のバイヤーとして参加しているので、お客さま目線も意識はしますが、買い付けとはまったく違う視点ですね。

椋田:国内外合わせて12名、さまざまな立場の審査員がいるので、審査員のみなさんとコミュニケーションをとりながら選考するプロセスはとても刺激的。いろいろな視点を目の当たりにして、僕ら自身も勉強になることがたくさんあります。

海外よりも開かれた東京のファッションシーン。ブランドとお客さまを直接つなぐ取り組みがしたかった

-今回、受賞ブランドを集めてイベントを行おうと企画したきっかけは?

椋田:TFAはブランドのビジネスサポートを目的としたアワード。受賞すると、Rakuten Fashion Week TOKYOのランウェイに参加できたり、パリ・ファッションウィーク期間中に開催するTFA単独のショールームに出品することができます。それだけでももちろん大きなチャンスですが、ブランドとお客さまの直接の接点をつくる場が少ないのでは?というのが審査を担当してきた前任バイヤーが感じていたこと。今回は、僕らが主体となってエンドユーザーとブランドを直接つなぐ役割をしたいというのが出発点です。受賞した8ブランドすべてを展開するイベントは、今回が初となります。

橋本:パリやロンドンにくらべると、東京のファッションウィークはお客さまとの距離がすごく近いんですよね。一般の人がラウンウェイを見に行ったり、展示会も一般公開されているものがあったり、ファッションが開かれている。その距離の近さがすごくいいなと思うからこそ、TFAももっと多くの人に開けた存在になれたらと思いました。

-以前から感じていた課題を、今回のイベントに落とし込んだのですね?

椋田:そうですね。コロナ禍もあり、なかなか投資的な取り組みがしにくい時期が続きましたが、やはりファッションのリーディングカンパニーとして、自社の利益だけでない社会に対する責任を果たしていきたい。そのひとつの形が今回のイベントになったと思います。

橋本:ありがたいことに伊勢丹新宿店は世界から注目され、お客さまに足を運んでいただける場所。ファッション業界全体の底上げや、インキュベーションという視点でも積極的な活動をしていきたいという思いがあります。
今年パリやミラノのファッションウィークに参加して感じたのは、世界的な市場で日本ブランドへの注目がかなり高くなっているということ。だからこそ、その魅力を正しく伝える場をつくっていきたいです。

次世代を担う東京ブランドを一度に体感。メンズ/レディースの枠を超えて楽しんでほしい

-今回のイベントの見どころを教えてください。

椋田:メンズ館に4ブランド、リ・スタイルに4ブランド、受賞したすべてのブランドが集結するというのは初の試み。次世代を担う東京ブランドを一度に体感できるというのが見どころです。いまのファッションの空気感を感じていただけるのはもちろん、将来ブランドが成長したとき「あのとき伊勢丹で見たな」と振り返っていただけるようなイベントになると思います。

橋本:婦人は4つのうち3つはすでにリ・スタイルで取り扱いのあるブランド。どれもすごく東京らしさが出ているブランドです。今年の受賞ブランドは、業界でもかなり話題になっているので、ぜひその実力をご覧いただきたいと思います。

椋田:今回はメンズ館とリ・スタイルのダブル展開になりますが、いまファッション業界はメンズ/レディースで分断されていませんし、メンズ館で女性がお洋服を選ばれているシーンもよくお見かけします。逆もまたしかりですよね。今回のイベントを機会に、メンズ館、本館どちらも巡りながら新しいファッションの発見をしていただけたらうれしいです。

-THE MOMENTSのテーマは「つぎで、さきに」ですが、お二人が感じるファッション業界の「つぎで、さきに」は?

橋本:コロナが落ち着いた頃から急激にラグジュアリーに注目が集まり、その次なにが来るか、というのはファッション業界でも注目されています。そんななか感じるのが、ファッションがファッションだけに留まらなくなっているというムード。デザイナーも服だけをつくるのではなく、音楽をやっていたり、農場をやっていたり、さまざまなクリエイティブの一部として服づくりをしているブランドが増えてきています。それは今年に入ってすごく感じることですね。

椋田:僕も同感です。ブランドのデザイナーさんに「次はなにをしたい?」と聞くと、「家具ブランドとコラボしたい」とか、「自然のなかでなにかやりたい」とか、自分の服と周辺のものとの関連性を表現したがっている。ファッションはアウトプットのひとつの形であって、あくまでコンテンツのひとつなんだと感じますね。

【メンズ館1階 ザ・ステージ出品ブランド】

SHINYAKOZUKA
「'picturesque scenery' 絵に描いたような情景」をコンセプトに掲げる<SHINYAKOZUKA/シンヤコヅカ>。デザイナーのインスピレーションや考えをドローイングやペインティングで描き、その絵の情景からインスパイアされたコレクションを展開する。

<SHINYAKOZUKA/シンヤコヅカ>

<SHINYAKOZUKA/シンヤコヅカ>
HAMMERSHOI 59,400円

Review:
▪️月や散歩や家や陰が好きです。あらゆる絵画の中でも、ハマスホイが描く誰も居ない部屋や陰を描くための光、家の静寂さが、自身の思い描く情景と近しいと図々しくも思っていて憧れです。そんな憧れが詰まったニットです。今回伊勢丹との取り組みで何かできないかと考え、AW21の復刻ニットをラインナップします。

(<SHINYAKOZUKA>デザイナー 小塚信哉)

▪️Rakuten Fashion Week TOKYOでの凱旋イベントは、ブランドのアイデンティティカラーである青の空間をつくり、洋服やテキスタイルサンプルだけでなく、デザイナーの小塚さん手書きの装飾がなされて、ブランドの世界観がとても伝わるインスタレーションでした。
(一般社団法人 日本ファッション・ウィーク推進機構ディレクター今城薫)

▪️SHINYAKOZUKAの洋服は、先進的でありながらどこか温かみを感じさせ、個性的でありながら着る人に寄り添う服だと感じています。今回、特別に復刻をしてくれたハマスホイのニットも、1枚でインパクトがありながらも、コーディネートにスッと馴染むブランドの代名詞的なアイテムの1つだと思います。
(メンズクリエーターズ バイヤー 椋田暁)

SOSHIOTSUKI
2015年よりメンズウェアレーベル<SOSHIOTSUKI/ソウシオオツキ>を立ち上げる。日本人の精神性とテーラーのテクニックによって作られるダンディズムを提案。 2016年、LVMHプライズ2016のショートリストにノミネート。 同年、パリにて展示会を行う。

<SOSHIOTSUKI/ソウシオオツキ>

<SOSHIOTSUKI/ソウシオオツキ>
デニムジャケット 92,400円

Review:
▪️東大寺の扉から着想を得たデニムジャケット。ジージャンのタックを3本打ち込み、リベットで固定。リベットとボタンは錆加工を施し、経年変化を表現するために歪な形にしました。テーラードジャケットのパターンを踏襲しており、袖は前振りの2枚袖。襟は首に乗るよう襟腰を深く設定し、シャツの上に着る前提なので袖口は広く工夫。3ozのブラックデニムにブリーチをかけた後、ハンドスプレーペイントを施し、錆びたような風合いを表現しました。

(<SOSHIOTSUKI>デザイナー 大月荘士)

▪️大月さんのランウェイは毎度緊張感があり、クリエイションと同じようにイベントに対するストイックさをとても感じるザ・ランウェイショーという感じでした。映像もとてもかっこよく仕上がっていました。
(一般社団法人 日本ファッション・ウィーク推進機構ディレクター今城薫)

▪️確かなテーラリング技術と、大月さんの着眼点・感性が混ざり合い、和を感じさせる「洋服」が魅力のブランドだと感じています。袖を通したときに、背筋がスッと伸びる感覚を是非店頭で味わっていただければと思います。
(メンズクリエーターズ バイヤー 椋田暁)

FAF
「都市と自然のコントラスト」をテーマに、ものづくりの可能性を追求し、現代のライフスタイルに寄り添ったプロダクトを生み出す<FAF/エフエーエフ>。シーズンコレクションのほかにも、使い古されていくうちにプロダクトが完成していくPROTOTYPE シリーズなど、テーマ性のあるものづくりを展開する。

<FAF/エフエーエフ>

<FAF/エフエーエフ>
PROTOTYPE 001 33,000円

Review:
▪️自分達も普段から使っているバッグシリーズです。今回、オリジナルにカスタマイズできるよう缶バッチを用意しています。カスタマイズできる機会は今回だけですので、ぜひ自分だけのPROTOTYPE BAGをつくりにお越しください!

(<FAF>デザイナー 荒井一帆)

▪️3月の凱旋イベントでは、デザイナーお二人に近いクルーがランウェイを歩き、多数のマイクの前でポージングをしたり、思っていることを叫ぶ、お二人らしい演出でした!
(一般社団法人 日本ファッション・ウィーク推進機構ディレクター今城薫)

▪️今回はPROTOTYPE BAGを切り口に、多くの人にブランドを知っていただけるきっかけになればと思います。自分のお気に入りの1型を見つけ、身につけ、育てていく中で、FAFの洋服とも巡り合うことを願っています。
(メンズクリエーターズ バイヤー 椋田暁)

Kota Gushiken
「knitwear fo human beings.」をテーマに、人との会話やアート作品、音楽など、日常の体験からインスピレーションを得てデザインへ発展させる<Kota Gushiken/コウタグシケン>。糸の開発や、編み目、柄、テクスチャーのデザインから手がけるニットブランド。

<Kota Gushiken/コウタグシケン>

<Kota Gushiken/コウタグシケン>
Lame Tiger Sukajan with AI 101,750円

Review:
▪️さまざまなジェンダー、年齢、人種、国籍、バックグラウンドの方に向けてポジティブで元気になるようなファッションをつくりたいと思っています。この商品は、ラメの糸を見た瞬間頭の中でスカジャンをイメージしたら面白かったので作りました。想像以上に美しくできとても嬉しいです。The Beatlesの新曲に感動し、AIと手描きを組み合わせた虎のデザインです。

(<Kota Gushiken>デザイナー 具志堅幸太)

▪️具志堅さんらしい「SHOW」で3月のRakuten Fashion Week TOKYOを盛り上げていただきました。SHOWの中でも着用されたこのニットは見ていた方々からも気になると話題でした。
(一般社団法人 日本ファッション・ウィーク推進機構ディレクター今城薫)

▪️個人的にニットというアイテムが好きで、夏以外は毎日着ています。Kota Gushikenはいい意味で違和感を感じるニットが多く、そこには具志堅さんの創造性と、それを支えるモノづくりの力が見え隠れしているように感じます。是非、いろんな方に見て、着ていただきたいブランドです。
(メンズクリエーターズ バイヤー 椋田暁)

▪️ユーモアのあるデザインで、1点1点に具志堅さんの想いが詰まっていて商品の制作過程が想像できるので、見ていて楽しいブランドです。リ・スタイルでのお客様の反応が楽しみです。
(伊勢丹新宿店 リ・スタイル アシスタントバイヤー 中田可南子)

【本館3階 リ・スタイル出品ブランド】

PHOTOCOPIEU
パリで出会ったしなやかで強い女性たちの姿勢への共感から生まれた、女性的なシルエットと強い佇まいを共存させたウェア。表面的な飾りを潔く削る反面、手のあたたかみによってつくられた切り替えのライン、有機的で女性の体が見え隠れするフォルムが特徴。

<PHOTOCOPIEU/フォトコピュー>

<PHOTOCOPIEU/フォトコピュー>
ANASTASIA(22AW) ZIG-ZAG BIAS MAXI DRESS 

Review:
▪️3月のプレゼンテーションでは、28体のマネキンに個性的なプロフィールを添えられていました。職業とファッションが一致しないのはあるあるで、ただ本人の内面は滲みでてる矛盾が生々しくておもしろかったです。竹内さんの洋服への愛情と自信が強く感じられるコレクションだと思います。ちょっと捻くれている感じもいつもすごいチャーミングに感じます。

(伊勢丹新宿店 リ・スタイル バイヤー 橋本航平)

▪️女性的なシルエットとたくましい佇まいを共存させた<PHOTOCOPIEU>の洋服は、身体を通すことでより魅力的に見えることが強み。10シーズンを経たブランドの“いま”と、竹内さんの思いを、見て、着て、感じていただきたいです。
(伊勢丹新宿店 リ・スタイル アシスタントバイヤー 中田可南子)

▪️デザイナーの竹内さんはパリで留学と勤務をされていました。また、3月にはTOKYO FASHION AWARDのショールームで久々にパリに行かれました。その時に見られたパリジェンヌ達を3月のイベントでは見事にスタイリングして、ブランドの世界観が伝わる空間づくりをされました。
(一般社団法人 日本ファッション・ウィーク推進機構ディレクター今城薫)

mister it.
デザイナー砂川卓也によるブランド。ブランドコンセプトは身近なオートクチュール。実在する人を思い浮かべながら、その人が喜びそうなちょっとした気遣いをデザインに落とし込むという。

<mister it./ミスターイット>

<mister it./ミスターイット>
Robe-henri-B 198,000円

Review:
▪️奄美大島の泥染職人さんによって何度も丁寧に染色をしています。 1点物なのであなたの特別なものになれば嬉しいです。

(mister it.デザイナー 砂川卓也)

▪️砂川さんらしいユーモアとクチュールの迫力に圧倒された今季のコレクション。予想をはるかに上回るランウェイでの衝撃をまだ新鮮に覚えています。洋服がもつリズミカルな楽しさと、見れば見るほど引き込まれる繊細なテクニックをお客さまにもぜひ身近に感じてもらいたいです。
(伊勢丹新宿店 リ・スタイル バイヤー 橋本航平)

▪️空間、音楽が洋服を引き立てる演出で観客を惹きつけたランウェイショー。「見ている人たちが洋服に集中できるように」という砂川さんの思い通り、1ルックごとにランウェイをしている様はパリコレのようで、高揚感を感じました。砂川さんのルーツもたくさんちりばめられ、身近にオートクチュールを感じられるコレクションになっています。
(伊勢丹新宿店 リ・スタイル アシスタントバイヤー 中田可南子)

▪️3月のショーではもちろんファッションショー自体もブランドらしい洋服やスタイリングだったのですが、ショーのために作られたムービーもとてもユーモアあふれる内容で、ショーと併せて見ていただきたいです。
(一般社団法人 日本ファッション・ウィーク推進機構ディレクター今城薫)

tanakadaisuke
デザイナー⽥中⼤資が⼿がけるファッションブランド。「おまじないをかけたようなお洋服で、⾃分の中にいるまだ⾒ぬ⾃分と出会えますように」をコンセプトに、得意とする刺繍をベースにロマンチックで幻想的なコレクションを展開する。

<tanakadaisuke/タナカ ダイスケ>

<tanakadaisuke/タナカ ダイスケ>
embroidery gunpatch trench coat 176,000円 (1・2)

Review:
▪️デザイナー田中大資の幼少期の思い出を詰めたコレクションですが、色褪せても色濃く脳裏に焼き付いている幼い頃の憧れやキラキラしたものを集めたくなる気持ち、誰しもが共感できる思い出を1つ1つのピースから見つけられる。大人になった今だからこそ、置いてきてしまったトキメキを思い出させてくれて満たされる。そんなコレクションです。

(Harumi Showroom Founder & PR Director 春海茜)

▪️細かな刺繍や、意外性のある素材使いのなかに、どこかで親しみを感じる、ファンタジーの世界に引きずり込まれるようなコレクションでした。小さなころに信じていた“おまじない”の力を、大人になった今もまた信じてみたいと思えるようなブランドです。
(伊勢丹新宿店 リ・スタイル バイヤー 橋本航平)

▪️幼少期、かわいいものやことに触れたときに感じた“高揚感”や“ときめき”を彷彿させてくれる、そんなコレクションでした。田中さんならではの素材の組み合わせや、繊細で細部にまでときめきを感じるお洋服は、毎シーズン新鮮で真新しく、独創的です。
(伊勢丹新宿店 リ・スタイル アシスタントバイヤー 𠮷岡萌)

▪️デザイナーの田中さんのアイデアでモデルにスパンコールやラインストーンを降らせる演出がとても印象に残っています。小物にも一点一点刺繍やラインストーンが細かく装飾されていて、本当に煌びやかなショーでした。
(一般社団法人 日本ファッション・ウィーク推進機構ディレクター今城薫)

HAENGNAE
ブランド名の<HAENGNAE/ヘンネ>は、デザイナー自身の韓国名に由来。ニューヨークの自由な表現力、日本の職人技術、ヨーロッパのオートクチュール技法、そして自身のアイデンティティを融合させた独自の洋服を展開する。”愛でる哲学”を大切に、知性や勇気を持ちながら逞しく生きる「強きロマンチスト」のためのブランド。

<HAENGNAE/ヘンネ>

<HAENGNAE/ヘンネ>
KISHIMEN LOGO DRESS 77,000円

Review:
▪️ブランドが一貫して大事にしてきた”愛でる哲学”を表現したコレクションです。<HAENGNAE>の基盤となる「強きロマンチスト」の色、愛の”赤”、優しき”ベージュ”、芯の強さを表す”黒”を改めて軸に据え、オートクチュールとプレタポルテ、ロマンティックとエッジィ、クラシックとモダン、それぞれの融合を目指しています。

(<HAENGNAE>PR)

▪️リ・スタイルとしては今回初めてお取り組みするブランド。ただ、展示会ではいつもブランドのもつ芯の強さと世界感に加えて、多様なシルエットづくりのおもしろさに心を奪われます。今回のお取り組みを通して、僕自身ももっともっと深く知っていきたいブランドです。
(伊勢丹新宿店 リ・スタイル バイヤー 橋本航平)

▪️赤、ベージュ、黒の3部構成だったショーは、デザイナー本人の明るいキャラクターとは真逆で緊張感が溢れていて、生演奏の音楽と洋服の素晴らしいマリアージュでした。
(一般社団法人 日本ファッション・ウィーク推進機構ディレクター今城薫)

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