2022年に「創作を介して50年のヒストリーを振り返り、更なる創造を試みる」として、カプセルコレクションやコラボレーションピースを発表している<Y's/ワイズ>。今回の伊勢丹新宿店で展開されるのはカプセルコレクションの「Y's 1972 - A MOMENT IN Y's WITH MAX VADUKUL」。4月に同スペースで展開されたレッドタグのコレクション「Y's 1972」に続き、アーカイブイメージを再構成してつくられたコレクションが公開されます。
Y's/ワイズ
機能的で品位ある日常着。独自のカテゴリーの中、普遍的な価値観とユニークなパターンメイキングで形づくられる<ワイズ>のクリエイション。カッティングとシルエットにこだわり、素材の風合いを生かし、着ることによって生まれる人の体と服の間にある空気感、分量感、バランスを大切に行われる服創り。山本耀司の最初のブランドとして1972年に創設された<ワイズ>は、現在もアトリエチームが表現するブランドのアイデンティティ、機能的で質の高いプレタポルテを提案するコレクションをラインナップします。
唯一のスタイル
1972年に山本耀司が手がけた最初のブランドである<ワイズ>は、そのものが山本の服づくりへの思想と哲学。常に前へ向かい、変わることのないフィロソフィーを軸に、アイデンティティを表現。「Y's 1972 - A MOMENT IN Y's WITH MAX VADUKUL」は、1999年春夏コレクションから2001-2002年秋冬コレクションまで、6シーズンに渡り撮影された<ワイズ>のイメージにフォーカスし、当時の撮影者であるマックス・ヴァドクルによる写真の選出とコラージュにより再構成されたコレクション。
都市の路上で撮影されたさまざまな<ワイズ>の表情
女性的、男性的、多様な民族的背景、種々の表情。年齢や性別の異なる、さまざまな背景を持つ人々が着ることで描かれる多様性と、そこへ写し出される普遍性がイメージの上に確かに存在。日常にある服の在りようを鮮やかに切り取る写真たち。服と人の日常がつくりだす自然で予期できない情景は、そのまま<ワイズ>の唯一のビジョンのようです。ファッションが何を意味するのか。「日常の服」に表現される、常に新鮮な視点を提供する前向きな姿勢。多様性と普遍性。フレッシュな感性が時を経て再構成され、新たな服に描かれていきます。
その他、トートバッグやスマホケースなどに加え、印象的なモチーフを使用したカプセルコレクションが全国に先駆けて登場。時を経て再構成された、新たなコレクションをお楽しみください。
Y's 1972 - A MOMENT IN Y's WITH MAX VADUKUL
□11月2日(水)〜11月8日(火)
□伊勢丹新宿店 本館1階 プロモーション
お問い合わせ:伊勢丹新宿店 本館4階 コンテンポラリースタイル/ワイズ
電話03-3350-8079(直通)