<ヘルノ>2021秋冬コレクションのポップアップ開催!サステナブルコレクション「Globe(グローブ)」の新作も登場

<ヘルノ>2021秋冬コレクションのポップアップ開催!サステナブルコレクション「Globe(グローブ)」の新作も登場メインビジュアル

ヘルノ>の2021年秋冬新作アウターを拡大展開するポップアップを開催。期間中は、サステナブルを集約したコレクション「Globe(グローブ)」から、機能性に特化した「Laminar(ラミナー)」、また人気のハイブリッドダウンまで豊富に取り揃えます。

HERNO 2021 FALL&WINTER

□2021年10月27日(水)~12月28日(火)
□伊勢丹新宿店 本館4階 センターパーク/ザ・ステージ#4

□2021年11月3日(水・祝)~11月9日(火)
□日本橋三越 本館1階 STAGE

ファッションでも注目度の高い「サステナブル」。会期中に取扱いのあるコレクションの中でも、サステナブルなアイテムを集約した「Globe」コレクションをご紹介します。

「Globe(グローブ)」について

2020年春夏に誕生した、ブランドのサステナブルなアイテムを集約したコレクション「Globe(グローブ)」。「Globe」は、<ヘルノ>がこれまで展開してきたエコサステナブルなプロダクトとは一線を画すコレクションです。各アイテムのライニングに縫い付けられたタグには、<ヘルノ>の企業としてのコミットメントをお客さまに伝えると同時に、その選択にお客さまにも関わっていただくために、このシリーズとプロダクトについての説明が記されています。

2021年秋冬シーズンでは、昨年からさらに進化を遂げ、中でも大きなトピックは、ウール素材の充実ぶり。<ヘルノ>のエクスクルーシブで取扱っている土に還るナイロン素材「ファスト5ディグレーダブル」はもちろん、「オーガニックボイルドウール」のコート、再生ナイロン「エコニール®」と「アニマルフレンドリーウール」で仕立てたダウン×ウールのコートなど、現代のニーズにマッチしたウールが主役のアイテムが豊富にラインナップ。

リサイクルした素材もあれば、オーガニックにこだわったもの、また動物愛護の観点でミュールシングフリーといった注目度の高い素材まで、素材の元となるストーリーが異なるだけでなく、素材そのものの質感もバリエーション豊かで、ファッション的な要素も重視したサステナブルとなっています。

「オーガニックボイルドウール」

有機栽培や有機飼育の原材料を使用した生地や衣料品の製造における環境保護と労働条件の両面に関する世界共通の基準要件を規定するために、主要な規格制定組織が策定したGOTS(オーガニック・テキスタイル世界基準)認証を取得したバイオウールです。

有機飼育とは、有毒で持続性のある農薬や合成肥料を使用せずに土壌肥沃度を維持し、回復させる農法に基づくもので、飼育動物の健康に関する基準も遵守することが求められ、遺伝子組み換えを禁止しています。羊の食べる飼料だけでなく、生育環境にも配慮がなされ、のびのびと暮らす羊からのウール。

ボイルドウールは、湯に通して縮絨したフェルト状の生地のことで、生地がぎゅっと詰まることで風を通しにくい特徴があり、この1枚でオーバーサイズに仕立てたカーディガンのような風合いのコートも、秋から冬にかけては1枚で、冬には手持ちのダウンとの重ね着やバルキーなニットの上にと、さまざまな着こなしを楽しむことが可能です。

同素材のメンズでは、アンコン仕立てのチェスターコートがあり、ノッチドラペル・3B・左胸にパッチポケット・両脇にフラップポケット付き・センターベンツのデザイン。ウエストダーツが入ることで、構築的なシルエットを描き、非常にイタリアらしいスタイル。ボタンといった付属品もすべてサステナブルな素材を使用しています。

「ファスト5ディグレーダブル」

<ヘルノ>のエクスクルーシブ素材「ファスト5ディグレーダブル」のダウンアイテム。6.6 Amni Soul Eco®(アムニ ソウル エコ)ポリアミド糸でできた20デニール ナイロンの素材は、一般的なナイロンが生分解に約50年はかかるところ、廃棄後に微生物などによって最終的に水と二酸化炭素に完全に分解するまでに要する時間は、わずか約5年です。

ナイロン素材以外の各パーツにも生分解性素材を採用し、この素材のアイテムは、丸ごと土に埋めることも可能です。サステナブルなプロダクトの主流が再生素材となり、それが当たり前になりつつある中で、新しい素材でありながら、捨てることに着目した珍しいアイテム。
わずか20デニールという<ヘルノ>の人気ダウンと同じ薄さ・軽さでありながら新たに生分解性という特徴を持ったナイロンに、ダウンパックを使わず直接ダウンを注入する方法を採用。キルティングデザインであっても、ダウンが飛び出しにくいのも<ヘルノ>の縫製技術の高さによるものです。

まだまだ他人事であるサステナブル。<ヘルノ>のプロダクトには、「サステナブルだから手に取るのではなく、いいと思ったものがたまたまサステナブルだった」という魅力が詰まっています。

「エコニール®」×「アニマルフレンドリーウール」

多くのラグジュアリーブランドに、アウターからバッグまで幅広いアイテムの素材として採用され、知名度が高い再生ナイロン、「エコニール®」。魚網や布地工場で出る廃棄物、ごみ処理場に送られる運命にあったカーペットなどの廃棄物を使っています。素材のクオリティを落とすことなく繰り返しリサイクルが可能な、循環型の繊維。中綿には古くなった羽毛布団からのリサイクルダウンを詰めています。

「アニマルフレンドリーウール」は、ミュールシングフリーのウールとアルパカ・モヘヤ・ナイロンをミックスしたグレンチェック柄のブークレファブリック。軽量でラフな生地感が特徴。ミュールシングフリーとは、寄生した蛆虫による感染症でヒツジが命を落とすのを防ぐために、子羊の臀部の皮膚をはぎ取り、引き伸ばす一般的な処置(ミュールシング)を行わないことを意味し、この「アニマルフレンドリーウール」では、ミュールシングフリー認証を取得したものを使用しています。

  • <ヘルノ>「エコニール®」×「アニマルフレンドリーウール」コートの画像

    ヘルノ>「エコニール®」×「アニマルフレンドリーウール」コート 313,500円
    ※店頭のみのお取扱いとなります。

「サステナブルウール」

“メイド・イン・イタリー”の100%リサイクルウール。リサイクルウールの元となるのは、消費者に製品が渡る前あるいは後の過程で発生したウールの廃棄物。それらの素材をイタリアで化学薬品を使用することなく先端技術でリサイクル処理をし、新たな価値を生み出したアップサイクルなウール。このサステナブル ファブリックの製造は、同等のバージンウールファブリックと比較して、CO2排出量を74.3%、総エネルギー消費量を58%、H2O使用量を87.1%も削減し、環境負荷を低減します。また、LCA(ライフサイクル・アセスメント)審査を受けた世界初のウール認証も取得しています。

この素材を使用したコートは、<ヘルノ>でも人気の高いスタンドカラー、フロントのWジップ開閉のシンプルなスタイルをややオーバーサイズに仕立て、使いやすさと今っぽさを兼ね備えています。それゆえにリサイクル素材であることを忘れ、あえてこのコート、この素材を選びたいと思わせる引力があります。

「ダイフリーウール」

染料を一切使用せず、羊毛本来の色合いを活かした100%ビオロジック(有機飼育)のメリノウールを“メイド・イン・イタリー”の伝統と卓越性で仕立てた「ダイフリーウール」。この素材で展開するメンズのアイテムは、ダッフルコート。ブラウンとアイボリーのコントラストカラーによる綾織ストライプ柄のメリノウール地はソフトなだけでなく、軽い着心地。

  • <ヘルノ>「ダイフリーウール」メンズコートの画像

    ヘルノ>「ダイフリーウール」メンズコート 152,900円
    ※店頭のみのお取扱いとなります。

<ヘルノ>

1948年、北イタリアに位置するマジョーレ湖畔の町レーザで誕生したラグジュアリーアウターウェアブランド、<ヘルノ>。レインコートからスタートし、現在ではカシミヤやダウンアイテムまでラグジュアリーアウターウェアブランドとして、伝統とモダニティの融合が、世界中の顧客を魅了し続けています。

プライムガーデンの店頭画像
プライムガーデン
「あたらしいラグジュアリー」をテーマに、大人の女性に向けシンプルでハイ・クオリティなファッションアイテム、クラフトマンシップあふれるライフスタイルグッズを展開する、伊勢丹新宿店 本館4階のセレクトショップ。
※本館4階 ザ・ステージ#4にてイベント・プロモーションを併設中。