桐島かれんさんが語る
新作の「アットホーム」に込められたポジティブな想い

桐島かれんさんが語る 新作の「アットホーム」に込められたポジティブな想い

クリエイティブディレクターの桐島かれんさんが世界の国々で出会った文化などをインスピレーション源とした、こころとからだを解放する心地よいファッションや雑貨を提案する<HOUSE OF LOTUS/ハウス オブ ロータス>。世界を旅することも難しい状況になり、かれんさん自身のファッション感も変化したそうです。伊勢丹新宿店のバイヤーも「これまでとは違う<ハウス オブ ロータス>」と話す2021年春夏コレクションのテーマは「アットホーム」。新作に込められた想いなどについて、かれんさんにお話しを伺いました。

at Home

□3月31日(水)~4月13日(火)
□伊勢丹新宿店 本館1階 婦人雑貨/イセタンリーフ

上記期間中、<ハウス オブ ロータス>のポップアップショップを伊勢丹新宿店にて開催いたします。
おうち時間を中心としたニューノーマルなライフスタイルを意識した「at Home」をテーマに、暮らしのシーンに合わせた日常に彩りを添えるホームドレスなどの新作の春夏コレクションと各国から届いたホームグッズをご紹介いたします。
また、今回のために東京・羽根木を拠点とする花と緑のアトリエ<malta(マルタ)>の春の花を中心としたアットホームセット(花束)や、花器やオブジェなど店舗を持たずに紹介している<anima(アニマ)>よりガラスの花器が店内を飾ります。

<ハウス オブ ロータス>のブランドページはこちら

<ハウス オブ ロータス>というブランドには、かれんさんのどんな想いが込められているのでしょうか?

桐島:<ハウス オブ ロータス>は私が30代のときに、私の大好きな世界観を、雑貨を通して表現したくスタートさせた、ときどき開く不定期でわがままなお店でした。その後、トータルファッションのブランドへと進化しましたが、 始めたころのメインは個性豊かな雑貨でした。「思い立ったように」という表現が ぴったりなぐらい急に始めた感じです(笑)。ちょうど、3人目の子どもが生まれた頃で、家にいる時間が多く、インテリアなど暮らしを豊かにすることに一番の関心がありました。オープンしているのは一年のうち3週間ほどの短い期間でしたが、当時暮らしていた古い洋館を解放して、暮らしを彩るアジア、アフリカなど、世界の手工芸品や民具などの雑貨を販売していました。日本人の傾向として「欧米風に憧れ、欧米風が素敵」と感じる人が多いような気がしますが、ヨーロッパやアメリカだけではなく、世界中のさまざまな国には、素晴らしい文化や手仕事が、まだまだたくさんあることを紹介したいと思ったのが<ハウス オブ ロータス>の原点ですね。

世界を旅することが難しい現状で、新作コレクションはどのように発想しているのでしょうか?

世界を旅することが難しい現状で、新作コレクションは

桐島:もう1年以上も旅をしていないという今の状況は、自分にとってとにかく不思議な感じです。これまでの<ハウス オブ ロータス>のコレクションは私が行ったことのある国やその文化がインスピレーション源になっていたんですけど、逆にどこにも行けないという状況なので世界を旅している自分を想像しながらコレクション作りを楽しんでいます。旅行のときはこれから訪れる国や場所のことを事前に細かく調べてから出かけるタイプなので、想像をしながらコレクションを作ることはわりと得意だと思います。ときには自分の想像が膨らみすぎて、実際に訪れたら自分のイメージとまったく違っていたなんてことはよくあります(笑)。

2021年春夏のコレクションテーマは「アットホーム」ですが、それを選んだ理由は?

桐島:私の夫、写真家・上田義彦の写真集『at Home』が2006年に出版されました。撮影したまま眠っていた13年間の「家族写真」のネガフィルムに命を与え、私がつけていた日記を添えて一冊にまとめた写真集です。外出自粛の生活が続く今、小さかった子どもたちと過ごした“アットホーム”な日々を思い出し、 2021年春夏コレクションのテーマを「アットホーム」にすることに決めました。代り映えのしない単調な日々、でもそんな何気ない日常の中にもキラキラと輝く小さな幸せがいっぱいありました。人生には、ときどき道草をしたり、立ち止まったりすることも大事なことかもしれません。

コロナ禍で<ハウス オブ ロータス>として提案したい服やアイテムに変化はありましたか?

桐島:私自身が着るもの、身に着けるものは、自分の感情に寄り添うものなのだと、あらためて気づかされました。2021年の春夏コレクションは、おうち時間が増えたニューノーマルなライフスタイルを意識し、今、必要と思えるような服や雑貨を提案したいと思いました。その服を着ることで、自分のからだや感性と向き合い、今まで意識していなかったことに、気づいていただけるようなお手伝いができたらと。暮らしのシーンに合わせ、快適さや心地よさだけではなく、気分が高まる色や柄なども意識しています。私が特に気に入っている今シーズンのアイテムは、インドの伝統的なカットワークとアップリケの手刺繍が施された白いリネンのワンピースです。着心地の良い素材、シンプルだけとディテールにこだわり、トレンドなく愛着が持てる「アットホーム」を象徴するアイテムといえるかもしれません。

コロナ禍で<ハウス オブ ロータス>として提案したい服やアイテム

ワンピース 74,800円
※予約販売は終了しております。

かれんさん自身のファッションに対する心境にも変化はありましたか?

桐島:これまではTPOに合わせて着る服を選んでいましたが、出かけることや人に会う機会が減少したことで本当にその日に着たいと思う服、気持ちに寄り添うような服を自然と着るようになりました。心境の変化ということでいえば、自分を見つめ直す時間が増えたからこそ「生きる」ということについて考えるようにもなりましたね。

かれんさん自身はどのような「アットホームな時間」をお過ごしですか?

桐島:これまでは周囲を見渡す余裕もなく仕事や家事に日々を追われていましたけど、家にいる時間が多くなったことで自分のことも、まわりのことも見つめ直すいい機会になったと思います。時間が生まれたことで、ガーデニングだったりこれまではやりたくてもできなかったことを毎日楽しんでいます。見えていなかったことに気づけたこともあるので私自身は今の状況をネガティブではなくポジティブに捉えるようにしています。なのでお客さまの気持ちも前向きに明るくできるような服や雑貨を<ハウス オブ ロータス>として提案していきたいと思っています。「アットホーム」のコレクションも、お客さまに「毎日着たい」と思っていただけたらうれしいですね。

かれんさん自身はどのような「アットホームな時間」をお過ごしですか?

<ハウス オブ ロータス>のブランドページはこちら

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