ISETAN × KISS, TOKYO TOKYO DESIGN MEETING デザインの力で循環するモノづくり、これからのTOKYOクラシックをまとおう

ISETAN × KISS, TOKYO TOKYO DESIGN MEETING デザインの力で循環するモノづくり、これからのTOKYOクラシックをまとおうのメインビジュアル

オープン1周年を記念して「ISETAN Seed/イセタンシード」「ISETAN Leaf/イセタンリーフ」と「KISS,TOKYO」のタッグが実現。「ISETAN × KISS, TOKYO TOKYO DESIGN MEETING」と称して、東京でモノづくりを続けるファクトリーの銘品を「KISS,TOKYO」がキュレーション、オリジナルアイテムが誕生しました。

今、改めて知りたいTOKYOのモノづくりの魅力とは。「KISS,TOKYO」を手がけるアートディレクターの千原 徹也さん、ISETAN Leaf バイヤー 小林 嵩がプロジェクトの誕生秘話や、プロジェクトにかける想い、展開アイテムについて語ります。

タイトルロゴの画像

PROFILE

千原 徹也

アートディレクター/株式会社れもんらいふ代表。広告 ・ブランディング・エディトリアル ・映像など、さまざまなジャンルのデザイン、アートディレクションを手がける。野外フェス「勝手にサザンDAY」の主催、J-waveラジオパーソナリティー、れもんらいふデザイン塾を主宰するほか、幅広く活動中。次の夢は映画監督。

小林 嵩

2008年、三越伊勢丹入社。伊勢丹新宿店 婦人雑貨ショップにて、仕入・買付・開発を担当。2016~2017年には、伊勢丹新宿店リモデルプロジェクトのマネージャーとして新規プロジェクトを実施。2020年より、伊勢丹新宿店 本館 1階に14年振りとなる新コンセプトショップ「ISETAN Seed/ISETAN Leaf」 をオープン。担当バイヤーとして、さまざまな企画を手がける。

新しい、“TOKYOのお土産”を作りたかった

ー「ISETAN Seed/イセタンシード」「ISETAN Leaf/イセタンリーフ」 と「KISS,TOKYO」の、“相思相愛”ではじまったという今回のプロジェクト。その経緯をお聞かせください。

千原 「KISS,TOKYO」のプロジェクトが立ち上がったのが今から3〜4年前。そのときから、いつか伊勢丹と何かやれたらいいねと言ってたんですよ。TOKYOのなかでも多様性のメッカである新宿で、ファッションの最先端を発信し続けている百貨店じゃないですか。

小林 うれしいです。東京生まれ東京育ちである自分は、仕事を通して東京を元気にしたいという思いをどこかで抱えていました。そしてコロナ禍を迎え、その思いが現実味を帯びてきたんですよね。今こそ動き出すときだと。そんななか 2020年12月、渋谷に現れた「KISS,TOKYO」のオブジェをみて、「あぁ、これだ!」と。

オブジェの画像

千原 「KISS,TOKYO」は、NYを象徴するお土産『I♥NY』に着想を得たロゴプロジェクト。東京を象徴するシンボルとして定着するといいな、「KISS,TOKYO」のロゴが入ったアイテムが“TOKYO土産”のスタンダードになればいいなと、思っています。

小林 東京発のファクトリーブランドと「KISS,TOKYO」とがタッグを組むことで、TOKYO発の新しいクラシックアイテムが誕生するのではと思い、一緒に取り組むことをきめました。もちろん、延長線上には世界も視野にいれて。

千原 KISSって世界共通の言葉なんですよね。自分自身で着たり使ったりするのはもちろん、愛やエールの表現として大切な人に贈るのにもぴったりですよね。

インタビュー風景の画像
アートディレクターの千原さん(右)と、ISETAN Leafバイヤー小林(左)

ー今回のコラボレーションにより誕生したアイテムの魅力について教えてください。

小林 プロジェクトのキーワードは、「FASHION」、「STORY」、「SUSTAINABLE」。東京のファクトリーブランドが紡いできた物語のある銘品に、千原さんのアイデアとアートワークが注ぎ込まれることで、よりファッショナブルなアイテムによみがえる。ただそれは、新しいデザインで新しいものというより、例えばストック生地を使ったり、復刻版だったりと、サステナブルなものになることを目指しました。街に息づく、人・モノ・物語 etc. 東京発の逸品にもう一度光を当てて、デザインの力で循環させていこうと。

千原 僕はもともと条件があるほど燃えるタイプ(笑)。そのコンセプトにかえってアイデアを刺激されましたね。TOKYOという多様性のある街で息づいてきた、それぞれのファクトリーの個性や物語を知るのも面白かった。

デザインは、着る人を限定せず、ボーダレスで考えました。「Kiss」Tシャツのプロジェクトでも、テリー伊藤さんから、若いインフルエンサーまでが参加しています。性別やジャンルを飛び越えて、たくさんの人が日常的にカジュアルにまとってくれるとうれしいですよね。

  • Tシャツ着用画像

「Kiss」Tシャツのプロジェクトには、世代やジャンルを超え、多くの著名人が参加している。写真は、Da-iCEの工藤 大輝(左)、モテクリエイターのゆうこす(右)。

小林 今回、一緒に取り組んだのは、久米繊維工業・TOKIO HAT・前原光榮商店・TAILOR TOYO・THE CHARLIE TOKYOさん。Tシャツやスウェット・帽子・古着だったり、老若男女問わず使えるものを選びました。グローバルかつダイバーシティのメッカというべき新宿にある百貨店なんだから、まとう人の個性が表現できるアイテムにしたかった。

千原 今や、ファッションがマスである必要性はないですよね。小さい文化がどんどん生まれていき、いろんな組み合わせができる。これからのモノづくりはもっと楽しくなりそうです。

小林 千原さんは、いつも帽子をかぶってらっしゃいますが、100年前の写真をみると、みんな背広で帽子をかぶっててかっこいい。じゃあ、それを真似しましょうということではなく、ファッションの再発見と捉えて、帽子を取り入れた着こなしを今の気分で楽しみたい。

  • 渋沢栄一が被っていた帽子の復刻版の画像

渋沢 栄一が創業した、日本で最初の製帽ブランド「TOKIO HAT」。今回のプロジェクトでは、オリジナル復刻版が発売される。

小林 今回、渋沢 栄一が被っていた帽子の復刻版を創りましたが、ほどよく現代仕様にアップデートされています。ファッション好きならわかると思うけど、帽子があるとスタイリングの幅はぐっと広がる。昔の銘品を取り入れることで、新しい習慣が生まれる。そんなファッションの循環も素敵だなと思います。

千原 今回の取り組みは、TOKYOという街が持っている可能性との共創です。モノだけじゃなくて、習慣や考え方、物語も未来につなげていく。物語の紡ぎ手は、作り手だけでなく、それをまとう人でもあると思います。だからこそ、より多くの人に手にとってもらい、それを感じてもらいたい。これからもTOKYOと一緒に、ファッションの力を信じて、前に進みたいですね。

今回の対談のお二人の画像

ー東京のダイバーシティを象徴する、新宿と渋谷。お二人はこの2都市を活動拠点にされていますが、普段どのように過ごしていますか。また、思い出などありますか。

千原 仕事は渋谷、休日に家族と過ごすときは新宿ですね。渋谷は“仕事場”なので、知り合いに遭遇したり、ふと仕事のことを思い出してしまう。ときには距離を置くことが大事です。よく訪れるのは新宿御苑。芝生で子どもを遊ばせて、自分はぼーっとしています。そうすると、ふとアイデアがわいてくることも多い。心が解放されてリラックスできるのがいいんでしょうね。伊勢丹も近くて買物で締めくくることもできるし(笑)。

小林 僕は逆ですね。職場が新宿だから、新宿には道の端々まで“仕事の気”が渦巻いている(笑)。なので、休日はなるべく近寄らないようにしています。渋谷は、とくに宮下公園辺りは、高校生の時にたむろしていた場所。どんな大人になりたいかどんな夢を持ちたいかを考えていました。その頃と比べ景色はだいぶ変わりましたが、当時の気持ちを思い返すことでリラックスできるのか、新しいアイデアが出てきたりポジティブな気持ちになれたりします。渋谷は、ノスタルジーを感じさせる間もなく、常に未来を刷新して見せてくる。新しい刺激を与えてくれる街です。

また最近は、都バスを使っての移動が面白い。電車だと見過ごしがちな街のもつ個性、景色の移り変わりなんかに気が付けて刺激になります。

「ISETAN × KISS,TOKYO “TOKYO DESIGN MEETING”」

■2021年9月1日(水)~9月14日(火)
■伊勢丹新宿店 本館1階 イセタンリーフ/プロモーションスペース
■電話 03-3352-1111 大代表
※会期は都合により変更になる場合がござます。

伊勢丹新宿店の営業時間のお知らせはこちらをご覧ください。

次回は8月18日(水)に、伊勢丹新宿店限定でKISS, TOKYOとコラボレーションした久米繊維工業とのオリジナルTシャツをご紹介します。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。