オランピア・ル・タンが考える“ホテル空間”が伊勢丹新宿店に!

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オランピア・ル・タン(Olympia Le-Tan)が手がける新プロジェクト、「Hotel Olympia」のポップアップイベントを伊勢丹新宿店 イセタン ザ・スペースにて開催。世界中のホテルからインスピレーションを得た、独自のホテル空間をプロデュース。オランピア・ル・タン初のアート作品をはじめ、ホテルから着想したインテリアや雑貨などをご紹介します。
※イベントは終了いたしました。

「Hotel Olympia」

□2022年2月19日(土)~2022年3月5日(土)
※イベントは終了いたしました。

□伊勢丹新宿店 本館2階 イセタン ザ・スペース
@isetan_the_space

掲載の情報につきましては、諸般の事情により予告なく変更・中止させていただく場合がございます。予めご了承ください。必ず事前にホームページを確認してからご来店ください。

<オランピアルタン>会場の様子の画像

1.オランピア・ル・タンとは

オランピア・ル・タンのイメージ画像

オランピア・ル・タン
<シャネル>や<バルマン>のデザインスタジオでのキャリアを経て、2009年、祖母から受け継いだ才能“刺繍”と、父親のピエール・ル・タンとともに熱狂した“文学”の二つのこだわりをミックスさせたアクセサリーレーベルを設立。ブランドアイコンであるブッククラッチは瞬く間にヒットし、世界中のセレクトショップや百貨店で扱われた。

 2012年3月、最初のプレタポルテコレクションを発表。
英国とパリの伝統をミックスした、ひねりを加えたクラシックなコレクションが特徴。オランピアは、文化やアートの世界の要素や、多くのコラボレーションを含むテーマ性のあるコレクションでの創作活動を常に楽しんでいる。また、スパイク・ジョーンズ監督がオランピアのために製作した短編アニメーションもカンヌ映画祭で上映され好評を博した。

 2018年からは<マーク・ジェイコブス>「コンテンポラリーライン」のクリエーティブディレクターを二年間務め、現在はニューヨークに在住し、独立したクリエーティブディレクターとして活動。
「Hotel Olympia」は、オランピア自身の活動休止三年間を経た、最初のプロジェクトとなる。

2.イベントコンセプト

オランピアが手がける仮想のホテル空間。オランピアは、世界中のお気に入りのホテルから何年にもわたって小物類を収集しインスピレーションを得、これらの貴重な小物類の自身のオリジナルバージョンを作成したいと考えていました。「Hotel Olympia」は、ラグジュアリーなホームグッズ・アクセサリー・ワンマイルウェアといったコレクションを通して、夢のような休暇の体験を映し出します。カラフルで居心地が良く、機知に富んでおり、作品の多くはオランピアのシグネチャーであるハンドエンブロイダリー(刺繍)が特徴で、世界中の職人によって作られています。ドールハウスのロゴは、ニューヨークのアーティスト、アウレル・シュミットとのコラボレーションで作成されました。今シーズンは、フォトリアルな一連の「ルームサービス」グラフィックと、クラシックなホテルの図に遊び心のある一工夫を加えたものが特徴です。

3.アートピース(刺繍作品)

  • <オランピア・ル・タン>The Rooftop Barの画像

    The Rooftop Bar

    (幅34×高さ45.5cm 10点限り オーダー制 額代別)

    220,000円


  • <オランピア・ル・タン>The Children’s Suiteの画像

    The Children’s Suite

    (幅39×高さ56cm 10点限り オーダー制 額代別)

    330,000円

  • <オランピア・ル・タン>Hotel Olympiaの画像

    Hotel Olympia

    (幅35×高さ44cm 10点限り オーダー制 額代別)

    330,000円

  • <オランピア・ル・タン>Bed with quiltの画像

    Bed with quilt

    (幅39×高さ27.5cm 10点限り オーダー制 額代別)

    330,000円

4.グッズ

5.オランピア・ル・タン インタビュー

Q1.この「Hotel Olympia」のプロジェクトはどのようにして生まれたのでしょうか?

この「Hotel Olympia」はパンデミックのはじめ頃に生まれました。ほかの皆のように私も一つの場所にとどまり続け、過去に訪れた素晴らしかったあらゆる場所へ旅行することを夢見ていました。そうした旅行の記念の、とりわけホテルのお土産品がたくさんある私の家の中を見回した時、それらすべては私の郷愁を駆り立て、同時に私自身のオリジナルバージョンをデザインしたいという気持ちにしてくれました。ずっと家にいるということが私が着られるものよりも、眺める事ができるものを作りたいという気持ちにさせ、一つひとつが架空のホテル、つまり夢の空間を形成しはじめたのです。

Q2.今回初めて、19世紀の英国の壁紙とヴィクトリア朝のインテリアをモチーフにしたアート作品と、お父さんのピエール・ル・タンの作品があります。この作品についての感想をお聞かせください。

刺繍は常に私の仕事の大部分を占めていたということもあり、この架空のホテルの壁に刺繍のアート作品を施すということは自然なことでした。インスピレーションを得るためにヴィクトリア朝のインテリアのイラストや、ウィリアム・モリスやそのほかのアンティークのイギリスの壁紙を見ました。その時代の美しいディテールや非常にフェミニンな美学は、私がいつも魅了されてきたもので、私のイギリスのルーツとつながってくるのだと思います。
また、これらの完璧なインテリアシーンに「ふざけたタッチを加えたかった」という思いがあり、多少のセクシーなピンナップをあちこちに散らしました。
父の作品もそうです。私たちは十年間、プリント・招待状・セットデザイン、そして基本的には私がやっていたブランドのグラフィックアイデンティティ全体に取り組みました。父は二年前に亡くなり、父なしでこの新しいプロジェクトを開始するのは非常に違和感を覚えました。なので、父の作品を飾ることは、彼をこのプロジェクトの一員にするための私の方法です。私は父が1970年代後半にニューヨークの人々のために製作した初期の仕事のいくつかを選びました。またインテリアも父のお気に入りの一部です。

Q3.お気に入りのホテルを教えてください。

お気に入りのホテル・・・建替え前のホテルオークラは、いつまでも私のお気に入りです。2016年の私のコレクションはオークラのためにささげました。リニューアルしてからは、思い出を上書きしたくないので訪問しかねています。
また、著名なアーティストが部屋代や滞在費の代わりに作品を置いていったことで有名な、サンポールドヴァンスのラコロンブドールも大好きです。そして、トスカーナのホテルペリカーノは、私の友人であるマリールイーズシオによって運営されています。彼女のホテルはいつも素晴らしい出来です。ほかにも素晴らしいホテルはたくさんあります。私のお気に入りのバーがあるニューヨークのカーライル・ロンドンのクラリッジス・パリのリッツ(これも私のお気に入りのバーの一つ)です。残念ながら、私はこれらのほとんどに滞在できる余裕がないので、だからこそそのバーを知っているのです!

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