まったく新しい香りの体験、フレグランスメゾン<フエギア 1833>の哲学に触れる21日間

まったく新しい香りの体験、フレグランスメゾン<フエギア 1833>の哲学に触れる21日間のメインビジュアル

“あたらしいラグジュアリー”をテーマにファッションやライフスタイルを提案するプライムガーデン。4月20日(水)から開催するポップアップでは、<FUEGUIA 1833/フエギア 1833>のフレグランスをご紹介します。

「FUEGUIA 1833 POP UP GALLERY」

□2022年4月20日(水)~5月10日(火)
□伊勢丹新宿店 本館4階 センターパーク ザ・ステージ#4/プライムガーデン

調香師であり、オーナー・創設者であるジュリアン・ベデル氏のフレグランス作りにかける並々ならぬ情熱、さらに“香りのない香水”と称される名作「ムスカラ フェロ ジェイ」に込められた想いとは。

オーナーの理念がすべてに行き届く、真のラグジュアリーブランド

香水の世界に「ニッチフレグランス」という言葉があるのをご存知でしょうか?ひと言でいうと、マスマーケットで展開される著名なブランドではない、独立したブランドが作るフレグランスのこと。その独創的な世界観や素材への深いこだわりなどから、“香水界のオートクチュール”とも称されます。今回ご紹介する<フエギア 1833>もそのひとつ。

創業者のジュリアン・ベデル氏は、調香師であると同時に、アーティスト・弦楽制作家・デザイナーの顔ももつ多才な人物。フレグランスの調香はもちろん、自社農園での原料研究から包装、店舗デザインにいたるまで、すべてのもの作りに携わり、その理念を貫き通しています。

それは例えて言うなら、<サンローラン>の創設者であるイヴ・サン=ローラン氏が、服の素材からデザイン、縫製まですべての工程に目を配らせ、クリエーションのすべてに責任を持っている状態。ひとりのクリエーターの理念がすべてに行き届いているからこそのラグジュアリーブランドである。それがジュリアンの信条です。

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自社栽培し、研究を重ねる希少な植物原料

アルゼンチンの農場生まれ。大自然のなかで育ったジュリアンは、幼い頃から植物に親しみ、その香りとともに暮らしてきました。自然のものを自然のままに使いたいと願う彼にとって、自らの手で植物を栽培することはごく当たり前のこと。ウルグアイに5万ヘクタールにもおよぶ広大なボタニカルセンターを有し、原料の栽培や植物の研究を行なっています。

ウルグアイにあるフエギア・ボタニー風景画像
ウルグアイにあるフエギア・ボタニー。植物だけでなく、ここにある空気・鳥・魚、すべてが影響しあってひとつの香りが生まれている。

ジュリアン自ら厳選した希少な原材料を使用するため、<フエギア 1833>のフレグランスは、すべてが400本のみ限定生産のリミテッド・エディション。製造年度によって香りに“ゆらぎ”が生まれることもあり、それが植物由来のフレグランスである証です。一つひとつの製品には製造年とシリアルナンバーが刻印され、“特別な一本”としての風格が漂います。

ロサ デ ラ パタゴニアの画像
Rosa de la Patagonia

“香りのない香水”「ムスカラ フェロ ジェイ」

そんなジュリアンが手がける香水のなかでとくに有名なのが、“香りのない香水”と称される「ムスカラ フェロ ジェイ」。フレグランスなのでもちろん「香りがしない」というわけではありませんが、フェロモンに似た構造の“香りのない分子”を使うことで、その人が本来持っている香りを引き出すという独創的な発想から生まれたものです。

つける人によって香りが変わるというユニークさについ気を取られがちですが、ここに込められた想いこそ、ジュリアンの香水作りの真髄。

人は、多様性があるからこそすばらしく、香水は受け取る人によっていかようにも解釈されるべきであるという信念です。ジュリアンにとって香水はコスメティックではなく、絵画や詩歌と同じ芸術作品。ひとつの絵が、観るたび異なる表情を見せてくれるように、香りにもそのときどきに異なる感じ方があっていい。受け取る側に“余白”を残したフレグランスなのです。

  • ムスカラ フェロ ジェイの画像

    “香りのない分子”を使った「ムスカラ フェロ ジェイ」。その日の体調や季節によっても香りが微妙に変化するという。自分自身から引き出された香りは、香り疲れすることがなく、普段あまり香水をつけない方にもおすすめ。

    「ムスカラ フェロ ジェイ」 30mL 20,900円・100mL 42,900円
    ※店頭のみお取扱いとなります。

香水を絵画と捉えるなら、パッケージは額縁

香水をひとつの“作品”と捉える<フエギア 1833>は、香水を収める木箱にも並々ならぬこだわりが。それは、「画家が額縁までデザインするのと同じこと」だと語ります。

例えばこちらのボックスは、接着剤を使わず無垢の木の質感を生かすため、3Dカッターで木材をくり抜いて成形。そのためにファクトリーに3Dレーザーカッターを導入したというのだから驚きです。

香水を収めるこだわりの木箱画像
8mLサイズの香水を収めるボックスは、無垢材を3Dカッティングして作られている。

このほかにも、香水を包む緩衝材を“木の皮”で作るため、カンナ削り用のマシンを取り入れるなど、そのこだわりは天井知らず。弦楽器作家でもあるジュリアンは、自ら木工作業もこなします。ミラノにあるファクトリーの約半分が木工作業スペースというのも、<フエギア 1833>ならではのユニークなエピソードです。

香水を包む緩衝材もこだわりの木の皮イメージ画像
<フエギア 1833>の緩衝材は“木の皮”。木材を理想の薄さに仕上げるため、カンナ削り用のマシンをわざわざ日本で買い付けた。

プロファイリングメソッドで香りへ導かれる体験を

素材選びからパッケージにいたるまで、あらゆる工程に一貫した信念を宿し、多様性を重んじた香水作りをする<フエギア 1833>。異なることのすばらしさをうたうジュリアンは、たくさんの種類の香りを生み出すことにもこだわり、今回のポップアップギャラリーでは、現在調達可能な約100種を一堂に揃えてご紹介します。

香水の瓶が並ぶイメージ画像
香りのテイスティングにムエットを使わないのもこだわりのひとつ。紙の匂いに影響されないよう、ボトルにかぶせたフラスコを嗅いでテイスティングする。

これだけ多くのコレクションから好みの香りを見つけるのはむずかしい、という場合は、ぜひ<フエギア 1833>のスタッフに声をかけて。自身の原体験を見つめるような独自のプロファイリングメソッドで、あなたのための香りへと導いてくれます。その体験も含め、じっくり香りに向き合うのが<フエギア 1833>の楽しみ方。自分の美意識を一つひとつ紐解いていくような、不思議な体験が待っています。

先行販売する新作「マロン」の秘話

最後にもうひとつ、今回のポップアップギャラリーで先行販売となる香り「マロン」をご紹介。ブランド定番の香り「ラ・カウティーバ」と“対”になる商品だといいます。

それは、この2つがひとつの絵画から生まれた香りだから。アルゼンチンの先住民が、侵略者であるスペイン人女性を奪取する様子を描いた『La vuelta del malón(ラ・ブエルタ・デル・マロン)』。その絵に描かれた女性の首筋から漂う香りが「ラ・カウティーバ」。男性から漂う香りが「マロン」というわけ。

  • 「ラ・カウティーバ」「マロン」の画像

    フェミニンかつセンシュアルな香りの「ラ・カウティーバ」に対し、「マロン」は男性的でワイルド。

    左:「ラ・カウティーバ」 30mL 19,800円・100mL 39,600円
    右:「マロン」 30mL  25,300円・100mL 50,600円
    ※いずれも店頭のみお取扱いとなります。

このように、ひとつの香りの奥に宇宙のような広がりをみせる<フエギア 1833>のフレグランス。「フエギアの香りは効能ではない、情景である」とジュリアンが言うように、その香りからどんなストーリーを描くかも、あなた次第。ぜひ、美術館に赴くような気持ちで<フエギア 1833>の世界を感じてください。

プライムガーデンの店頭画像
プライムガーデン
「あたらしいラグジュアリー」をテーマに、大人の女性に向けシンプルでハイ・クオリティなファッションアイテム、クラフトマンシップあふれるライフスタイルグッズを展開する、伊勢丹新宿店 本館4階のセレクトショップ。
※本館4階 ザ・ステージ#4にてイベント・プロモーションを併設中。