人生に美しい選択を。それぞれの視点で語る＜CFCL＞の魅力。

【01_Buyer's Choice】
「リ・スタイル」バイヤー 神谷 将太

【Choice①】ブランドのフィロソフィーに共感し、取り扱いを決めました

私は、リ・スタイルが掲げるコンセプト「Beautiful Choice.」のもと想いを込めて＜CFCL＞を買付けました。ここ数年はお客さまがお洋服を購入する際に「トレンドだから」という動機よりも、そのお洋服を身に着けることでどう在りたいか、どう生きたいかを考え、共感できるものがより強くなっているのを感じていました。＜CFCL＞は、新しい私たちの日常の変化に寄り添いながら、ファッションの未来を示唆するコレクションブランドです。「まさに探していたブランドと出会えた」というのが第一印象で、リ・スタイルが目指す姿勢と高い親和性を感じました。これからもその成長を見守り、支えていきたいと考えています。

【Choice②】スタイリングするときにワクワクさせられるアイテムたち

プロダクトとして完成度が高いことはもちろん、テンションを変えてユニークなシルエットを生み出したニットは、スタイリングを考えるときにもワクワクしますね。中でも「ポッタリーシリーズ」は、ローンチ早々に多くのお客さまが手に取られ、ファーストシーズンとは思えない類い稀な求心力に驚かされました。カラフルな色使いも特徴的でしたが、今回は次のシーズンでリクエストの多かったネイビー×ブラックのカラーを三越伊勢丹限定色 としてオーダー。より幅広いお客さまに、さらにシチュエーションを選ばずにお召しいただけるようなアイテムになりました。

【Choice③】オンとオフの境界線が曖昧になった日常に寄り添ってくれる

私たち洋服を扱う人間だけでなく、多くの方々がオンとオフの境界線が曖昧になり、日常着を考え直さざるを得なくなっている今。＜CFCL＞は、そんな新しい生活スタイルにぴったりなブランドだと思います。着心地の良いニットという素材でありながら、上質な糸を使いハイゲージで滑らかな表面感のものや、建築的なアプローチを感じさせる装飾的なアイテムなど、コレクションブランドならではといったクオリティの高いデザインで緩んだ印象を与えない。例えば「メンズのニットジャケット」というとほっこりしたものをイメージしがちですが、＜CFCL＞は違うものを提案してくる。さすがだと思います。

【02_Shop staff's Choice】
「リ・スタイル」ショップスタッフ 矢野 理絵

【Choice①】ファッション感度は高く、間口は広いアイテムが揃っています

2021年1月Vol.1のイベント初日からファッション関係の方や、感度の高いお客さまにたくさんご来店いただきその勢いに驚きました。それだけ業界的に注目度が高いブランドでありながら、アイテムはかなり幅広い年齢層や体型の方に着ていただけるものばかり。特に「フルーテッド」シリーズは体のラインを拾わないですし、袖を通すまではリブが強くタイトに見えるものでも、実際に着用したお客さまから「着ている感覚がない」とお声が上がるほど。ご自宅でお手入れできて、贈り物としての可能性も感じますね。

【Choice②】あらゆるシーンやライフステージに対応するロングライフなアイテム

Vol.2を見せていただいて、シーズンレスで着られそうだなと思いました。一着あるとそれを長い間着られる。つまり「着られなくなる」お洋服が減るということで、環境にも良いですよね。あと妊娠中のお客さまを接客した際にも喜んでいただきました。妊娠前と妊娠中、そして出産した後まで着続けられるアイテムというのはそう多くありません。さまざまなライフステージで、いつでも「本当に着たいもの」でおしゃれを楽しんでいただける提案ができるのは、接客する側としても嬉しいです。

【Choice③】心が豊かになる買い物が、結果的に良い循環に繋がるのは幸福ですね

私自身、あまり「このブランドだから買いたい」と思うことはありません。＜CFCL＞も、「デザインが素敵だから」「日常生活で使いやすいから」という理由で手に取ったのをきっかけに、ブランドの背景を知っていただきたい。自分本位に「気持ちがアガるから欲しい」と手に取ったものが、結果的に環境に配慮されていて良い循環に繋がるこの状況はとても幸福ですよね。私が一眼見て気に入ったのは、「ポッタリーカフタンドレス」。ルック通りにレイヤード して着用しても、重くなく軽やかに着られました。

【03_Customer's Choice】
愛用者 Kさん

【Choice①】子供との公園遊びにも対応する、日常の心強い味方です

まずルックを見たときに、「カラーが綺麗だな」と思いました。それに2歳の子供がいる私にとって自宅で洗えるイージーケアということはとても重要なポイント。Vol.1から愛用している「ポッタリースカート」にTシャツとスニーカーを合わせるコーディネートが最近のお気に入りで、Vol.2では「ポッタリースカート」の色違いを購入したいと思っています。いつ子供が「公園で遊びたい」と言い出すかわからない日々の心強いアイテムです。

【Choice②】合わせるアイテムによって、ファッションの楽しみが広がります

実際に、伊勢丹でお買い物をしてから新宿西口公園で子供と遊ぶときにも、ポッタリーのワンピースを着ていました。ファッションはずっと好きなので、子どもができる前はシルクや刺繍などの繊細なものも着ていましたが、今はなかなか難しいのが現実。でも、そんな「おしゃれをしたい欲」も＜CFCL＞が満たしてくれます。靴やアクセサリーなどの小物を変えればオケージョンにも対応する、イメージをガラッと変えられるところも魅力ですね。

【Choice③】動きやすくシワにもなりづらい。さらに体型の変化もカバーできます

「フルーテッドシリーズ」もお気に入りです。置いてある状態だと、「ボディーラインが出てしまうのでは」と思っていたのですが、着用してみると逆に体のシルエットをカバーしてくれるんです。しかもシワにもなりづらく、洗濯した後に乾くのが早いのも嬉しいですね。そんなメリットを感じて購入した＜CFCL＞をきっかけに、他の買い物をするときにも、お洋服の生産背景やブランドの哲学についても興味を持つようになりました。

【04_Creative Director's Choice】
＜CFCL＞ クリエイティブディレクター 高橋 悠介

【Choice①】需要があるアイテムやテーマは継続していきます

ホールガーメントでテンションを変えて編み立てた「ポッタリードレス」など象徴的なアイテムをきっかけに＜CFCL＞に興味を持っていただいた方にこそ、今日私が着用しているようなベーシックなアイテムも手に取っていただけるようになったら嬉しいですね。これまでファッションの業界では新しいシーズンのものがより価値が高く、古いシーズンになればなるほど価値が下がっていきましたが、その概念は覆さないといけない。“ニット”というテーマはもちろん、需要があるアイテムもアップデートしつつ継続していくつもりです。

【Choice②】長く着用できる上質なものを作るためにこだわっている、糸や編み方

＜CFCL＞のアイテムには、長く着用していただくための工夫を施しています。例えばこの「ハイゲージシャツ」。これはコンピューター・ニッティングでパーツごとにパターンの形に編み立て、リンキング（裁断せず編み地の耳を縫い合わせる手法）で作りました。前立てやヘムを折り返すことなく「袋編み」という2重の組織で編み続きになっています。フラットな仕上げでありながら、丈夫にしたい所だけを、部分的に厚くなるように設計しています。また再生セルロース繊維であるキュプラと、劣化しにくい高機能ストレッチ糸を結合させることで、洗濯機での水洗いが可能になり、風合いの変化も抑えられるようになりました。

【Choice③】環境課題に向き合いつつ、存在する意義があるものを作りたい

一方で、Vol.2でもコンピューターニットを使った面白い表現に取り組んでいます。シカゴの街並みに見られる近代的な高層ビルをインスピレーション源にデザインした「ファサード」シリーズは、2種類の再生ポリエステルを袋状に編み、部分的に水に溶ける系を使い、縫製後に製品を洗うことで生み出したもの。環境に対する課題意識は、どんな分野でも必ず持つべき視点です。人間にとって必要な営みとして、また文化を持続させるためにも、作ること自体は止められない。だからこそ、存在する意義のあるものを作りたいと思っています。