空想実現百科事典
『空想実現百科事典』では人々の空想を集め、その空想を実現するためのきっかけとなるモノをご紹介いたします。
あらゆる“表現者”から集めた空想を蜘蛛の巣のように広げ、さらに想像を巡らし、空想と現実をつなげる手引きとなる「百科事典」のように品揃えされました。思わずハッとしたり、ウンウンと共感できたりするような空想から巡らされた想像の糸をたどっていくと、思いがけない不思議な出会いがあるかもしれません。
【Information】
空想実現百科事典
■2021年12月8日(水)~12月25日(土)
■伊勢丹新宿店 本館3階 リ・スタイル
林 士平の空想
「世界中の人が創造する面白い物語が、簡単に具現化する未来が来るとよいなぁ」
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林 士平
(漫画編集者)
集英社 少年ジャンプ+編集部 副編集長。
現在の担当作品は『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』『ダンダダン』『神のまにまに』『HEART GEAR』。過去の立ち上げ担当作品に『ルックバック』『青の祓魔師』『この音とまれ!』『怪物事変』ほか多数。WEBサービス「World Maker」の企画・開発も担当。
空想キュレーター
空想から連想して商品をセレクトしていただきました。
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五十嵐 真奈
(編集者)
1996年に集英社に入社。「シュプール」編集部に配属となり、美容・ファッション・モデルスナップなどを担当。「マキア」編集部を経て、2017年から「シュプール」編集長になり、2021年より「シュプール」ブランド統括、SPUR.JP編集長に就任。趣味は相撲観戦。
乗代 雄介の空想
「よく一人で旅をするのですが、写真や文に残すまでもないけれど心に刻まれた旅の記憶は、私がいなくなったらどうなるのだろうと考えることがあります。それを覚えていてくれるのは、共に旅したもの言わぬものだという気がして、だから、こんな空想をしています
――私より長生きするものと旅がしたい。」
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乗代 雄介
(小説家)
1986年北海道生まれ。2015年「十七八より」で第58回群像新人文学賞を受賞しデビュー。2018年『本物の読書家』で第40回野間文芸新人賞を受賞。2021年『旅する練習』で第34回三島 由紀夫賞を受賞。ほかの著書に『最高の任務』『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』がある。
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空想キュレーター 杉本 耕平
(リ・スタイルスタッフ)
2020年入社。大学では美学を専攻。芸術鑑賞とお茶会、フランスの文化、レトリックをこよなく愛する。身の回りのものは、ほぼほぼブルー。美的で知的、詩的に素敵に生きたい、今日この頃。
匿名の表現者_1
「本の中に入って、遊びたい!」
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空想キュレーター
リ・スタイル×有志の学生本企画を担当するリ・スタイルアシスタントバイヤーと有志の学生たち。それぞれの視点や体験、個性や感性を集結させて、空想から想像を膨らませていきました。
匿名の表現者_2
「『今日のビールは少し塩辛い。涙かな。』
と私。今日は大変な1日だった。
『海水のせいじゃないかな。』とクジラ。
クジラと宅飲みできたらいいなぁ・・・」
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空想キュレーター
リ・スタイル×有志の学生本企画を担当するリ・スタイルアシスタントバイヤーと有志の学生たち。それぞれの視点や体験、個性や感性を集結させて、空想から想像を膨らませていきました。
藤原 麻里菜の空想
「毎日仕事のタスクに追われている。ToDoリストを作って、それを完了させてやっとの日々。でも、ToDoリストに入らない、余計なことだって大切にしたい。だって、人生って余計なことが楽しいじゃないか。じゃあ、ToDoリストに入らなかった余計なこと、頭に浮かんだけれど後回しにしているアイディア、べつに意味はないけどやりたいこと。それらを集めてToDoリストを作ったらどうなるだろう。」
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藤原 麻里菜
(無駄づくり発明家)
1993年生まれ。コンテンツクリエイター、文筆家。頭の中に浮かんだ不必要な物を何とか作り上げる「無駄づくり」を主な活動とし、YouTubeを中心にコンテンツを広げている。2013年からYouTubeチャンネル「無駄づくり」を開始。現在に至るまで200個以上の不必要なものを作る。
くどうれいんの空想
「東京を移動式にしたい。 東京に住みたいとは思わないけど、もっと近くにあればいいのにと思うことはある。東京にいる人からよく『東京おいでよ』『次いつ東京来るの?』と言われるけど、東京がこっちに来てほしい。」
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くどうれいん
(会社員・作家 )
1994年生まれ。岩手県盛岡市在住。著書にエッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』、第一歌集『水中で口笛』、創作童話『プンスカジャム』。初の中編小説『氷柱の声』が第165回芥川賞候補作となる。
池田ジャスティーヌの空想
「I wan't to be in the Olympics like swimming competition and win a gold medal like Paralympics in Japan.」
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池田ジャスティーヌ
(スタジオクーカ所属アーティスト )
1978年生まれ。原色を組み合わせる独特の色彩と、シンプルに描かれるキャラクターたちが特徴的。 イラストに添えられる文章は彼女の思い出や日常の出来事をもとに書かれることが多い。バイリンガルでアトリエを訪れるさまざまなお客さんとの会話を楽しみながら意欲的に制作を続ける。カラフルでポップな作品にファンも多く、企業へのライセンスの提供多数。
伊勢丹新宿店リ・スタイルの空想
「ファッションタイムマシンに乗れたらいいのになあ。 未来の自分はどうなっているんだろう。 もしそれが分かったら、今すぐ変われるのかな。」
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リ・スタイル
(伊勢丹新宿店 自主編集ショップ)
一人ひとりの価値観・生き方というスタイルに、美しい選択を。 最新コレクションからヴィンテージまで、国内外のブランドを衣服に限らず独自のコンセプトで編集・発信しつづける、スタイリングショップ。
六本木にある本屋「文喫(ぶんきつ)」とコラボレーション
「好奇心を刺激して出会いの場をつくる」「情緒的な豊かさを大切にしている」というリ・スタイルとの共通点をきっかけに、昨年度の『幸服箱』から共にイベントを作り上げてきた本と出会うための本屋「文喫 六本木」。
今回の『空想実現百科次事典』では“表現者”の選定から店舗での空想の一般募集などイベントのディレクションを行っています。
また空想から連想された文喫ならではの書籍の選書も見どころの一つ。
12月28日(火)からは『空想実現百科事典』第二章として、文喫での開催予定しております。