美術
2024/11/27 UP
2024/12/10 更新(デジタルカタログ公開)
言祝ぐ器たち 泉水
「寿」の語源とされる「言祝ぐ」という言葉は、「言葉にして心から祝う」という意味ですが
「言(こと)」はそのまま「事」となり、おめでたい言葉を口にすると本当の幸せが訪れる。
言葉には特別な力がある、と信じられた言霊(ことだま)思想から来るものです。
日本人は古来から言葉を大切にし、その力を信じ、そして身の回りのものに吉祥の言葉を重ね、
見立てながら形にして身近に置き、大切にしてきました。
例えば言祝ぎはおせち料理の一つ一つにも、子孫が代々続くこと、農作物が豊かに実ること、
病気をせずに健康な体でいることなど、さまざまな願いとともに込められています。
この度の展覧会では年末年始に皆様に小さな幸せが訪れるよう、
少しの遊び心と共に器や根付達に言祝いでもらいました。
略 歴
東京都在住
1993年 明治学院大学文学部フランス文学科卒業
1996年〜 夏柑窯 只腰令子氏に陶芸を学ぶ
1997〜98 年渡仏 パリ主宰アトリエにて作陶
2005年頃より、陶による根付制作をはじめる。
ちいさくてかわいらしい物に愛着を感じ、陶作品(陶根付・帯留・急須・ぐい呑み・豆皿)などを制作。
デジタルカタログは下記よりご確認いただけます。
左)根付「蛇の目」磁土
縦2.6×横6.2×奥行2.6cm
68,200円
右)根付「福桃」磁土
縦3.5×横2.8×奥行2.3cm
66,000円
差呑盃「松と呑む」磁土
径8.8×高さ3.6cm
28,600円
酒器「鏡餅に嫁が君」 磁土
酒器)縦8.2×横8×高さ6.5cm
みかん)径1.9×高さ2.1cm
35,200円
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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