美術
2025/4/1 UP
2025/4/17 UP
“焼いて変わること”にヤキモノの魅力を感じてます。自然釉から原始灰釉、だんだんと千年二千年かけて宋代の青瓷に至る歴史が好きなのかもしれません。
自然釉も好きだし灰釉も好きです。鉄釉にしても茶釉、黒釉様々に変化を繰り返しながら建盞に至る。
天目も青瓷も鉄釉と言えば鉄釉ですし長石釉と言えば長石釉です。共通項も多く、産地は違えど北宋~南宋時代にかけて青瓷や天目が完成していったことは興味深いです。
古代から陶工が試行錯誤しチャレンジしてきたからこその青瓷であり天目だと思っています。
窯変というと、古い焼き物観で<偶然>のように解釈する向きも多いですが大きな誤解かと思います。
古代からの偶然を必然に変えてきた歩みに敬意と憧憬を持っています。
今泉毅
【略歴】
1978年埼玉県生まれ
2002早稲田大学政治経済学部卒業 朝日陶芸展入選(以後03`04)
2004 MINO CERAMICS NOW 2004 出品(岐阜県現代陶芸美術館)
2008台湾世界陶磁ビエンナーレ入選
2009日本陶芸展 大賞 桂宮賜杯/韓国世界陶磁ビエンナーレ 銅賞
2010 現代工芸への視線-茶事をめぐって-出品(東京国立近代美術館工芸館)
2011 第57回ファエンツァ国際陶芸展
2016 パラミタ陶芸大賞展 出品
2016 近代工芸と茶の湯Ⅱ東京国立近代美術館工芸館
2021 近代工芸と茶の器-四季のしつらい-国立工芸館
現在 埼玉県日高市にて制作
デジタルカタログは下記からご確認いただけます
翆青瓷花鉢 Φ26.0×高14.7㎝ 220,000円
右/窯変天目 Φ15.2×高7.9㎝ 110,000円
上/窯変天目 Φ15.7×高7.3㎝ 99,000円
左/窯変天目 Φ13.2×高7.9㎝ 88,000円
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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