美術
2021/11/23 UP
熱狂的な磁器コレクターだったザクセン候アウグスト強王は、東洋磁器への憧れから磁器製造の着手を命じ、1710年頃にヨーロッパ初の磁器窯マイセンが誕生しました。ウィーンから招いた絵付師ヘロルトの登場により色絵の技術が発展し、宮廷彫刻家ケンドラーが焼き物の造形に新たな進化を引き起こします。日本や中国をはじめとする東洋趣味の作品や動物などの大彫像、大型飾り皿はヨーロッパ中で求められ、ザクセンに多くの富をもたらしました。
その後、貴族時代を終えた19世紀に入っても新たなスタイルを展開し、他窯と競いながら、卓越した技術力で意匠に富んだ作品を生み出していきます。
本展では、マイセンの技術力が際立つ19世紀の作品を中心とした飾り壺や人形、テーブルウェアなど逸品を一堂に展覧いたします。ぜひ、ご高覧賜りますよう、ご案内申しあげます。
デジタルカタログは下記よりご確認いただけます。
作品名:マイセン 飾り時計〈四季〉
サイズ:高さ57cm
制作年代:1880年頃
税込価格:4,950,000円
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
アートギャラリー
本館6階 | 美術,宝飾品・時計・メガネ
その他のニュース