美術
2023/06/07UP
ほんのりと赤みを発色させる志野、焔を包み込み多様に変化する黄瀬戸、しっとりした潤いを感じさせる粉引。薪窯にこだわり、創作を重ねる堀俊郎氏の個展です。
桃山期に隆盛を極めてから現代まで、美濃陶は土と炎とのせめぎ合いの歴史でした。近年ガス窯や電気窯の登場でその焼成技術は大きく進歩しましたが、長らく積み重ねてきた薪窯特有の柔らかい肌合いは、美濃陶の大きな魅力の一つです。
今年4月、深く薫陶を受け、数少ない薪窯を代表する作り手であった重要無形文化財保持者・加藤孝造氏が亡くなられました。そのこだわり続けた本格的な焼き物の味わいは堀俊郎氏にしっかりと受け継がれています。
古稀を迎えられた本展では茶碗を中心に優品40余点を展覧いたします。何卒この機会にご高覧くださいますようご案内申しあげます。
日本橋三越本店
デジタルカタログは下記よりご確認いただけます。
作品名:志野茶盌(01)
サイズ:径12.2×高9.7cm
税込価格:495,000円
作品名:黄瀬戸茶盌(10)
サイズ:径13.3×高7.5cm
税込価格:473,000円
作品名:志野水指(13)
サイズ:径16.6×高20.7cm
税込価格:550,000円
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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