美術
2023/05/16 UP
宋の時代に「雨過天青」の青を追い求め、多くの名品を生み出した焼き物、青瓷(磁)。その魅力に魅了され、探求を続ける陶芸家の一人が、浦口雅行氏です。
中国発祥の博山爐を独自に解釈し、海上にそびえ立つ城のような存在感を湛える「博山大鼎爐」、光を当てると星空のようにきらびやかな表情を見せる「瑠璃燿砕 」、そして、明けない夜はないという願いを込め、青瓷の青を海に、月と夜明けの太陽を色絵で表現した「RIMEI」。浦口氏の生み出す作品は、確固たる存在感を持ち、その魅力の奥深さにいつも驚かされます。5年ぶりとなる今展では青瓷、黒晶、海松瓷などの茶碗、花瓶など優品の数々を展覧いたします。
青瓷の表現を追い求め、進化を続ける浦口氏の青の世界をどうぞご堪能ください。
デジタルカタログは下記からご確認いただけます
作品名:青瓷鉄流色絵銀彩大皿「REIMEI」
サイズ:径55.3×高13.2cm
税込価格:3,300,000円
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
その他のニュース