美術
2022/4/12 UP
会津白鳳堂富三窯はさまざまな苦難をのりこえ、2023年、創業130年をむかえます。
本展では、初代から当代までの代表作 壷、皿、急須、湯呑、酒器など、白磁・染付・色絵の技法で創られた数々の作品を一堂に展覧いたします。ぜひこの機会にご高覧くださいますようご案内申しあげます。
―会津本郷焼とは―
会津本郷は、陶器と磁器の生産地。陶土は的場粘土、陶石は大久保陶石が採れます。1593年に蒲生氏郷が鶴ヶ城の修理のため、播磨(兵庫県)から瓦士をよんで屋根瓦を焼かせたのが始まりとされます。一方、磁器は1800年に佐藤伊兵衛が大久保陶石で磁器を作ろうとし、藩が佐藤伊兵衛を有田に潜入させ、磁器の還元焼成を習得しました。近年では伝統的工芸品産地指定となり、3.11の東日本大震災やコロナ禍の中でも十三の窯元がさまざまな焼物を生産しています。
―富三窯の歴史―
富三窯は1893年に開窯し、東北地方唯一の磁器の窯元として伝統技術・技法を受けつぎ、明治時代から続く名窯です。富三窯の魅力のひとつが、初代から当代まで続く、花椿や染付・色絵の数々です。時代がかわっても人々の心をいやし続ける作品作りを心がけています。
デジタルカタログは下記よりご確認いただけます。
黒白鳥白磁瓶
330,000円(税込)
色絵椿文壷
880,000円(税込)
染付山水文壷
385,000円(税込)
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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