美術
2023 /8/28 UP
400年以上の歴史を紡いできた薩摩焼。
その窯元の中でも一線を画するのが「沈壽官窯」です。
遥か朝鮮より日本に連れてこられた初代沈当吉は苦心の末、薩摩焼を生み出しました。沈家は脈々とその技術を受け継ぎ、十二代沈壽官は革新的な発想と技術で「透かし彫」などの新たな作品を生み出し、薩摩焼の名を海外へと広めました。
その名を受け継ぐ十五代沈壽官氏は、現代に生きる薩摩焼の表現者として、この沈家の技術と精神を受け継ぎ、その可能性を模索し続けています。
三越創業350年を記念して開催する今展では、息を呑むような繊細な透かし香炉をはじめ気品あふれる茶碗、花器など優品の数々を展覧いたします。
これまで、今、そしてこれからも続く高い精神性が宿る十五代沈壽官の世界を感じていただければ幸いです。
デジタルカタログは下記からご確認いただけます
ギャラリートークのご案内
10月7日(土)午後2時~
10月14日(土)午後2時~
※諸般の事情により、営業日・営業時間、予定しておりましたイベントなどが変更・中止になる 場合がございます。必ず事前にホームページを確認してからご来店ください。
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