美術
2024/03/20 UP
2024/03/27 更新
陶板画の魅力は、 見るものを惹きつけてやまない精細さと美しさにあります。 まるで光を放っているかのような美しい素肌や、 暖かささえ感じられる蝋燭の明かり、 シルクのドレスの柔らかな質感など、 油彩画にはない描写を堪能できます。
彩色を施しては焼成するという工程を幾度も重ねて達成される細密な絵付けは、 焼成の度に引き起こされる磁胎の収縮による歪みやひび割れのリスクに晒される中で、 なお写実性を追求した職人たちの修練の賜物です。
また19世紀は陶磁器業界が最も発展した時代であり、 陶板画においても磁器絵付けの可能性を最大限に発揮した時代でした。
本展では、 まさに最高潮を迎えた19世紀の陶板画作品、 20余点を展覧いたします。
どうぞこの機会にご高覧賜りますようご案内申しあげます。
デジタルカタログは下記よりご確認いただけます。
〈ベルリンK.P.M.〉
「小花の髪飾り」
画面寸法:縦25cm 横20cm 19世紀末頃
3,300,000円(税込)
〈ミントン〉
「矢を射る天使」
画面寸法:直径13cm 1900年前後
装飾:アルボイン・バークス
770,000円(税込)
〈ベルリンK.P.M.〉
「髪飾りの女性」
画面寸法:縦25.5cm 横21cm 19世紀末頃
2,420,000円(税込)
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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