美術
2024/03/08 UP
本年4月2日~9日に徳川宗家菩提寺・増上寺において浄土宗開宗850年慶讃事業(50年毎)に際し安置されることとなった木造・徳川家康公像公開眼前に特別展示判明します。
制作は鎌倉時代の大佛師 運慶・快慶の流れをくむ現代の大佛師 松本明慶氏。
松本工房二代松本明観氏、三代宗観氏が全力で腕を振った作品です。
開眼法要にあたっては、表千家堀内宗匠による献茶の儀も行われます。
献茶には林恭助作の曜変茶碗が使われます。徳川家から春日局に下賜され稲葉家に伝わった天下一の茶碗「曜変天目」(現在は静嘉堂文庫所蔵・国宝)を復元・蘇らせた陶芸家林恭助作の曜変(茶碗)が令和の家康公への献茶にふさわしいと選ばれました。
天目臺は小森邦衞氏(人間国宝)。箱書きには、徳川宗家第19代徳川家広公の花押が入っております。
今展では記念作品として曜変・天目臺のセットを複数制作・販売いたします。
徳川家康公は江戸初代初代征夷大将軍で250年にわたる平和と東京の礎となる江戸の町を作った、いわずと知れた人物で、家康公入府から120年後享保年間(1716~ 1736)には人口100万人を超える世界一の都市になりました。
現在の東京の発展とは切っても切れない徳川家康公。 御像が設置されると正面からの拝観となり近距離、後ろ姿などは見る事はできなくなります。
今展では、増上寺及び、発願者である東京・芝在住の伊藤明氏のご厚意により都民の方々をはじめすべての人に松本明慶工房傑作の木造・徳川家康公像を360度余すところなくご覧いただきます。
松本明慶作 木造・徳川家康公像(彩色前)
非売
増上寺 徳川家康公像開眼記念作品 「曜変天目 臺添」
税込発表価格 6,600,000
曜変(茶碗) 林恭助
天目臺(塗) 小森邦衞
天目臺(木地) 川北良造
仕服(裂地) 志村ふくみ
仕服(仕立て) 土田半四郎 [千家十職 十三代袋師友湖]
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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