美術
2024/5/22 UP
晴彫雨描 ーはれにきざみあめにえがくー
ご推察のとおり、この展覧会のタイトルは、晴耕雨読をもじった言葉である。
晴れの日は外で石を彫る。
休憩のために腰掛け、遠くの山をみていると、ハムシが飛んできて彫りかけの石の上にとまった。
やがて触覚をピコピコと動かし、ハムシは翔んでいった。
さて、と腰を上げて、また続きを彫り始める・・・
雨の日は室内で素描をする。
標本箱を両手で抱え、いろんな角度で虫を眺めてはデッサンする。
ここに線を描き足したほうがいいだろうか、いや、まてまて。
一息入れてからもう一度見直そう・・・・・・
雨の音が、こころを落ち着けてくれる。
そういう毎日の集大成が、この展覧会というわけである。
今日も空模様に合わせて、
どんな仕事をしようかと思い馳せてから「さて、」と腰を上げるのだ。
佐藤正和重孝
デジタルカタログは下記よりご確認いただけます。
Cyclommatus imperator ーインペラトールホソアカクワガター
赤御影石、ブロンズ
34×15×d11cm 壁掛け
418,000円
オオクワガタ
ブロンズ、モルタル
14×6.5×h6cm+台座
176,000円
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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