美術
2019/02/06 UP
このたび、日本橋三越本店美術特選画廊では、催物会場にて同時開催する「画業40年千住博展ー荘厳と格調・幻世紀の日本画一」に併せ、「一わが心の四季ー」と題した千住氏の新作展を開催いたします。
東京藝術大学という近代アカデミズムの牙城から登場した千住氏は、激動する時代と対峙し格闘しながら、常に新しいフロンティアを開拓し、疾走し続けてきました。そこには「日本画とは何か?」「日本画はアートとして世界に何をなしえるか?」という強い想いが一貫しています。「ウォーターフォール (滝)」「鹿」「桜」「イチョウ」「富士」「崖」といった数々のモチーフは、その問いへの答えを導き出す魔法のパスワードなのかも知れません。
本展では、四季をテーマとしたお馴染みのシリーズに加え、待望の新シリーズ=「空」を、発表いたします。和紙と墨とプラチナの織り成すハーモニーは「水の記憶」と銘打たれ、今後の画業の中での大きなターニングボイントとなることでしよう。
何卒この機会にご高覧賜りますよう、ご案内申しあげます。
略歴
断崖図
30号
夜のイチョウ
3号S
流星
3号
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