美術
2024/08/16 UP
令和 6 年、様々な出来事が瞬く間に過ぎ去りました。私達は、今でも捨てられずに残しておいた当時の破片を、折に触れ見つめながら作陶を続けています。
最後まで悩んでいた今回の企画名を、使い古されて気恥ずかしい思いもしながらも、思い切って「金彩の流儀」としようと決めたのは、捨てずに保管してある代々の金彩破片を眺めていた時でした。代々引き継いできた金彩の複雑な技を、その大きな幹を失わずに次々と変化させてきた先人の「流儀」が、いきなり心の中で俯瞰できたような気がしたからです。
今回は、𠮷田美統と𠮷田幸央がその先人から受け継いできた金彩技法を、それぞれのやり方で新しい表現として昇華させてきたその「流儀」を感じ取っていただければ幸いです。
錦山窯三代 𠮷田美統
四代 𠮷田幸央
デジタルカタログは下記からご確認いただけます
𠮷田美統作
作品名:釉裏金彩牡丹唐草瑞鳥文 飾皿
サイズ:φ 50.2 × H10.5㎝
税込価格:3,850,000 円
𠮷田幸央作
作品名:金襴手彩色 壷(大)
サイズ:φ16.7×h21.3㎝
税込価格:330,000円
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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