美術
2024/09/18 UP
東洋磁器に強く憧れ、熱狂的なコレクターであったザクセン選帝侯アウグスト強王の庇護の元、1710年頃誕生したヨーロッパ初の磁器窯マイセン。
当初は東洋的デザインが色濃かったマイセンですが、ウィーンから招いた絵付師へロルトによる色絵技術の発達など、誕生から300年余りに渡り、その時代ごとの様式を取り入れながら発展していきました。その様式の多彩さ、色彩豊かな絵付けと優美な造形は今日まで多くの愛好家の憧れの存在となっています。
本展では、伊万里風の様式やマイセン伝統の意匠であるスノーボール、繊細で高い技術力が垣間見える人形作品など、18~19世紀頃の作品を中心に、マイセンの魅力が存分に味わえる作品を一堂に展覧いたします。
この機会にぜひ、ご高覧いただきますよう、ご案内申しあげます。
デジタルカタログは下記からご確認いただけます
ギャラリートークのご案内
戸栗美術館 学芸員 小西麻美氏によるトーク
10月27日 (日) 午後 2 時より(約30分の予定)
場所 美術特選画廊「マイセン逸品展」
※ご予約不要・入場無料
ゼウスと大鷲
19世紀末頃
サイズ:幅:50cm 高さ:38cm
税込価格:9,900,000円
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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