美術

『dual』内海聖史展

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2021/01/20 UP

 このたび、三越コンテンポラリーギャラリーでは『dual』内海聖史展を開催いたします。

内海氏は絵画の美しさは絵の具の美しさであるという視点をもって制作されております。

本展覧会では10メートルを超える大作を含めた新作を展覧いたします。

 

---

 

dual

 

作品を進展させる際に、絵画の要素のある部分を2重(dual)にして、その先の制作を考える。

本展示のメインの作品「dual」(2021-01)はサイズがh230×w1440×d4.5cmである。

これは昨年末にアートフロントギャラリー(代官山)にて発表した作品「squid」のサイズh460×w720×d4.5cmと面積を等しくしてある。

絵画の「面積」という要素を2つに分け、それぞれ制作を実行し、それらを別々の完成に至らせる。

 

現在、人々の生活は、パソコン無しには成立しない状況である。

そのため、その周辺機器の開発は凄まじい。

その発展の大きな鍵を握るのが、処理速度や記録容量だが、それらは日々倍々と増えている。

その際に使用されるのが、dualという考え方で、処理する部品を2個以上使用したり、記録する面を2層にして、その都度倍の容量や速度で記録できるようにする。

 

絵画を制作することは、その完成した作品を構成する1つの可能性以外のあらゆる可能性を排除する作業で、多くの選択を迫られる。

しかし、その際に失った要素にも未来があるはずで、それらのうち一つでも拾えたらその先に新たな作品の萌芽があるのでは?

という感覚で、個展に展示する作品を部分的に層にして進展させてみる。

 

本展の作品「dual」はたった1点の作品ではあるが、制作や展示の兼ね合いから「18分割」されている。

その「18点のパネル」という数を層にして、新たに18点の同一サイズの作品を構想し制作する。(2021-02〜2021-19/h61×w46×d3cm)

その18点の作品は、ギャラリーの中に全て展示している。

その一部は作品の裏に展示していて見えないものもある。

 

作品を「展示すること」を層にすることで、文字通り、作品の前や裏にも物理的に作品を展示する。

それにより、失った展示の可能性の断片を見ることも可能かもしれない。

 

本展は、作品の存在の層、面積の層、比率の層、展示空間の層というように、制作している作品への焦点を隣へ隣へとズラして行くことで絵画の新たな立ち位置を模索する試みでもある。

 

2021.02 内海聖史(画家)

 

<略歴>

主な個展・グループ展

2007年 「色彩に入る」資生堂ギャラリー、東京 第一回shiseido art egg

2008年 「風景ルルル〜わたしのソトガワとのかかわり方〜」静岡県立美術館

2008年 「屋上庭園」東京都現代美術館

2010年 「カイガのカイキ」足利市立美術館、栃木

2015年 「6つの個展2015」茨城県近代美術館、茨城

2016年 「茨城県北芸術祭」(茨城県常陸大宮市、常陸太田市)

2017年 「mimic paintings」六本木ヒルズA/Dギャラリー、東京

2019年 「やわらかな絵画」上野の森美術館ギャラリー、東京

2020年 「squid」アートフロントギャラリー、東京

 

<主なコミッションワーク>

パレスホテル東京/虎ノ門ヒルズ/星のやグーグァン 

三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロス

キロロ トリビュートポートフォリオホテル

帝京大学医学部附属溝口病院/九段坂病院

魚沼基幹病院/深川ギャザリア/JAあいち中央

茨城県境町自動運転バス、キーデザイン提供

その他

画像

「色彩の下( dual )」

2021 年

h61.0 ×w46.0 ×d3.0 cm

油彩、水彩、カンバス、パネル

価格についてはお問い合わせください

画像

「色彩の下( dual )」

2021 年

h61.0 ×w46.0 ×d3.0 cm

油彩、水彩、カンバス、パネル

価格についてはお問い合わせください

画像

「色彩の下( dual )」

2021 年

h61.0 ×w46.0 ×d3.0 cm

油彩、水彩、カンバス、パネル

価格についてはお問い合わせください

※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。

 

 

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