美術
2025/5/15UP
ごあいさつ
私の考える風景芸術とは、私の人生で出会った数多くの風景の中で触発された物や事、その場の風景の総体から感じ取った一瞬の気配を
その記憶を頼りに作品化したものです。このような表現の方法を私は1980 年頃から続けていますが、何故か「林檎」のイメージを媒介にした
作品が多くなりました。今回の個展は「林檎」も含めその場のイメージを、様々な表現方法で作り上げた作品の数々を展示しています。
最近の墨による作品は「山」や「木」など特定の現場の自然の風景を描いています。それと同時に、これらの作品の向こう側には私がこれまで
表現の対象として暮らしたノルマンディや琴平、 東京や北信濃など、それぞれ十数年の時間をかけて作り続けてきた風景と重なります。
会場の作品から田窪の表現の現場を想像していただければ幸いです。
田窪恭治
デジタルカタログは下記よりご確認いただけます。
「Pommier −2025 Ⅰ 」
W60 × H60 × D1.2cm
木のパネルに和紙・オイルパステル
550,000 円
「Monts TOGAKUSHI、KUROHIME、MYOKO」 W182 × H91.5 × D0.8cm
木のパネルにジェッソ. 墨 . 木炭、銀粉
2,200,000 円
「黄金の林檎、Pommier d'or − 2025#3」
W23.5 × H17 × D4cm
自然石モザイク & 金箔
385,000 円
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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