美術
2025/04/07 UP
1960年ポーランド、ワルシャワ生まれの作家、サラ・ローゼン氏の作品展を開催いたします。
古典技法の蜜蝋画を駆使した独特の風合いと雰囲気のある花などの静物画を描き、そのシンプルで上品な作品の表情から、幅広い層の支持を得ています。
本展では、母の日を迎えるこの時期に合わせて、花の作品を中心にご紹介いたします。母の日のプレゼントといえば生花が定番ですが、長く残り楽しめる絵画の花を選ぶのはいかがでしょうか。もちろん、ギフトだけでなくご自分用としてもおすすめです。
〈サラ・ローゼン(Sara Rosen)〉
1960年にポーランドワルシャワに生まれる。幼少期より学校や地域の美術クラスに熱中し、静物画を中心に制作、色のバランスや構図の取り方を学んでいく。19 歳の時にカナダに移住し、新しい環境や異なる言語と格闘しながらも本格的に絵画の制作を始める。蜜蠟画は2000年以上前から存在する最も古典的な絵画技法の1つで、当時は蜂の巣から採取した蝋と花粉を混ぜて絵具の代わりにしていたと言われている。
ローゼン氏は蜂の蝋と人口の蝋を混ぜた独特の絵具を使用しており、作品に重みのある質感を出している。また、柔らかに描かれた花々やシンプルに配置された果物と抽象的に塗られた背景という組み合わせが、現実と非日常的のちょうど中間のような不思議な空間を生み出している。
作品はカナダやアメリカ、ヨーロッパなど世界中の個人宅や企業のギャラリーに所蔵されている。
サラ・ローゼン
UNTITLED 15
75×60cm
キャンバス、蜜蝋、顔料
1,034,000円
サラ・ローゼン
UNTITLED 65
44.8×44.9cm
キャンバス、蜜蝋、顔料
440,000円
サラ・ローゼン
UNTITLED 2
54.9×65cm
キャンバス、蜜蝋、顔料
748,000円
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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