美術
2022/09/14 UP
ミリ単位で施された装飾の「七宝」、緻密に敷き詰めた紋様の「薩摩」、優美で崇高な蒔絵の「印籠」。江戸末期から明治期にかけて世界を席巻した超絶技巧とも呼ばれる日本の工芸品。高い技術力と日本特有の美意識によって作り出され、当時海外コレクターの注目の的となりました。またそれは作り手が職人から作家へと変化した過渡期でもあり作者の意図や思いが作品に表現され、現代工芸の基盤にもなった時代といえます。
近年、この明治期の工芸は日本でも再認識をされ多くの美術館で作品を見ることができるようになってきました。本展の「超絶技巧 明治期の工芸展」では、薩摩、漆芸、七宝、金工、刺繍を中心に柴田是真、並河靖之などの名工が創り出した優品を含め約40点を一堂に展覧いたします。
何卒この機会にご高覧下さいますようご案内申しあげます。
日本橋三越本店
デジタルカタログは下記よりご確認いただけます。
作家名:並河靖之
作品名:花図七宝蓋付壺
サイズ:径6.9X高11.8㎝
価格:お問い合わせください
作家名:幸阿弥長寛
作品名:農耕蒔絵文庫硯
サイズ:文庫 幅32.0X奥行39.5X高13.8㎝
硯箱 幅22.8X奥行24.8X高6.4㎝
価格:お問い合わせください
※写真は文庫
作家名:桃葉
作品名:秋草菊鶏小禽図蒔絵印籠
サイズ:縦8.8X横4.7x厚2.4㎝
価格:お問い合わせください
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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