美術
2022/09/25 UP
精緻な造形と多彩な色使いに他の窯にはない大きな特徴を持ち、 それに加えて幅広い作品展開力で、 ヨーロッパ随一の名声を築き上げてきたドイツの名窯マイセン。特に産業革命以降、 世界的な経済拡大を続けていた19世紀には、 ヨーロッパ貴族に代わる新興の実業家達がマイセンの発展を支えました。 大きな邸宅を飾る調度品や多くの来客を招くためのディナーセットなどが求められ、 マイセンの高度な技術で制作された豪華絢爛な作品は上流階級の目を驚かせました。
こうして1710年にヨーロッパ初となる磁器窯として誕生して以来、 最も芸術性と技術力を発揮した時代の作品に焦点を当て、 この度は日本橋三越本店において「栄光の19世紀 マイセン逸品展」を開催いたします。
繊細で華やかな飾り壺やポプリポット、 飾り時計などの大作や貴族時代の優美な生活を想起させる人形作品、 テーブルウェアなどをはじめ、 日本の焼き物の影響を強く受けた初期マイセンやアール・ヌーヴォー以降、 新しい芸術性を追求した20世紀初頭の作品も併せて、 約100点を一堂に展開致します。 ぜひこの機会にご高覧賜りますよう、 ご案内申しあげます。
デジタルカタログは下記よりご確認いただけます。
花飾り人物文ポプリポット 一対
高さ:各70.5㎝
原型:ケンドラー
18,700,000円(税込)
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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