美術
2019/MM/DD UP
2012年以来10年ぶりとなる本展では、これまでの書の概念を覆した文字による作品や、
「墨象」と呼ばれる墨の造形美を追求した抽象作品など約30点を展観いたします。
【篠田桃紅 略歴】
1913年、旧満州、大連に生まれる。5歳の時、父の手ほどきで初めて墨と筆に触れ、以後独学で書を極める。
第二次世界大戦後、文字を解体し墨で抽象を描き始める。1956年渡米しニューヨーク、ボストン、シカゴ、パリ他で個展を開催。
1958年の帰国後は、壁画や壁書、レリーフといった建築に関わる仕事や、東京・芝にある増上寺大本堂の襖絵などの大作を手掛ける一方で、
リトグラフや装丁、題字、随筆など、活動は多岐にわたった。
2005年、ニューズウィーク(日本版)の「世界が尊敬する日本人100」に選ばれるなど、晩年まで精力的な活動を続けた。
2021年3月1日、107歳で逝去。
【主要コレクション】メトロポリタン美術館・ボストン美術館・グッゲンハイム美術館・大英博物館
東京国立近代美術館・岐阜県美術館・関市立篠田桃紅美術空間(岐阜県)・コンラッド東京・ザ・キャピトルホテル東急(東京)
パークハイアット京都・電通本社(東京)・日本銀行・アメリカンクラブ・皇居・京都迎賓館・増上寺 など
デジタルカタログは下記よりご確認いただけます。
「春暁」
サイズ:205×148cm
技法:和紙に墨、朱、胡粉
33,000,000円
「四季の歌 小倉百人一首より」
サイズ:60×90cm
技法:金地に墨、銀泥
18,700,000円
「IN WARD」
サイズ:72×53cm
技法:リトグラフに手彩色
880,000円
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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