美術
2026/08/09 UP
「三浦ブルー」と称されるその青磁は、見る人の心を静かに包み込み、時を超えてなお瑞々しい輝きを放ち続けています。
三浦小平二は、佐渡の窯元に生まれ、東京藝術大学卒業後、南宋官窯青磁を礎として、生涯にわたり青磁の美を探求し続けました。
その澄みきった釉調は、単なる色彩の美しさにとどまらず、気品と詩情を湛えた独自の世界を築き上げ、「三浦ブルー」として広く愛されています。
また、アジアやヨーロッパをはじめ世界各地を訪ね、その風土や文化に触れながら得た感動は、創作の大きな源泉となりました。
旅先で出会った遺跡や建築、草花や果実、鳥や動物などの生命のかたちは、独創的な造形と伸びやかな絵付表現へと昇華され、青磁の静謐な美しさと響き合う豊かな世界を生み出しています。
1968年に日本橋三越本店において初の個展を開催して以来、国内はもとよりアメリカやヨーロッパなど世界各国で作品を発表し、高い評価を得ました。そして1997年には、「青磁」の分野では初となる重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、日本陶芸史に大きな足跡を刻みました。
本年は没後20年の節目を迎え、昨年には創作の拠点であった国立市のアトリエが「三浦小平二・竹子記念館」として新たに開館いたしました。この節目の年に、日本橋三越本店において三浦小平二の優品を一堂に展観いたします。
デジタルカタログは下記よりご確認いただけます。
青磁 らくだ母子 蓋物
径19x高22.5㎝
1985年
青磁茜豆彩 ラジャスタン文 皿
径31x高5.5㎝
1990年
青磁豆彩 インド文 香爐
径11.3x高14.2㎝
2001年
※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。
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