関東初出店!<カフェタナカ>が日本橋三越本店にオープンします。

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2024/09/27

「レガル・ド・チヒロ」のクッキー缶シリーズで知られる、名古屋の大人気カフェ&パティスリー<カフェタナカ>が、10月9日、日本橋三越本店 本館地下一階に常設店をオープン! 関東では初の出店となります。店頭には、一枚一枚丹念な手仕事によって焼き上げられた、風味豊かなクッキーがびっしり詰まった美しいクッキー缶のほか、新作のドゥミ セック(半生焼き菓子)やチョコレート菓子、紅茶も。ファン待望の出店に、期待が高まります。

名古屋の喫茶文化から生まれたクッキー缶

 

1963年、モーニングに象徴される独自の喫茶店文化が花開く愛知県・名古屋市に誕生した「タナカコーヒー」。当時は珍しかった自家焙煎コーヒーを提供するこの専門店が、<カフェタナカ>の前身です。長女だった田中千尋さんは、多くの常連客でにぎわう店の空気に子供の頃から親しみ、自宅でも家族で愉しむお茶の時間をとても大切にしていました。「父のコーヒーに合う西洋菓子をつくりたい」との思いから渡仏、本場フランス菓子の技法を学び、修業を重ねました。

 

帰国後の1995年、パリで得た経験を元にリニューアルオープンしたのが、現在の<カフェタナカ>です。リニューアル当時はテラス席のある店の2Fに製菓用のラボを設け、本格的にお菓子の製造をスタート。フランス仕込みの本格的なケーキは評判を呼んでいきました。「いらしてくださるお客さまに、手づくりのお菓子とともにコーヒータイムを楽しんでもらい、さらにはお土産に持ち帰ってそのご家族にまで楽しみを広げていただきたい。それによって、名古屋の喫茶文化とその魅力をより一層広げていきたいという思いでした。」と、田中さんは語ります。

 

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その後支店もオープンし、商品の幅も広がるなかで誕生したのが、今や<カフェタナカ>の代表作ともいえるクッキー缶です。抱いたのは、焼き菓子や伝統菓子を愛する自分の原点、そして「コーヒーや紅茶に合うお菓子」という原点に立ち返ろうという思い。見つけた職人手作りの缶にお気に入りのクッキーだけを詰め、2010年にインターネットで限定販売を開始しました。こうしてスタートした<レガル ・ド ・チヒロ>は、田中さんが国内外の生産者を訪ね歩き、その目で確かめたものだけを使用するクッキー缶のシリーズ 。安心・安全、からだにやさしいことを原点に、吟味した素材と旬の食材のチカラを最大限に引き出したスイーツを提供し、今ではショコラ缶、ジェラート缶、オリジナル紅茶缶などラインナップも広がっています。

 

田中さんがクッキーをつくるうえで大切にしているのは、「人の口に入るものに責任を持ち、本物の素材を使って本物の味をつくる」という姿勢です。小麦粉やバター、木の実といった素材を厳選して使い分け、体に優しく負担のかからない自然な素材を極力使用。フランス菓子の伝統的な技法を守りつつ、自然の食材が持つ個性を「生かし切る」味を常に追求していると言います。

 

「クッキーは、粉、バター、砂糖というシンプルな素材から生まれます。だからこそ、ルセット(レシピ)をどのように表現するかがとても重要」と、田中さん。「無駄に手をかけず、複雑にせず、1枚1枚心を込めてていねいに手仕事をするのが、私たちの大切にしている部分。手間ひまを惜しまず、素材ひとつひとつを大事にして、口元に近づけたときの香りから最後の余韻まで考えながら、味わいや食感のバランスを取っていきます。素材の組み合わせはもちろん、空気のまとわせ具合、焼き上げる温度や時間などの細かい違いでも、噛みしめたときの味や香りの立ち方は大きく変わり、その見極めや微調整がとても大事。自由な発想で作る焼き菓子の世界は本当に奥深くて、おもしろいです」

 

 

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焼いた小麦粉の香ばしい旨みと、上質なバターの香り。ひと口ごとに現れるカリッ、サクサクッ、ザクッとした異なる食感、合わせる素材に応じて砂糖を使い分けることで生まれる独特な風味と甘み…。「人を笑顔にする幸せのティータイムを思い描き、蓋を開けた瞬間のバターの香り、パッチワークのような見た目の美しさ、味わいの楽しさや感動を大切にしています」(田中さん) それとともに缶の中での食べ合わせのバランスを計算し、詰め合わせるクッキーは印象的な存在感のあるものや箸休め的なものをも組み込んで、コ―ス料理のような構成に。最後まで食べ飽きず、流れの中で楽しむことができるのも、「レガル ・ド ・チヒロ」シリーズのクッキー缶の大きな魅力です。

 

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パッケージは、クラシカルで繊細なデザインに、ゴールドの文字とロゴを立体的に浮き上がらせた、こだわりのレリーフ缶を中心に使用。色合いは、ブランドカラーのピスターシュグリーンとラベンダーをベースに、季節やテーマによって変え、ナチュラルで温もりあふれるパステルカラーを中心に田中さん自身がチョイスしています。

 

 

 

 

日本橋の歴史や文化が薫るクッキー

 

2024年10月9日にはいよいよ、関東初となる「カフェタナカ 日本橋三越本店」がオープン! 「日本橋は東海道五十三次のスタート地点です。商業の始まりの場所に立って先人たちに思いを馳せたとき、351年目を迎えた三越様とともに、受け継いだ歴史と文化、そしておいしい笑顔を未来へ繋ぎたいと強く思いました」と、田中さんは熱い思いを語ります。

 

今回の出店に当たって新たに生み出されたのが、日本橋三越本店限定クッキー缶「ビジュー・ド・ビスキュイ プティリオン」です。日本橋三越本店の歴史や物語、その世界観への敬意をクッキー缶で表現し、本館外観をイメージした缶の側面には、三越の象徴的存在であるライオンの姿も。色は、三越の包装紙と同じスキャパリレッドが使われています。詰め合わせられているクッキーは、全6種類。新作の「ビスキュイ・スリジエ」は、本館に隣接した江戸桜通りの桜並木をイメージし、サワーチェリーとグロゼイユのジャムを、ほろりとした桜風味のクッキーでサンド。日本橋三越ゆかりの銘店食材を使用したクッキーもそろえ、「プティビズ・ダシカツオ」は、<にんべん>の香り高いかつおだしの旨味に、飛騨山椒の軽やかでさわやかな風味がアクセント。「ソレイユ・抹茶・セザム」は、<松北園>の香り高い抹茶を使った生地に香ばしい白ゴマを合わせた、口当たり軽やかなひと品です。新作の「サブレ・ココ・ジャスミン」は、ココナッツの香ばしさとジャスミンティーの芳醇な香りと旨味がマッチング。同じく新作の「プラリーヌ(きび糖)&マポロンは、ローストアーモンドにきび砂糖と天然塩で仕上げたプラリーヌとマカロン生地をじっくり焼き上げたラスクとなっています。そして、定番の「ディアマン・ショコラ」は、濃厚なエクアドル産カカオにゲランド産海塩がアクセント。「さまざまな味、香り、食感とともに、日本橋の歴史や文化、ストーリーをぜひ感じていただきたいですね」と、田中さんは話します。

 

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「ビジュー・ド・ビスキュイ プティリオン」

価格 3,402円(税込)

 

クッキー缶はほかにも、個包装のクッキーを詰め合わせにした「コフレ・グラン」が新作として今後順次登場する予定です。

そして、シグネチャーであり定番の「レガル・ド・チヒロ シュクレ缶」に詰められているのは、フロランタン、ガレット・ブルトンヌ、サブレ・ココ、クロッケ・オ・ザマンド、ディアマン・ショコラ、クロッカン・ノワゼットカフェ、ムラング・フランボワーズの7種類。一枚一枚丹念に焼き上げた田中シェフのクッキーづくりの原点ともいえるアソートとなっています。一方、「ビスキュイ・シンプリシテ」には、フランス産AOPバターや上質な小麦粉など、素材のひとつひとつにこだわり、その豊かな風味を存分に引き出した素朴で贅沢な味わいのビスキュイをびっしりと。シンプルを極めた奥深さが人気のひと品です。さらには、ハロウィンやクリスマス、バレンタインといった季節ごとのクッキー缶も続々と登場し、目が離せません。

 

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レガル・ド・チヒロ シュクレ缶

価格 5.221円(税込)

 

<カフェタナカ>を代表する定番商品。1枚1枚丁寧に焼きあげたレガル(おいしいご馳走)という想いが込められています。ひとつひとつ工夫された風味も食感もそれぞれなクッキー。焼きたてのおいしさを味わっていただくため、個包装はしていません。

 

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「ビスキュイ・シンプリシテ」

価格 2,997円(税込)

 

名前の通り、素朴でリーンな味わいを極めたクッキー。素材はAOPバター、上質な小麦粉、アーモンド、砂糖、卵。新しいデザインのクッキー缶、丸みのあるクラシックなデザインも新たな印象です。

 

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クッキー缶とともに注目したいのが、飛騨の山々で育つ日本ミツバチのはちみつが使われた、日本橋三越限定の2種の新作焼き菓子です。

「アマンドゥース・ミエル・ジャポネ」はアーモンドとマジパンを加えた生地がしっとり濃厚で、ハチミツのやさしい香りがあふれ出します。

「フィナンシェ バニーユ・スーペリュール」は、スペイン・マルコナ種のアーモンドパウダーや、蒜山高原のジャージー発酵バター、最高の香りと称されるタヒチ産バニラなど希少な素材が織り成す、上品で贅沢な味わいが魅力的。食材を生み出す生産者へのリスペクトがこめられた2品となっています。

 

 

このほか店頭には、新作の「レガル・ド・チヒロ ~テ・アールグレイ~」をはじめとする紅茶や、奥深い味わいのチョコレート菓子も。「ギフトとして誰かに差し上げるのはもちろん、ぜひご自身で味わって喜びを感じていただきたいですね」と、田中さん。「私たちのお菓子を味わいながら、大切なかたとおいしくて幸せなティータイム、コーヒータイムを過ごしていただければ、とてもうれしく思います」。

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カフェタナカ 代表取締役 グランシェフパティシエ

田中千尋(たなかちひろ)さん

 

愛知県名古屋市出身。自家焙煎珈琲専門店「タナカコーヒー」を創業した田中寿夫さんの長女として生まれ、父のコーヒーにあうお菓子を作りたいと、21歳で渡仏。本場のフランス菓子を学び、帰国後は実家の「タナカコーヒー 」を「カフェタナカ」としてリニューアルオープン。その後3つの支店を開き、2019年には、西アフリカのギニア湾に浮かぶサントメ・プリンシペ民主共和国のサントメ島に、自社管理の有機カカオ農園を開園、現地で働く女性支援にも注力。(社)愛知県洋菓子協会理事、(社)全日本ヴァンドゥーズ協会副会長としても活躍する。2024年10月、三越日本橋本店に出店。

 

※数量に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※価格はすべて、税込です。

※画像は一部イメージです。

 

 

 

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