着物は、お召しになる季節によって、
生地や仕立て方が変わります。
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透けていない生地で、素材は絹・ポリエステルなどがあります。
裏地(胴裏・八掛)が付いて、2枚あわせになっています。
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透けていない生地で、素材は絹・ポリエステル・木綿などがあります。「楊柳」(たてシボのある生地)など、単衣用のさらりとした生地もあります。
裏地は付けずに仕立てます。
居敷当(腰から下に付ける薄い白生地)や背伏(背縫いの補強用の細い生地)を付ける場合もあります。 -
透けている生地で、絽・紗の他、変わり織もあります。素材は絹・ポリエステル、麻など。
裏地は付けずに仕立てます。
居敷当(腰から下に付ける薄い白生地)を透け防止や補強のために付ける場合もあります。 背伏(背縫いに被せて付ける生地)を付けると補強になります。
- ※カジュアルシーンでは、季節の変わり目にはその日の天候次第で変えても構いません。
- ※帯や小物(半衿・帯揚げなど)は、若干季節に先駆けるのもおしゃれです。
- ※上記はあくまで参考となります。
フォーマルシーンとカジュアルシーンで異なる点があったり、天候次第で変更可能な場合もあります。